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愛の音
愛の音5
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以前真央が『現実は小説より奇なり』って話をしていたけど、ホントにそうだと思う。
人間の発想力以上に現実は奇天烈だったりする(笑)
私の場合はそもそも発想力が乏しいから基本的にノンフィクションしかかけないって話なんだけど(笑)
私の現実は充分に小説より奇な生活を送っている気がする(笑)
「福永さんっ!久しぶりだねっ!!」
相原くんと話し終わると、今度は中2の時に同級生だった”佐川くん”が話しかけてきた。
「佐川くん久しぶりだね♪
でも佐川くんとはチョロっとおなべ時代にも会ってるからなんか今の姿見られるの恥ずかしいね(笑)」
「そんなことないよっ!
良かった♪今日来てくれて♪」
「アハハっwありがとう♪
こんなスナックのママみたいな声で恥ずかしいけど(笑)」
「大丈夫だよ♪福永さんは福永さんだしっ!
俺らさ、中学時代いつも田中達と『福永さんいいよなぁ~!』って話してたんだよ!!」
「…は?えっ!?
冗談でしょ!?w
よく言うよw 今まで話しかけてもくれなかったじゃん!?(笑)」
「俺さ、中学ん時大野達に虐められてたしさ、もし福永さんに話しかけたら
『お前何調子こいて福永さんに話しかけてんだよ!?』
とか言われそうで怖くて話しかけらんなかったんだよ…。」
「…は?何それ!?w」
「しかもさ、福永さんてよく独りでいたじゃん!?
俺らがいつも『福永さんいいよなぁ!』とか話してるもんだから、もしかして女子達に聞かれてハブられてるんじゃないかって心配でさ…。
だから俺らが話しかけると逆効果かな?って…。
女子ってそうゆうのあるじゃん!?」
「え?何それ!?w
そんな事まで考えてくれてたの!?」
「そうだよっ!
しかも福永さんはさ、お兄さんもいたじゃん!?
俺テニス部で一緒だったんよ♪
お兄さんも爽やかで優しくて、頭も良くて…
ホント福永さんとこは兄妹して素敵だなぁってみんなで話しててさ♪」
「何それ……
私はむしろみんなに嫌われてると思ってたし、学校なんて大嫌いだったよ……。
そんな…今更……」
「だから福永さんはさ…
俺らの”アイドル”だったんだよっ!!」
人間の発想力以上に現実は奇天烈だったりする(笑)
私の場合はそもそも発想力が乏しいから基本的にノンフィクションしかかけないって話なんだけど(笑)
私の現実は充分に小説より奇な生活を送っている気がする(笑)
「福永さんっ!久しぶりだねっ!!」
相原くんと話し終わると、今度は中2の時に同級生だった”佐川くん”が話しかけてきた。
「佐川くん久しぶりだね♪
でも佐川くんとはチョロっとおなべ時代にも会ってるからなんか今の姿見られるの恥ずかしいね(笑)」
「そんなことないよっ!
良かった♪今日来てくれて♪」
「アハハっwありがとう♪
こんなスナックのママみたいな声で恥ずかしいけど(笑)」
「大丈夫だよ♪福永さんは福永さんだしっ!
俺らさ、中学時代いつも田中達と『福永さんいいよなぁ~!』って話してたんだよ!!」
「…は?えっ!?
冗談でしょ!?w
よく言うよw 今まで話しかけてもくれなかったじゃん!?(笑)」
「俺さ、中学ん時大野達に虐められてたしさ、もし福永さんに話しかけたら
『お前何調子こいて福永さんに話しかけてんだよ!?』
とか言われそうで怖くて話しかけらんなかったんだよ…。」
「…は?何それ!?w」
「しかもさ、福永さんてよく独りでいたじゃん!?
俺らがいつも『福永さんいいよなぁ!』とか話してるもんだから、もしかして女子達に聞かれてハブられてるんじゃないかって心配でさ…。
だから俺らが話しかけると逆効果かな?って…。
女子ってそうゆうのあるじゃん!?」
「え?何それ!?w
そんな事まで考えてくれてたの!?」
「そうだよっ!
しかも福永さんはさ、お兄さんもいたじゃん!?
俺テニス部で一緒だったんよ♪
お兄さんも爽やかで優しくて、頭も良くて…
ホント福永さんとこは兄妹して素敵だなぁってみんなで話しててさ♪」
「何それ……
私はむしろみんなに嫌われてると思ってたし、学校なんて大嫌いだったよ……。
そんな…今更……」
「だから福永さんはさ…
俺らの”アイドル”だったんだよっ!!」
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