陽のあたる場所2

こたろ

文字の大きさ
上 下
191 / 771
涙の披瀝

涙の披瀝9

しおりを挟む
篤史は慌てて両手を使って涙をゴシゴシ拭いていた…w


私は何もできず、ただただ篤史の真っ赤な目を見つめていた…。


「こんな目じゃ恥ずかしいな…w」


「大丈夫だよ…

色付きメガネでよく見えないからさ…w」


私がそう言っても、篤史は鏡をみながら目を気にしていたw


それから2人で夕食を食べに行き、また話の続きをしていた…。


「もうっ!

篤史はさ、前回私の為に東京にも家を用意するとか話してたけど

そんな悪いことしてまで私はそんなの望んでないからね!?」


「いや、幸子それは大丈夫だっ!

ちゃんとそっちで稼いだ金は分けてある!

だからお前にはちゃんとキレイな金しか使わねぇからっ!」


「あのね…

そうゆう問題じゃないからっ!!w

まったく、何が”善良な一般市民”よっ!!ww


も~っ加藤さんがこんな事知ったら怒ってるよ!?」


「だろうな…w

もしかしたら…あの世からみていて、今頃怒ってるかもな…。

幸子…本当にすまない……。」


「私はいいけど…加藤さんは×××のことで篤史に怒られたのにさ、

『お前はどうなんだ!?』って言われちゃうよ!?w」


「ホントだよな…w

加藤にもわりぃことしたな…。

すまんな、加藤…。」


篤史はそう言った後、軽く合掌をしていた…。


「ごめんね…もうこの話はやめよっかw

なんか楽しい話でもしよっ!」


「そうだなw

明日の計画でも立てるか♪」


夕食が食べ終わる頃には、篤史もすっかり元気になっていて、

さっきまで涙していたのが嘘かのように、今度は調子に乗り出して…w


「その前に…

早く部屋戻ってHするべっ!!(笑)」


と、私を急かしw とりあえず2人で部屋に戻ることにした(笑)


部屋に戻ると…


「やべっ!専務からメールだっ!」


「だから専務じゃなくて社長でしょ!?(笑)

大丈夫?仕事のメールじゃない?」


「ったく!ボスめっ!!

なんでこうやっていつもいい時に邪魔ばっか入るんだっ!?」


篤史はそう言いながらメールを開くと……



「アッハハハハハハハっ!!」


「え?何!?」


「あのエロジジイw これから熊本のデリヘル360分コース、24000円 だとよ!!(笑)」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

孤独な戦い(1)

Phlogiston
BL
おしっこを我慢する遊びに耽る少年のお話。

側妻になった男の僕。

selen
BL
国王と平民による禁断の主従らぶ。。を書くつもりです(⌒▽⌒)よかったらみてね☆☆

僕を愛して

冰彗
BL
 一児の母親として、オメガとして小説家を生業に暮らしている五月七日心広。我が子である斐都には父親がいない。いわゆるシングルマザーだ。  ある日の折角の休日、生憎の雨に見舞われ住んでいるマンションの下の階にある共有コインランドリーに行くと三日月悠音というアルファの青年に突然「お願いです、僕と番になって下さい」と言われる。しかしアルファが苦手な心広は「無理です」と即答してしまう。 その後も何度か悠音と会う機会があったがその度に「番になりましょう」「番になって下さい」と言ってきた。

光のもとで2

葉野りるは
青春
一年の療養を経て高校へ入学した翠葉は「高校一年」という濃厚な時間を過ごし、 新たな気持ちで新学期を迎える。 好きな人と両思いにはなれたけれど、だからといって順風満帆にいくわけではないみたい。 少し環境が変わっただけで会う機会は減ってしまったし、気持ちがすれ違うことも多々。 それでも、同じ時間を過ごし共に歩めることに感謝を……。 この世界には当たり前のことなどひとつもなく、あるのは光のような奇跡だけだから。 何か問題が起きたとしても、一つひとつ乗り越えて行きたい―― (10万文字を一冊として、文庫本10冊ほどの長さです)

【アルファポリスで稼ぐ】新社会人が1年間で会社を辞めるために収益UPを目指してみた。

紫蘭
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスでの収益報告、どうやったら収益を上げられるのかの試行錯誤を日々アップします。 アルファポリスのインセンティブの仕組み。 ど素人がどの程度のポイントを貰えるのか。 どの新人賞に応募すればいいのか、各新人賞の詳細と傾向。 実際に新人賞に応募していくまでの過程。 春から新社会人。それなりに希望を持って入社式に向かったはずなのに、そうそうに向いてないことを自覚しました。学生時代から書くことが好きだったこともあり、いつでも仕事を辞められるように、まずはインセンティブのあるアルファポリスで小説とエッセイの投稿を始めて見ました。(そんなに甘いわけが無い)

皇帝陛下の愛娘は今日も無邪気に笑う

下菊みこと
恋愛
愛娘にしか興味ない冷血の皇帝のお話。 小説家になろう様でも掲載しております。

少年ペット契約

眠りん
BL
※少年売買契約のスピンオフ作品です。 ↑上記作品を知らなくても読めます。  小山内文和は貧乏な家庭に育ち、教育上よろしくない環境にいながらも、幸せな生活を送っていた。  趣味は布団でゴロゴロする事。  ある日学校から帰ってくると、部屋はもぬけの殻、両親はいなくなっており、借金取りにやってきたヤクザの組員に人身売買で売られる事になってしまった。  文和を購入したのは堂島雪夜。四十二歳の優しい雰囲気のおじさんだ。  文和は雪夜の養子となり、学校に通ったり、本当の子供のように愛された。  文和同様人身売買で買われて、堂島の元で育ったアラサー家政婦の金井栞も、サバサバした性格だが、文和に親切だ。  三年程を堂島の家で、呑気に雪夜や栞とゴロゴロした生活を送っていたのだが、ある日雪夜が人身売買の罪で逮捕されてしまった。  文和はゴロゴロ生活を守る為、雪夜が出所するまでの間、ペットにしてくれる人を探す事にした。 ※前作と違い、エロは最初の頃少しだけで、あとはほぼないです。 ※前作がシリアスで暗かったので、今回は明るめでやってます。

キンモクセイは夏の記憶とともに

広崎之斗
BL
弟みたいで好きだった年下αに、外堀を埋められてしまい意を決して番になるまでの物語。 小山悠人は大学入学を機に上京し、それから実家には帰っていなかった。 田舎故にΩであることに対する風当たりに我慢できなかったからだ。 そして10年の月日が流れたある日、年下で幼なじみの六條純一が突然悠人の前に現われる。 純一はずっと好きだったと告白し、10年越しの想いを伝える。 しかし純一はαであり、立派に仕事もしていて、なにより見た目だって良い。 「俺になんてもったいない!」 素直になれない年下Ωと、執着系年下αを取り巻く人達との、ハッピーエンドまでの物語。 性描写のある話は【※】をつけていきます。

処理中です...