陽のあたる場所２

愛の音

愛の音2

的場が会場のドアを開くと、既に30人近く仲間が集まっていた。


「的場やめろって！ww

そんな大声出さなくていいからっ！ww」



すると、すかさず男軍団の『お～～っ！！』という歓声が上がった（笑）



「フクじゃねーかっ！！」


「マジで女に戻りやがって！！（笑）」


「ホントお前はスゲー人生だなっ！！（笑）」


登場するなり、男軍団みんなにいろいろ言われ…w



「とりあえずお前、ココ座れってっ！！」


的場同様、当時不良グループの中に座らされた（笑）


「お前最近こなかったじゃねぇかよ！？

何してたんだよw」



「ホントだよっ！連絡もよこさずに何してたんだ！？」


不良グループのみんなに押され気味になり……w



「何してたって…うるせぇな！w



”主婦”してたんだよっ！！（笑）」




そう返すと、ドッ！と笑いが起きた（笑）



「アハハハハっ！

お前やっぱ最高だわっ！！」



「え、何？フク、ホントに結婚してんの！？」


「は？マジ！？

相手は男！？女！？」


「お前、ちょっと詳しく教えてもらおうじゃねーの！（笑）」



ぐいぐいと質問攻めする彼らを尻目に私は
……


「うるせぇなっ！

今日はお前らに会いに来たワケじゃねぇんだよっ！！（笑）

今日来たのは理由があってさ♪

みんなまた後でゆっくり話そうぜっ！！」


そう返すと私は席を外し、1人の男性の前に駆け寄った…。



「相原くんっ！久しぶりっ！」



「あ…え？

 あ～！福永さん久しぶりっ！




って、一体”声”どうしたのっ！？」