陽のあたる場所

こたろ

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儚いユートピア

儚いユートピア72

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ケンジが将吾くんとだけ話し込んでいたのは、

俺がずっと将吾くんに目を掛けていたのを知っていたからなのか…?

それともケンジ自身が将吾くんを気に掛けていたのか…?


とりあえず、将吾くんのことを気にしていたのは間違いない…。



そんな2人のやりとりをみて、俺はただただ2人が仲良くなった事が嬉しかった--。



「アハハハハっw

『ジュン…』ってwアホか!?(笑)

おめぇもし女に生まれてたら単純でチョロい女だったかもなぁw


べっつにあんなの全然カッコ良くねぇよ!?w

あんなポーズいつもクラブじゃBボーイ気取った奴はみ~んなやってたお馴染みの挨拶だし(笑)

『YO~!!マイメ~ン♪』ってなww」


「ハハハっw

ヒップホップはよう分からんけぇw


でもあんな挨拶が自然と似合うなんてケンジさんくらいやんっ!?


やっぱケンジさんはめっちゃかっけぇっ!!

俺、思わず勃起するぅ思ったくらいポワ~ンとなったわ(笑)


この握手した手ぇ、勿体無くて今日洗えんかもっ!?(笑)


マジで惚れるかと思ったわっ!!w」


「ブハハハハハっ!!w

そんなにかよ!?w


男に"惚れる"だなんて、おめぇなぁ……w



"道"間違えんなよ!?(笑)」



「フクさんw

アンタに言われたないわっ(笑)」
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