陽のあたる場所２

思考と嗜好

思考と嗜好17

2017年1月7日ーー

母親と電話した翌日、篤史が仕事で東京へとやってきたーー。


もちろん仕事が終わった後、２人で会ったワケで…


「そうなんだ！？

で、反応はどうだったの！？」


「今すぐに辞められても困るから、しばらく手伝いだけでもして欲しいってさ（笑）」


「なるほどね。で、手伝うの？」


「で、これは俺一人で決めずに奥さんになる幸子の意見聞いておこうと思ってさ♪

まだ返事はしてないわ！w

もうこれからは俺１人で決めずに何事も奥さんである幸子にちゃんと話してから決める事にしたからさっ！！」


「あははw ありがとう♪

まぁ会社辞めて、私達２人でそんなすぐに会社立ち上げられないだろうし、しばらくは手伝った方がいいんじゃない！？

まぁその間にせめて社長の居場所突き止めて、バックレられないように注意した方が良さそうだけどw

バックレられて篤史が借金地獄とかは嫌だからさっww」


「その事だけどよっ！

ボスの居場所はちゃんと分かったんだわっ！！」


「え！？ホント！？

やっぱり沖縄にいたの！？


…ってか誰に聞いたの！？（笑）」



「それがよw

例の調停で世話になってる弁護士から聞いたのさ（笑）」


「あ、やっぱり弁護士さん知ってたんだ！？w」


「俺がボスの居場所教えてくれたら３万円上乗せするって話したらw

まぁまぁその弁護士もいとも簡単に口割ってよww


…なんだかこっちが聞いてないことまでペラペラと話し出してきたわっ！！！（笑）」