陽のあたる場所２

不倫の定義

不倫の定義18

私は2人の返答も待たずに1人ベラベラと喋っていたーー。


別に仮面夫婦だなんて私が勝手に思っているだけで、浩志さんは私を好きでいてくれてるのも分かってる‥‥。


だからこそ、『俺の子供が出来たら、さっちゃんはもう俺と別れられへん！』ばりに浩志さんはいつも妊娠させることに執着していたのだ‥‥。


ごめんね、浩志さん

あなたの思惑とは逆に妊娠したらあなたとはサヨナラ‥‥。



だってさ

金遣い荒くてお金のないあなたより、シングルマザーになって”母子手当”をもらう方が得だもん（笑）


だからこそ、もしこのまま亡くなったらーーー？


「心配すんな！そんな占いなんて当たらねーから！ww

死なねーから！！（笑）」



ケースケさんはいつもこうゆうスピリチュアルな話には否定的だ‥‥。


まぁ、普通の男性は興味ない人が多いんだろうけど‥‥。



「当たらなくてもいいですよ（笑）

そもそも当たらない方がいいですしw


でもどっちにしても、9月まではおとなしく待ちます（笑）」


「ふーん。とりあえず占いは置いといてさ

お前ほんとにその北海道のヤツと一緒になる気なの？」


「今すぐどうこうではないですけど、とりあえず付き合っていこうかと‥‥。」


「お前なぁ、北海道のヤクザなんてタチの悪い奴いっぱいいるぞ？」


「今はヤクザじゃないですし、別に昔の話ですから気にしないですよ！」



「あのなぁ！

お前はすぐに人を信用すんじゃねーよ！！」