陽のあたる場所

復興のキーマン

復興のキーマン29

漫画『ソラニン』は、

夢と現実の狭間を生きる若者のモヤモヤ感がもの凄く現実的で…

現代の若者達の姿が上手く描かれていると俺は思う…。



人それぞれ目指す方向は違うけれど、

それぞれ夢を描いて生きてきて、

大人になっていくうちに現実を知って諦めていく現状…。



その夢を達成できるのはほんの一握りの人間で、

他はサラリーマンやＯＬに落ち着いていく、普通の人間なんだと…。



しかしそこで勘違いしてはならないのは、

夢の成功者がたった１％だとしても、

諦めたら可能性は０％なのだ。



むしろ諦めてしまった時点で、夢が成功しない確率がほぼ100％となってしまう…。



だからといって、いつまでも夢を追いかけていれば、周りの人は嘲笑うかもしれない…。



だけど、大切なのは自分の心なのだ。



他人にどう思われようと、自分が納得できるまで努力をすれば、


その先に待っている人生が、端からみたらカタチは一緒でも

自分の満足感は確実に違うはずだから……



「"ソラニン"はさ、将吾くんには今24歳のうちに読んで欲しかったんだよね♪」


「…え？なんで？」



「登場人物達がちょうど将吾くんと同い年の24歳でさ…


きっと将吾くんもそんなこと考えてるんじゃないかなぁ…って思ってさ。



だから…


音楽ってさ、売れる売れないとか、成功とか失敗とかそんな云々じゃなくてさ…



きっと将吾くんも満足いくよう精一杯やれば、

次に何かが見えてくるんじゃないかなぁ…って。」