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沈黙の部屋
沈黙の部屋4
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アリスが来て約一週間が経った頃、俺はもう限界だった‥‥。
毎日、『鬱でつらい』と言い寝込んでるアリスに‥‥。
もともと旦那さんと喧嘩して家出してきたというアリスを受け入れてしまった俺も俺だけど‥‥
この頃俺は真央に会えない寂しさと孤独心からただただ誰かを抱きたい欲求を抑えられず、アリスの事を受け入れてしまった‥‥。
『毎日俺の帰りに欲しいものだけ頼みやがって!
抱かせてもくれないなら帰れよ‥‥。』
俺は夜のうちに、明日の朝こそは言ってやる!と、決意を固めて寝ることにした。
翌朝は早く起き、早めに仕事に行く準備を済ませ『よしっ!』と気合いを入れてからアリスを揺さぶり起こした。
「アリス、おはよ。
わりぃな。無理矢理起こして‥‥。」
アリスは起きたようだけど、まだ目を瞑ったまま寝たふりをしている‥‥。
「アリス、起きてんだろ?
そのままでいいからちょっと話がある‥‥。」
アリスは目を瞑ったまま、微動だにしない‥‥。
「あのさ、悪いけど‥‥
もう出て行ってくれないかーー?」
毎日、『鬱でつらい』と言い寝込んでるアリスに‥‥。
もともと旦那さんと喧嘩して家出してきたというアリスを受け入れてしまった俺も俺だけど‥‥
この頃俺は真央に会えない寂しさと孤独心からただただ誰かを抱きたい欲求を抑えられず、アリスの事を受け入れてしまった‥‥。
『毎日俺の帰りに欲しいものだけ頼みやがって!
抱かせてもくれないなら帰れよ‥‥。』
俺は夜のうちに、明日の朝こそは言ってやる!と、決意を固めて寝ることにした。
翌朝は早く起き、早めに仕事に行く準備を済ませ『よしっ!』と気合いを入れてからアリスを揺さぶり起こした。
「アリス、おはよ。
わりぃな。無理矢理起こして‥‥。」
アリスは起きたようだけど、まだ目を瞑ったまま寝たふりをしている‥‥。
「アリス、起きてんだろ?
そのままでいいからちょっと話がある‥‥。」
アリスは目を瞑ったまま、微動だにしない‥‥。
「あのさ、悪いけど‥‥
もう出て行ってくれないかーー?」
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