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儚いユートピア
儚いユートピア16
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普段別々に昼飯を食べている治さんも
ケンジに興味津々で珍しく一緒にご飯を食べることになった。
「ケンジさんどこ行きます?」
「なんでも♪おまかせで♪」
それから治さんとケンジと将吾くんと俺の4人で"高円寺の天使"のお店に入った--。
「いやぁホント福永さんはいろんなジャンルの友達がいますよねw
シゲルさんにしてもケンジさんにしても個性派揃いでびっくりですよ(笑)」
「フクはとにかく友達が多いんで、
まだまだいろんなジャンルの友達がいますよ♪」
なぜかケンジが勝手に応えたけどw
自分でも友達は多い方だと思うし、確かに友人は個性派揃いだ。
「福永さんはホンマすごいですね。
友達が多いだけじゃなく、ケンジさんのようなちゃんと親友と言える人もおって…。
正直、羨ましいですわ…。」
将吾くんにそう言われると、俺はなんだかハギのことを思い出していた…。
最近ハギとはあまり会っていないようだし、全く音楽活動は進んでいないようだったから…。
「ハハっw
こいつは確かに親友ですけど
一緒に住んでる時は家事も全然やらねぇしw
どうしようもない奴でまるで"息子"みたいな奴ですよ!!(笑)」
「「アハハハっw」」
「ってかケンジ、お前どうしようもないとか言われて一緒に笑ってんじゃねえよ!?(笑)
それにこうやって普通に飯食ってるけど大丈夫なの?
お前小遣い全然もらってないんだろ!?」
俺はなんだか話を反らしたくて、ケンジに被害者になってもらった(笑)
それからケンジの少ない小遣いから10日間どう過ごすかを一緒にケンジと考えていて
いつの間にか俺とケンジの2人で話し合いをしていた…。
「で、多分足りねぇからさ
そこは今の仕事の前借りってことで今日の飯代はさ……」
俺はいつの間にか携帯の電卓機能まで使ってケンジの小遣いのやりくり法を真剣に考えていた…。
「…ね?治さん。
福永さんてホンマにすごくないですか!?」
……え?
ケンジに興味津々で珍しく一緒にご飯を食べることになった。
「ケンジさんどこ行きます?」
「なんでも♪おまかせで♪」
それから治さんとケンジと将吾くんと俺の4人で"高円寺の天使"のお店に入った--。
「いやぁホント福永さんはいろんなジャンルの友達がいますよねw
シゲルさんにしてもケンジさんにしても個性派揃いでびっくりですよ(笑)」
「フクはとにかく友達が多いんで、
まだまだいろんなジャンルの友達がいますよ♪」
なぜかケンジが勝手に応えたけどw
自分でも友達は多い方だと思うし、確かに友人は個性派揃いだ。
「福永さんはホンマすごいですね。
友達が多いだけじゃなく、ケンジさんのようなちゃんと親友と言える人もおって…。
正直、羨ましいですわ…。」
将吾くんにそう言われると、俺はなんだかハギのことを思い出していた…。
最近ハギとはあまり会っていないようだし、全く音楽活動は進んでいないようだったから…。
「ハハっw
こいつは確かに親友ですけど
一緒に住んでる時は家事も全然やらねぇしw
どうしようもない奴でまるで"息子"みたいな奴ですよ!!(笑)」
「「アハハハっw」」
「ってかケンジ、お前どうしようもないとか言われて一緒に笑ってんじゃねえよ!?(笑)
それにこうやって普通に飯食ってるけど大丈夫なの?
お前小遣い全然もらってないんだろ!?」
俺はなんだか話を反らしたくて、ケンジに被害者になってもらった(笑)
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いつの間にか俺とケンジの2人で話し合いをしていた…。
「で、多分足りねぇからさ
そこは今の仕事の前借りってことで今日の飯代はさ……」
俺はいつの間にか携帯の電卓機能まで使ってケンジの小遣いのやりくり法を真剣に考えていた…。
「…ね?治さん。
福永さんてホンマにすごくないですか!?」
……え?
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