陽のあたる場所２

思考と嗜好

思考と嗜好23

『は？(°_°)

マジで！？Σ（ﾟдﾟlll）』


『多分カミさんだわ笑

みた瞬間心臓止まるかと思ったわ！笑』



それからまた夜に篤史に電話をして続きを話すことにした…


「え、さっきの話だけど本当に奥さんだったの！？」


「あぁ、多分間違いねぇ。

元カミさん、オフの時は買い物する時もメガネして出掛けるのさ。

メガネしてたしよ、間違いなく元カミさんだわ（笑）」


「そうなんだ…。最近調停で会ったばかりだし間違いないだろうね…。

つまりはそこに住んでるってこと？」


「買い物袋持って部屋の鍵開けていたから間違いなく住んでるんだろうな（笑）」


「マジかぁ…。

篤史は奥さんに見られなかったの！？」


「いや、それが俺さ

見学して家の外でたらさ、スマホを中に忘れてきたことに気づいたのさw

んで再び開けてもらってよw したらキッチンとこにスマホ忘れててよww

ンで、家出てきたらちょうど元カミさんが上がってきたのさ（笑）」


「凄いタイミングだね！？（笑）」


「だべ！？w

んでよ、ちょうど家出たらよ、その担当の兄ちゃんがやたら背高くてよw

俺はカミさんの方みて一瞬目が合ってかなと思ったけどw 多分あの兄ちゃんに隠れて向こうは気づいてないわww」


「そうなんだ！？ならいいけど…

それにしても何その偶然…w

北海道なんて広いのにまさかそんな偶然があるとは気持ち悪いわww

LINEみた瞬間鳥肌立ったわ！（笑）」


「だべ！？w

こっちなんて実際に会っちまったもんだから冷や汗かいたわっ！！ww

居候させてもらってる部下の黒田にも話したらよw

『専務なんスかそれw そんな偶然宝くじ当たる並みの確率じゃないっスか！？（笑）』

って言われたさ（笑）」


「ホントだよっ！（笑）

宝くじ並みの確率だしw さすが篤史ww

話のネタが絶えないわ（笑）」


「さすが俺だろ？w って、元々幸子が見つけてきた物件だからな！？ww

でもよ…

ちょうどスマホを内に忘れてて良かったわ！w

じゃなきゃよ…


ほんの数十秒の差で元カミさん会わないまま

何も気にせずそのまんま契約しちまってるとこだったわ！！！（笑）」