陽のあたる場所２

誘惑とジェラシー

誘惑とジェラシー7

「ぁあっ！？

あの女の話かよ！？勘弁してくれっ！！

あの女と戻る気は一切ねぇわっ！！

向こうが何を言ってこようが、100%…いや200%、俺は一切戻る気は有りませんっ！！！」


「まぁ元奥さんは確かにもう戻る気ないかもしれないけどさ…

篤史は他の女性にも言い寄られることもあるでしょ？」


「そんな女いようが一切興味ねぇって！

俺はお前にしか興味ねぇからっ！！」


「篤史はさ、そうやっていつも向こうから寄ってくる女性は全部蹴散らしてさ？

女性を寄せ付けないようにしてるけどさ……」


「だって、俺嫌なんだわっ！

当時俺はヤーさんだったし、それを知っててそうゆうのが好きで近づいて来る女って俺嫌いなんだわっ！！」


「でも篤史が社長になったら、それはそれでそうゆう肩書きやお金が好きな女性がまた寄ってくると思うよ（笑）」


「だから、ンな女には一切興味ねぇよっ！

俺には幸子しかいねぇんだからっ！！」


「そんな事言ってさ、元奥さんだって最初は興味なくて蹴散らしてたのに…

結局向こうのアプローチの強さに負けて、その元奥さんになびいて結婚までしちゃったワケでしょ！？（笑）」


「……。

あぁ、確かにそうだわ…w

その通り過ぎてなんも言い返せねぇわ…（笑）」


「別にそうやって篤史を責めたいわけじゃないけどさ

ただ不安なのは私だって一緒だよ？ってことっ！」


「確かに幸子の気持ちは分かった…。

でも俺さ、自分からこんなに好きになったのマジでお前が初めてだからっ！


俺、これまでの人生で今まで付き合った女なんて2、3人しかいねぇんだわ。


俺は10代からそっちの道に入って、それからずっとずっと仕事人間だったしよ？恋愛だとか別に大して興味なく生きてきたからよ…

ボスからも結婚なんてできないって言われてきたしよ…。


だからこんなに好きになったのはお前が初めてなんだわっ！

お前を他の誰より愛してるっ！！


…それだけはマジで信じて欲しいっ！！！」