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悲歎の果て
悲歎の果て32
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「良かった♪それ聞いてちょっと安心したよ。
今日ホントに歌舞伎町で良かったのかな?って思ってたからさ…。」
「久々に来て良かったわ!奴との思い出のあのケンタッキーも観れたし♪(笑)」
「きっと加藤さんに話したら、加藤さんも懐かしがるだろうね♪
加藤さん早く退院できるといいけど…。」
「俺も奴がいつ退院できるかとか詳しいことまでは聞いてないんだ…。
でも退院したらさ、俺は奴を更生させたいっ!
なんとしても×××をやめさせたい!
こうなったのには俺にも責任がある。
もしかしたら今まで俺がトントン拍子に出世して、奴のプライドを傷つけてしまったのかもしれない…。
あの頃は自分が出世することに必死で、奴がどんな事思っていたのか考えてもやれなかった…。
もしかしたら俺が仕事に夢中になっていて奴は俺に言いたい事も言えなかったのかもしれない…。」
「確かにそれも一理あるかもしれない…。
だからと言って決して篤史が全責任を負う必要はないとは思うけど、とりあえず子供の為にもなんとか×××はやめさせたいよね…。」
「あぁ、今日歌舞伎町来てさ、やっぱり奴と昔のように戻りたいって思ったさ。
別に昔のようにヤーさんに戻りたいワケじゃねぇぞ?(笑)」
「そんなの分かってるよ(笑)」
「昔のように奴と連んでバカみたいに笑いたいだけなんだ…。」
「加藤さんもきっとそれを望んでいると思うよ。」
「だといいんだけどなw
……あのさ、幸子
やっぱり一緒に北海道で暮らす気はないのか?」
「………。
今すぐはまだ考えられないよ…。
まだ離婚もしてないし、もし今後子供でも出来たら考えるけど…」
「子供なんていつ出来るか分かんねぇじゃねーか!
それまで別々に住む気か!?
俺は幸子とずっと一緒にいたいさ!
俺は本気なんだっ!幸子、北海道きて欲しいっ!
幸子と一緒に暮らしたいんだっ!」
今日ホントに歌舞伎町で良かったのかな?って思ってたからさ…。」
「久々に来て良かったわ!奴との思い出のあのケンタッキーも観れたし♪(笑)」
「きっと加藤さんに話したら、加藤さんも懐かしがるだろうね♪
加藤さん早く退院できるといいけど…。」
「俺も奴がいつ退院できるかとか詳しいことまでは聞いてないんだ…。
でも退院したらさ、俺は奴を更生させたいっ!
なんとしても×××をやめさせたい!
こうなったのには俺にも責任がある。
もしかしたら今まで俺がトントン拍子に出世して、奴のプライドを傷つけてしまったのかもしれない…。
あの頃は自分が出世することに必死で、奴がどんな事思っていたのか考えてもやれなかった…。
もしかしたら俺が仕事に夢中になっていて奴は俺に言いたい事も言えなかったのかもしれない…。」
「確かにそれも一理あるかもしれない…。
だからと言って決して篤史が全責任を負う必要はないとは思うけど、とりあえず子供の為にもなんとか×××はやめさせたいよね…。」
「あぁ、今日歌舞伎町来てさ、やっぱり奴と昔のように戻りたいって思ったさ。
別に昔のようにヤーさんに戻りたいワケじゃねぇぞ?(笑)」
「そんなの分かってるよ(笑)」
「昔のように奴と連んでバカみたいに笑いたいだけなんだ…。」
「加藤さんもきっとそれを望んでいると思うよ。」
「だといいんだけどなw
……あのさ、幸子
やっぱり一緒に北海道で暮らす気はないのか?」
「………。
今すぐはまだ考えられないよ…。
まだ離婚もしてないし、もし今後子供でも出来たら考えるけど…」
「子供なんていつ出来るか分かんねぇじゃねーか!
それまで別々に住む気か!?
俺は幸子とずっと一緒にいたいさ!
俺は本気なんだっ!幸子、北海道きて欲しいっ!
幸子と一緒に暮らしたいんだっ!」
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