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恩讐の乱
恩讐の乱19
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「…え、それはやめてよっ!
加藤さんの奥さんの人間性がどんなであれ、子供からしたらお母さんなんだよ!?
お父さん亡くなった今、お母さんまで中国に飛ばされたら、子供たちどうなるのよ!?
子供たちに罪はないでしょ!?」
「………。
分かってる……。
あの女の子供は奴の子供でもある……。
だから明日そのオヤジが来たら、『とにかく穏便に頼みます』って俺から頼んでおくわ。」
「そこは篤史からちゃんと伝えてあげてね。加藤さんの為にもさ…。」
「あぁ、幸子がそう思うなら俺もちゃんと幸子の考え伝えるからよ!
お前がいるから今の俺がいるんだ!
じゃなかったら…俺は今ここにいねぇかもしんねぇさ…。」
「またまたw んな大袈裟な(笑)」
「いや、マジでお前には感謝してるさ。
幸子がいなかったら、俺も奴のカミさん中国飛ばすの賛成してたかもしんねぇ…。
今までさ、専務はそうゆう女性を風俗に落としたり、裏飛ばしするのも当たり前だったからさ…。
けどお前といたら、俺もそんな事賛成できねぇ…。もうそうゆうの勘弁だわ…。
だからさ、お前に占い師の話された時ムカついたけど、よく考えたら敢えて悪りぃこと言われて、ありがてぇ…って思ったのさ。」
「あのさ篤史、篤史は以前私に『お前はデリヘル向いてないっ!』って言ってたじゃん…?」
「あぁ、俺はお前と会った瞬間にそう思ったさ(笑)」
「それ言われてさ、私デリヘルでそれなりに指名もとれてたし『そんなことないっ!』って思ってたけどさ
最近『確かにそうかも』って思ったの…。
私はさ、好奇心からデリヘルはじめて、最初からお金の為に必死でやってる子とは確かに違かったし…。
こないだバーテンで働いてる元ホストの友達が言ってたんだけどさ、
『ホストやキャバ嬢や風俗嬢は、優しさがあるとやってけない、ある程度腐ってないとやっていけない』
って話しててさ…w 確かにそうかも…って思ったよ(笑)
『お金が大好きで、がめつい人間じゃなきゃ続けられない』って言われてさ(笑)」
「そりゃそうさ(笑)」
「だからさ、そうゆう仕事ってある意味冷血にならないと続けられないんだと思う…。
だから”情がある人間”には基本的に向いてないんだと思った……。
だから私思ったんだけどさ…
多分篤史もヤクザには向いてなかったんじゃない…?」
加藤さんの奥さんの人間性がどんなであれ、子供からしたらお母さんなんだよ!?
お父さん亡くなった今、お母さんまで中国に飛ばされたら、子供たちどうなるのよ!?
子供たちに罪はないでしょ!?」
「………。
分かってる……。
あの女の子供は奴の子供でもある……。
だから明日そのオヤジが来たら、『とにかく穏便に頼みます』って俺から頼んでおくわ。」
「そこは篤史からちゃんと伝えてあげてね。加藤さんの為にもさ…。」
「あぁ、幸子がそう思うなら俺もちゃんと幸子の考え伝えるからよ!
お前がいるから今の俺がいるんだ!
じゃなかったら…俺は今ここにいねぇかもしんねぇさ…。」
「またまたw んな大袈裟な(笑)」
「いや、マジでお前には感謝してるさ。
幸子がいなかったら、俺も奴のカミさん中国飛ばすの賛成してたかもしんねぇ…。
今までさ、専務はそうゆう女性を風俗に落としたり、裏飛ばしするのも当たり前だったからさ…。
けどお前といたら、俺もそんな事賛成できねぇ…。もうそうゆうの勘弁だわ…。
だからさ、お前に占い師の話された時ムカついたけど、よく考えたら敢えて悪りぃこと言われて、ありがてぇ…って思ったのさ。」
「あのさ篤史、篤史は以前私に『お前はデリヘル向いてないっ!』って言ってたじゃん…?」
「あぁ、俺はお前と会った瞬間にそう思ったさ(笑)」
「それ言われてさ、私デリヘルでそれなりに指名もとれてたし『そんなことないっ!』って思ってたけどさ
最近『確かにそうかも』って思ったの…。
私はさ、好奇心からデリヘルはじめて、最初からお金の為に必死でやってる子とは確かに違かったし…。
こないだバーテンで働いてる元ホストの友達が言ってたんだけどさ、
『ホストやキャバ嬢や風俗嬢は、優しさがあるとやってけない、ある程度腐ってないとやっていけない』
って話しててさ…w 確かにそうかも…って思ったよ(笑)
『お金が大好きで、がめつい人間じゃなきゃ続けられない』って言われてさ(笑)」
「そりゃそうさ(笑)」
「だからさ、そうゆう仕事ってある意味冷血にならないと続けられないんだと思う…。
だから”情がある人間”には基本的に向いてないんだと思った……。
だから私思ったんだけどさ…
多分篤史もヤクザには向いてなかったんじゃない…?」
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