陽のあたる場所

こたろ

文字の大きさ
上 下
394 / 449
儚いユートピア

儚いユートピア53

しおりを挟む
「そうだったね(笑)

確かにある意味DV男より危険人物だねw」


「…は?」

「誰のこと!?」



「シゲルさんもケンジさんも気付かん?

ビリさんのことよっ!!

特にシゲルさんはずっと一緒に仕事してるし

あの人の行動見とってなんか気付かん?w」


「…え?別に?

ちょっと無口で真面目な人ってくらいで…」


「ってかフクっ!!なんでアイツ呼んだんだよ!?」

「いやwケンジ、俺が呼んだわけじゃ…

それに流れ的にビリーくんも呼ぶのが普通だろ!?」

「だってさぁ、アイツつまんねーっていうか…


アイツ来ても何話せばいいの?」


「…え。さすがにそれは…


俺でも言えないわぁ…。w」


「ほらケンジっ!!

てめぇ言い過ぎだっ!!

シゲルがドン引きしてるじゃねぇかよ!?w」



「だってホントはみんなだってそう思ってんだろ!?w」


「そんなんわかんねぇだろ!?」


「まぁまぁフクさんw

これがビリさんの評価っちゅうことやん?w


こんな数日しかおらんケンジさんまで『コイツ何か違う…』って思ったワケやろ!?


やっぱりな、あん人はそ-ゆう人なんやって!!!!(笑)」


「まぁそうかもしんねぇけど

俺はビリくんの気持ちもちょっと解るからね…。」


「え?あのストーカー気質のデンジャーな奴の気持ちがわかるん!?(笑)」


「…ちげぇよ。

それは違うけど…



ただ、ビリーくんの真面目で無口なとこも、

人付き合いが苦手で喋るのが下手なとこもさ…


俺はちょっと気持ちがわかるからさ…。」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

伏線回収の夏

影山姫子
ミステリー
ある年の夏。俺は15年ぶりにT県N市にある古い屋敷を訪れた。大学時代のクラスメイトだった岡滝利奈の招きだった。屋敷で不審な事件が頻発しているのだという。かつての同級生の事故死。密室から消えた犯人。アトリエにナイフで刻まれた無数のX。利奈はそのなぞを、ミステリー作家であるこの俺に推理してほしいというのだ。俺、利奈、桐山優也、十文字省吾、新山亜沙美、須藤真利亜の6人は大学時代、この屋敷でともに芸術の創作に打ち込んだ仲間だった。6人の中に犯人はいるのか? 脳裏によみがえる青春時代の熱気、裏切り、そして別れ。懐かしくも苦い思い出をたどりながら事件の真相に近づく俺に、衝撃のラストが待ち受けていた。 《あなたはすべての伏線を回収することができますか?》

【日記】35歳で洋服屋に転職した37歳の日常

ichi0yon0
エッセイ・ノンフィクション
こんにちは。ichi0yon0と申します。 小説というかエッセイというか,家族や自身の日常の他愛もない出来事を綴るため始めました。

すべて実話

さつきのいろどり
ホラー
タイトル通り全て実話のホラー体験です。 友人から聞いたものや著者本人の実体験を書かせていただきます。 長編として登録していますが、短編をいつくか載せていこうと思っていますので、追加配信しましたら覗きに来て下さいね^^*

不定期日記 ー凡ての道ー

七部(ななべ)
エッセイ・ノンフィクション
これは小説ではありません。ただの僕の日記とかエッセイなので読まなくても結構です。 しかし、少しでも共感を呼んでくださったりしてくれるのなら、主は大喜びします。

炊事と温弁当勉

淀川 乱歩
エッセイ・ノンフィクション
Copyright © いらすとや. All Rights Reserved. ※時計じかけのオレンジ オリジナル・サウンドトラック サントラ CD · 中古商品, 非常に良い ¥1,407Amazon

ひきこもり みそ子の日常

味噌村 幸太郎
エッセイ・ノンフィクション
キャッチコピー 「みそ子ちゃん(♂)の日記かも?」 おっす、オラみそ子(♂)ちゃん。19歳(+20)。2021年時点。 適当に書いてるだけだから期待しないでね! あとうつっぽいから耐性のない人は、やめたほうがいいかも~ ※大変申し訳ないのですが。 他サイトにて、コメント欄にてトラブルなどがあったので。 このブログにおいて。基本、頂いたコメントに、返信などは致しておりません。 作品に関しては、バシバシご指摘ツッコミなんでもOKです。 僕も喜んでご返事させていただきます。

「繊細さんの日々のこと」

黒子猫
エッセイ・ノンフィクション
「繊細さん」の私が、日常で感じたことなどを綴ります。 ちなみに私は内向型HSPです✨

喪女に悪役令嬢は無理がある!

夢呼
恋愛
都立高校に通う山田椿は高校二年生。クラスでも存在感0の喪女。 そんな彼女が校舎の片隅の階段で昼休みにぼっち飯を終えてライトノベルを読んでいた時、ふざけた合っていた男子生徒達の放ったサッカーボールが顔面に当たり階段から落下してしまう。 気が付いたらさっきまで読んでいたラノベの世界に入り込んでいた!しかも役どころは断罪決定の悪役令嬢のオフィーリア!完全無欠の喪女の椿にはハードルが高すぎる! 自分が死んで転生してしまったと信じた椿は無駄に断罪回避に走らず、このまま断罪される道を選ぶのだが・・・。 自分を断罪するはずの婚約者のセオドア様に声を掛けられた。 「あんた、山田じゃね?」 なんと、どういうわけかセオドア様の中にクラスメイトの柳君が憑依していた! 驚くだけじゃ済まない。柳君は完全たる陽キャ!陰キャ喪女の椿には彼を相手にするのもハードルが高い。 とは言っても、この世界の事情を全く知らない柳君は椿しか頼る人はおらず。 結局二人は常に一緒にいることに。断罪はどこへ? カクヨム様にも投稿しています。 ※10万文字を超えてしまいましたので、長編へ変更しました。  申し訳ありません・・・。

処理中です...