陽のあたる場所２

誘惑とジェラシー

誘惑とジェラシー11

『ぇえっ！？大丈夫！？ヽ(；▽；)ノ」


『また入院だよ（笑）

幸子は仕事終わったかい？

ボスから連絡きたか？』


『今仕事終わったよ

ボスからは連絡きてないよ(。-∀-)』


『今ボスにかけてやるわ！』


『いいけど、ボスに余計な催促したりしなくていいからね（ ; ; ）ボスを責めるような言い方しないでね！？(>_<)』



それから数分後、篤史から電話が掛かってきた…。


「ボスと連絡とれたわ！」


「ホント！？ありがと…でも篤史大丈夫！？喉痛いだろうしLINEでいいよ！？」


「大丈夫だ。こんなのすぐ治るさw


ボスはもう会合は終わってるらしいんだけどよ？

取引先の接待でちょっと遅くなるかもしんねぇってよ。

馴染みの人で久々に会うらしくてさ。」



「そうなんだ？じゃあとりあえず新宿で待ってるよ♪」


「９時までに連絡できなかったら今日は厳しいってよ！

だから幸子は一旦家帰ってろっ！！」


「家帰ったらまた出てくるの面倒だし、歌舞伎町でこのまま待ってるよ！」


「夜の歌舞伎町なんて危険だし、とにかく一旦帰れっ！」


「カフェかなんかに入って時間潰すから大丈夫っ！

もし会えるなら会いたいし、家に帰ってから出てくると遅くなっちゃうからさ…

それこそ遅くなって帰れなくなってホテルに誘われたりしたら嫌だし（笑）」


「あのよ、その話だけどよ？

さっきボスに直接聞いてみたんだわっ！」


「…は？

まさかボスがダブルの部屋を予約してる話！？」


「あぁw そうさ（笑）」


「篤史もよく聞けるねぇ！？ww

さすがだわ…（笑）」


「だろ？ww

俺は何でもお構いなしに聞いちゃうもんね（笑）

でも俺もよ？ちゃんと当たり障りないように聞いたさ！w

『社長、今日は誰かと泊まる予定なんですか？』ってさ（笑）」


「う～ん…w」


「俺がパスワード知ってるのボスも知ってるからそれぐらい聞いても大丈夫だっ！（笑）」


「そっかw 確かにそれなら聞いても普通かもねっ！（笑）」


「そしたらよ？

やっぱりあのエロジジイは幸子をホテルに招くつもりだっらしくてよっ！？

全部さらりと暴露してきやがって…


『客室でリラックスした方が幸子さんともゆっくり話できるだろ？』

とか言いやがったのさっ！！」