陽のあたる場所

悲壮の連鎖

悲壮の連鎖7

「…だってさ、

俺はそこまで誰かを好きになった事がないから…

そうやって将吾くんみたいに"本気の恋"を一度も経験した事がないんだよね…。


…だから、一度でいいからそんな恋がしてみたいよ…。」


「…え、

だって"真央"は…？」


「だから言ってんだろ!?ｗ

真央はそうゆうんじゃなくて、人間として一番好きな女性なんだってばっ!!」


「ホンマに言ってるん!?」


「うんｗホントだっつーのっ!!」


「"友達"って言い切れるん!?

…だって、

例えば一緒居て…こう…

ムラムラ～っとする事ないん!?


下心なしでホンマに友達って言えるんっ!?」


「うん!!間違いなく言えるっ!!」


「え…だって……

…俺にはその感情の意味が解らん……。


なんで女の子に対してそう思えるん!?


いや…全く下心もなく友達なんてあり得んて……


むしろそんなんやったら女の子に対して失礼やろっ!?」



「アハハハハハっｗ


…そりゃ、将吾くんの偏見だよ(笑)


女の子のみんながみんな"女"っていう性対象としてみられたいワケじゃないよｗ

女の子はそうゆうの無しでも生きてける人いっぱいいるよ？」


「…だって、

男と女っちゅうのはそうゆうモンやろっ!?」


「アハハっ♪

まぁそうゆう考えの女性ももちろんいるけどね(笑)


でも人間、所詮恋愛なんてなくても生きて行けるからね♪


つまりはセックスなんて一生しなくても生きていけるからねっ!!」」