293 / 771
真実の扉
真実の扉15
しおりを挟む
「確かに篤史の言う通りだよ。
普通に考えたらそうだと思う…。
でも、私達の常識とお兄ちゃん達の常識が違うから、今はどんなに話し合っても分かり合えないと思う…。
篤史のような人を知らないお兄ちゃんを世間知らずと捉える考えもあれば
お兄ちゃんのような普通の人間からみた一般常識を知らない人を世間知らずという見方もある。
そして世間知らずなのが悪いことではないと思う。
世の中、知らない方がいいこともある。知らないから上手くいってることもある。
だから、私や篤史の常識をお兄ちゃんや福永家のみんなに理解しろって押し付ける権利も私は無いと思うの。」
「……っ…。
そうなのかもしんねぇけどっ…!
おまえはそのまま家族と縁切って大丈夫なのか…!?」
「篤史、私は大丈夫だよ。
もう北海道行くって決めてるし、縁切る覚悟もできてるよっ!!
篤史もさ、これから社長になるんだし、これからは2人で会社のこと考えてこうよっ!!」
「なんかおまえには申し訳ないな…。
でもそう言って貰えるとマジで有難ぇわ…。
俺さ、もう加藤も亡くなっちまって…
俺にはもうおまえしかいねぇんだわ。
もう腹割って話せるヤツっておまえ以外誰1人居ないのさ…。
だからおまえだけは絶対に失いたくないっ!!
幸子、俺とずっと一緒に居てくれよな!?」
「うんっ!もちろんだよっ!
調停終わる頃にはちゃんと離婚して私も北海道行くからさ!
私もさ、真央とは音信不通だし、これから離婚するし、家族とはこれから縁切るし…
もうすべてを失って北海道行く覚悟してるからさっ!
篤史、これから2人で絶対幸せになろうねっ!!!」
普通に考えたらそうだと思う…。
でも、私達の常識とお兄ちゃん達の常識が違うから、今はどんなに話し合っても分かり合えないと思う…。
篤史のような人を知らないお兄ちゃんを世間知らずと捉える考えもあれば
お兄ちゃんのような普通の人間からみた一般常識を知らない人を世間知らずという見方もある。
そして世間知らずなのが悪いことではないと思う。
世の中、知らない方がいいこともある。知らないから上手くいってることもある。
だから、私や篤史の常識をお兄ちゃんや福永家のみんなに理解しろって押し付ける権利も私は無いと思うの。」
「……っ…。
そうなのかもしんねぇけどっ…!
おまえはそのまま家族と縁切って大丈夫なのか…!?」
「篤史、私は大丈夫だよ。
もう北海道行くって決めてるし、縁切る覚悟もできてるよっ!!
篤史もさ、これから社長になるんだし、これからは2人で会社のこと考えてこうよっ!!」
「なんかおまえには申し訳ないな…。
でもそう言って貰えるとマジで有難ぇわ…。
俺さ、もう加藤も亡くなっちまって…
俺にはもうおまえしかいねぇんだわ。
もう腹割って話せるヤツっておまえ以外誰1人居ないのさ…。
だからおまえだけは絶対に失いたくないっ!!
幸子、俺とずっと一緒に居てくれよな!?」
「うんっ!もちろんだよっ!
調停終わる頃にはちゃんと離婚して私も北海道行くからさ!
私もさ、真央とは音信不通だし、これから離婚するし、家族とはこれから縁切るし…
もうすべてを失って北海道行く覚悟してるからさっ!
篤史、これから2人で絶対幸せになろうねっ!!!」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
【完結】やさしい嘘のその先に
鷹槻れん
恋愛
妊娠初期でつわり真っ只中の永田美千花(ながたみちか・24歳)は、街で偶然夫の律顕(りつあき・28歳)が、会社の元先輩で律顕の同期の女性・西園稀更(にしぞのきさら・28歳)と仲睦まじくデートしている姿を見かけてしまい。
妊娠してから律顕に冷たくあたっていた自覚があった美千花は、自分に優しく接してくれる律顕に真相を問う事ができなくて、一人悶々と悩みを抱えてしまう。
※30,000字程度で完結します。
(執筆期間:2022/05/03〜05/24)
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
2022/05/30、エタニティブックスにて一位、本当に有難うございます!
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
---------------------
○表紙絵は市瀬雪さまに依頼しました。
(作品シェア以外での無断転載など固くお断りします)
○雪さま
(Twitter)https://twitter.com/yukiyukisnow7?s=21
(pixiv)https://www.pixiv.net/users/2362274
---------------------
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
悪役令嬢になった私は卒業式の先を歩きたい。――『私』が悪役令嬢になった理由――
唯野晶
ファンタジー
【シリアス悪役令嬢モノ(?)。分からないことがあるのは幸せだ】
ある日目覚めたらずっと大好きな乙女ゲーの、それも悪役令嬢のレヴィアナに転生していた。
全てが美しく輝いているセレスティアル・ラブ・クロニクルの世界。
ヒロインのアリシア視点ではなく未知のイベントに心躍らせる私を待っているのは楽しい世界……のはずだったが?
「物語」に翻弄されるレヴィアナの運命はいかに!?
カクヨムで先行公開しています
https://kakuyomu.jp/works/16817330668424951212
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
【アルファポリスで稼ぐ】新社会人が1年間で会社を辞めるために収益UPを目指してみた。
紫蘭
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスでの収益報告、どうやったら収益を上げられるのかの試行錯誤を日々アップします。
アルファポリスのインセンティブの仕組み。
ど素人がどの程度のポイントを貰えるのか。
どの新人賞に応募すればいいのか、各新人賞の詳細と傾向。
実際に新人賞に応募していくまでの過程。
春から新社会人。それなりに希望を持って入社式に向かったはずなのに、そうそうに向いてないことを自覚しました。学生時代から書くことが好きだったこともあり、いつでも仕事を辞められるように、まずはインセンティブのあるアルファポリスで小説とエッセイの投稿を始めて見ました。(そんなに甘いわけが無い)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる