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儚いユートピア
儚いユートピア55
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「おいっ!!ケンジっ!!
言い過ぎだっつ-のっ!!
アイツはただちょっと不器用なだけだって!!」
「いや!!
福永さん、ビリさんの肩持つことないで!!
あん人はずっとあのまま生きとったらアカンやろ!?
ビリさんてあれでもう福永さんやシゲルさんと同い年なんやろ!?」
「そうだよ?」
「それなのに俺から見て、全く尊敬できる面がない…。
あんな歳上で何ひとつ真似したいと思えん!!
そんな人に出会ったんは初めてやっ!!(笑)」
「でも仕事は真面目にやってんじゃん?」
「いやっ!!
ビリさん喋らず真面目に仕事してんのに、要領悪くてめっちゃ仕事遅いんよ!?
それってふざけてて仕事が遅いよりもめっちゃ質(タチ)悪いやんか!?
治さんも『ホントに覚えが悪いんだよね…。』って呆れとったわっ!!
とりあえず誰かあん人を『自己啓発セミナー』にもっかいブチ込んだりぃっ!!!!(笑)」
「…は?自己啓発…!?」
「シゲル、ビリーくんは以前内向的な自分を変えたくて
『自己啓発セミナー』に通っていたらしいんだよ。」
「は?wマジかよ!?
って、通っててあれかよ!?
全く啓発されてないじゃん!?(笑)」
「やろ!?(笑)
訊いてもいないのに自分から『自己啓発セミナー通ってた』とか言い出して
多分自分ではめっちゃ変わった思っとるんよ!?(笑)
それから"デビュー"した気んなって、スイッチ入って…
突然劇団入って役者目指すようなって…w」
「は?アイツが役者かよ!?w
ちゃんと演技できんのかよ!?(笑)」
「ケンジ、俺は案外向いてると思うよ?
ビリーくんのような人の方がスイッチ入ると突然人が変わって役になりきりそうだし♪」
「ま、あん人は二重人格の危険なモンスターっちゅーことやな♪(笑)
って噂をすれば…ほら♪モンスターのご登場やっ!!(笑)」
将吾くんの視線の先を見ると、治さんと噂のビリーくんの姿が見えてきた。
6人揃ったところで再び乾杯すると……
「はぁ!?婚約ぅ!?」
言い過ぎだっつ-のっ!!
アイツはただちょっと不器用なだけだって!!」
「いや!!
福永さん、ビリさんの肩持つことないで!!
あん人はずっとあのまま生きとったらアカンやろ!?
ビリさんてあれでもう福永さんやシゲルさんと同い年なんやろ!?」
「そうだよ?」
「それなのに俺から見て、全く尊敬できる面がない…。
あんな歳上で何ひとつ真似したいと思えん!!
そんな人に出会ったんは初めてやっ!!(笑)」
「でも仕事は真面目にやってんじゃん?」
「いやっ!!
ビリさん喋らず真面目に仕事してんのに、要領悪くてめっちゃ仕事遅いんよ!?
それってふざけてて仕事が遅いよりもめっちゃ質(タチ)悪いやんか!?
治さんも『ホントに覚えが悪いんだよね…。』って呆れとったわっ!!
とりあえず誰かあん人を『自己啓発セミナー』にもっかいブチ込んだりぃっ!!!!(笑)」
「…は?自己啓発…!?」
「シゲル、ビリーくんは以前内向的な自分を変えたくて
『自己啓発セミナー』に通っていたらしいんだよ。」
「は?wマジかよ!?
って、通っててあれかよ!?
全く啓発されてないじゃん!?(笑)」
「やろ!?(笑)
訊いてもいないのに自分から『自己啓発セミナー通ってた』とか言い出して
多分自分ではめっちゃ変わった思っとるんよ!?(笑)
それから"デビュー"した気んなって、スイッチ入って…
突然劇団入って役者目指すようなって…w」
「は?アイツが役者かよ!?w
ちゃんと演技できんのかよ!?(笑)」
「ケンジ、俺は案外向いてると思うよ?
ビリーくんのような人の方がスイッチ入ると突然人が変わって役になりきりそうだし♪」
「ま、あん人は二重人格の危険なモンスターっちゅーことやな♪(笑)
って噂をすれば…ほら♪モンスターのご登場やっ!!(笑)」
将吾くんの視線の先を見ると、治さんと噂のビリーくんの姿が見えてきた。
6人揃ったところで再び乾杯すると……
「はぁ!?婚約ぅ!?」
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