陽のあたる場所

こたろ

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光と闇

光と闇1

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俺が誕生会に翠ちゃんを呼んだことは本当に良かったのかどうか…

『火をつけたのはアンタ』と言われると実はは余計な事をしてしまったんじゃないかと不安にもなっていたけど……


「翠ちゃん可愛いかったなぁ…

萌え~…♪」


将吾くんはあれから仕事中もすっかり翠ちゃんの虜になってしまっていてw

ここまでくると、とにかく2人が上手くことを祈るのみだ(笑)


だけど相変わらずそれから進展もなく、将吾くんのその様子はまるで

アイドルの追っかけをして妄想で心を満たす”疑似恋愛”のようで……(笑)


「……はぁ…

同情するよ……。」


シゲルは呆れた顔で将吾くんにそう言い放っていた(笑)


それでも将吾くんはシゲルの呆れ顔にも気づいていないのか…w


「シゲルさんも翠ちゃんの可愛さに驚いたっしょ!?」


将吾くんにそう言われると、今度は首を傾げながら……w


「将吾……おまえ可哀想なヤツだな…(笑)」


と苦笑いしていた(笑)


そしてシゲルに相手にされなくなると、今度は俺にずっと翠ちゃんの良さを語ってくるもんだからww


「うるせぇっww

この恋愛障害者がっ!!(笑)」


俺がそう言い放っても怒らないくらい将吾くんは夢心地な表情をしていた(笑)


「翠ちゃんの良さが分からないみんなの方が可哀想だっ!」


将吾くんがそんなことを言ってももう誰も相手にしなくなってw

俺はその様子をみて一人で陰ながら笑っていた(笑)


家に帰って、俺はそんな将吾くんの様子を宗介に話すと……


「アハハハハっ!

将吾くん、完全に恋の魔法にかかってますね!(笑)」


と、爆笑していた(笑)



そしてこの日の夜、突然”ジュニア”から電話がかかってきた…。



「フクさん、実はちょっと相談があるんですが……今大丈夫ですか!?」
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