陽のあたる場所

こたろ

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戦士の呟き

戦士の呟き19

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「だろ!?ヤバくね!?

最近毎日こんなんだよ(笑)

さすがに治さんもげんなりしてるよw」


「マジかぁ-…

こんな時に長い連休とって悪かったなぁ…。」



俺が忙しさを得意気に話すと、意外にも真面目な返答だったから

なんだか失敗したなと思った…。



「おまえも状況が状況なんだから別に気にすんなって!!

大好きなマルセイのバターサンド買ってきてくれたから俺が許すっ♪(笑)」



シゲルは北海道土産をいっぱい持ってきてくれて、

将吾くんは"六花亭のストロベリーチョコ"に異常な感動をしていた(笑)



「何や!?この食感っ!?」

「ハハハw知らないのか(笑)

中見てみ♪」


「ぉお!?

乾燥した苺がまんま入っとるんかっ!?」


「北海道の名物だよ♪

美味いっしょ?」


「うんっ♪

コレはホンマ美味くてびっくりっ!!

もう一個ちょうだいっ!!」


得意気なシゲルと、喜ぶ将吾くんのやり取りはなんだか微笑ましい♪


将吾くんは時に異常なほど感情表現豊かで、

表情をみるだけでなんだか俺にまで感動が伝わってくる(笑)


シゲルは更に白い恋人をみんなに配っていた(笑)


3人で盛り上がる中、フと治さんの方をみると…


「はぁ-…。」


タバコを吸いながらため息をついていて、表情も疲れきっていた…。



あぁ…

治さんもだいぶ疲れて限界なのかもしれない…。


俺が余計な提案をしたせいで、治さんの負担は更に大きくなってしまった…。


"猫の手も借りたいほど…"


数日前に呟いた治さんの言葉がフと頭をよぎった。


「あっ!!」


俺が思わず声を上げると治さんと目が合った。



「…え?どうしました?」


「そうだっ!!


あの…治さんっ!!」


「…はい?」


「実は俺の友達でゴールデンウィーク中ずっと暇な奴がいるんですけど、

良かったらそいつ…




ココで雇ってもらえませんかね!?」
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