陽のあたる場所２

真実の扉

真実の扉7

それから篤史は私と会う日まで珍しく事件も事故もなく23日当日を迎えた（笑）


当日、私はいつも通り仕事中に上野くんと話していて

私は恥ずかしくて上野くんに隠していたことをカミングアウトすることにした（笑）


「実はさ、あれからまた一度占い行っちゃったんだよね（笑）

今度は前回とは違うとこで、友達に勧められてたタロット占いのお店でさ（笑）」


「マジっすか！？ww

今度もまた高円寺ですか！？（笑）」


「ううんw 今度は新宿だよ♪

あんま占いばっか行ってるとオカルト好きと思われそうで行くか迷ってたんだけどw

こないだ悪いことばかり言われたから、気にしないようにしようとは思ってもやっぱりちょっと心に引っかかっちゃっててさw

とりあえず誰かいい事言ってくんないかなと思って行ってみたよね（笑）」


「アハハっw 今度はタロットですか！？（笑）

でも確かに悪いこと言われたままだと確かに後味悪いのは分かりますっ！（笑）」


「タロット占いなんて占いの中でも一番胡散臭いと思っててさw

勧められた時は『今度私も行ってみるね～♪』とか言いながらずっと行かずにそのままだったんだけどさww

もう来年には北海道行っちゃうから、最後にその友達と会う時に、『私も行ってきたよ♪』って話のネタにもしようかと思ってさ♪（笑）」


「…え、実際タロットってどうだったんですか！？

俺、タロットカードとか全くそうゆうの理解できなくて…。」


「私もさ、手相や人相って統計学でなんとなく理解できるんだけど、

タロットって占い師が自分で勝手にカードきっちゃうから理解できないし、信用してなかったんだけどさ…


それが実際に行ってみたらビックリするほど、私の近況や人間関係を言い当てられちゃったのっ！！（笑）」