陽のあたる場所2

こたろ

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愛の音

愛の音7

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「え!?×××で捕まったんじゃないの!?」


「あぁ、奴が昨日居酒屋で飲んでたらしいんだけどさ、

また大分酔って、後ろの席にいた奴がうるさかったかなんかで、頭にきて殴ったらしくてさ…

警察沙汰になって、昨日奴のカミさんから連絡きてさ、

俺も警察行って、警察からそう聞いたんだわ。」


「なんでこんな状況で更に傷害事件なんて……。」


「奴、もう会社クビになるわ。

朝、×××の件もボス(社長)と専務に話したさ…。」


「…っ!!

え!?なにもわざわざ篤史からそんなこと言わなくてもっ!」


「今回捕まった事で×××の件もどうせ警察にバレるさ。

だから結局同じことだ…。」



「確かにそうかもしれないけど……

まだわかんないし…篤史はそれでいいの!?

加藤さんが辞めることになってもいいの!?」



「知らねぇよっ!奴もいい加減にしてくれってのっ!!

どんだけ周りに迷惑かけたら済むんだよ!?

俺もそこまで面倒見切れねぇってんだっ!」




「……。

ごめん…、篤史も加藤さんの上司だし、確かに後で板挟みになったら大変だもんね……。」




「今回はボスも専務もカンカンさっ!

俺は奴のせいで2人から八つ当たりされて大変なんだわっ!!

これからボスと専務と、奴の処分を考える。

正直、奴はもう自分で×××をやめるのは厳しいかもしれねぇ……。


だから薬物中毒者の更生施設に入れるかなんかしないと無理かもしんねぇわ…。

今日仕事終わってからまたボス達と話してくるさ。」
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