274 / 449
復興のキーマン
復興のキーマン6
しおりを挟む
あの頃の私なんて、ちっぽけな世界で生きていたんだ…。
今思えば毎日学校とバイトの繰り返しで、
退屈な毎日から、やっと学校に友達が出来ただけだった…。
だけど玉木さんしかいなかった毎日より、私には何倍も楽しくなっていたんだ--。
「フクっ!!
学校終わったらみんなでシェーキーズ行こうよ♪」
「うん♪行くっ!!」
狭い交流関係だったけど、学校帰りに横浜行ったり、上大岡に遊びに行ったり…
友達と過ごす時間が着実に増えていった--。
「さっちゃんは冬休みもバイトばっか?」
「うん。玉木さんとあんま会いたくないから行きたくないけど…
もうシフト決まってるからとりあえずねぇ。。」
「そっかぁ。
○日か○日にみんなでカラオケ行かない!?って話してたんだけど、さっちゃんは忙しい?」
「あ、ごめん。
○日はバイトだし、○日はバイト休みだけどお兄ちゃんと原宿行く約束してるんだぁ。」
そんな神奈川のちっぽけな世界で生きる私には、
おしゃれな街"原宿"がまるで"夢の国"のような憧れの場所で、
兄と原宿に行くだけでも私は夢心地だったんだ---。
「そっかぁ。。でもさっちゃんいる方が盛り上がるしなぁ…。
ちょっと他の日検討してみるね♪」
「ごめんね。
優子ちゃんありがとっ!!」
「ってか、さっちゃんはホントお兄ちゃんと仲良しだねぇw」
「うん♪
来年はお兄ちゃんとライブもいっぱい一緒に行こうと思ってるんだぁ♪」
「あ~…なんかいつもよくわかんないバンドの曲ばっか聴いてるもんねぇ(笑)」
「ねぇ~w私には全然良さが分かんないけどw」
「ね!!(笑)
とくによくフクがカラオケで歌ってるヤツ!!
あれ、なんだっけ!?(笑)」
「それは…
"Dragon Ash"の『陽はまたのぼりくりかえす』!!だよ?
も~みんなもいい加減覚えてよ~!!(笑)」
今思えば毎日学校とバイトの繰り返しで、
退屈な毎日から、やっと学校に友達が出来ただけだった…。
だけど玉木さんしかいなかった毎日より、私には何倍も楽しくなっていたんだ--。
「フクっ!!
学校終わったらみんなでシェーキーズ行こうよ♪」
「うん♪行くっ!!」
狭い交流関係だったけど、学校帰りに横浜行ったり、上大岡に遊びに行ったり…
友達と過ごす時間が着実に増えていった--。
「さっちゃんは冬休みもバイトばっか?」
「うん。玉木さんとあんま会いたくないから行きたくないけど…
もうシフト決まってるからとりあえずねぇ。。」
「そっかぁ。
○日か○日にみんなでカラオケ行かない!?って話してたんだけど、さっちゃんは忙しい?」
「あ、ごめん。
○日はバイトだし、○日はバイト休みだけどお兄ちゃんと原宿行く約束してるんだぁ。」
そんな神奈川のちっぽけな世界で生きる私には、
おしゃれな街"原宿"がまるで"夢の国"のような憧れの場所で、
兄と原宿に行くだけでも私は夢心地だったんだ---。
「そっかぁ。。でもさっちゃんいる方が盛り上がるしなぁ…。
ちょっと他の日検討してみるね♪」
「ごめんね。
優子ちゃんありがとっ!!」
「ってか、さっちゃんはホントお兄ちゃんと仲良しだねぇw」
「うん♪
来年はお兄ちゃんとライブもいっぱい一緒に行こうと思ってるんだぁ♪」
「あ~…なんかいつもよくわかんないバンドの曲ばっか聴いてるもんねぇ(笑)」
「ねぇ~w私には全然良さが分かんないけどw」
「ね!!(笑)
とくによくフクがカラオケで歌ってるヤツ!!
あれ、なんだっけ!?(笑)」
「それは…
"Dragon Ash"の『陽はまたのぼりくりかえす』!!だよ?
も~みんなもいい加減覚えてよ~!!(笑)」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
島猫たちのエピソード2025
BIRD
エッセイ・ノンフィクション
「Cat nursery Larimar 」は、ひとりでは生きられない仔猫を預かり、保護者&お世話ボランティア達が協力して育てて里親の元へ送り出す「仔猫の保育所」です。
石垣島は野良猫がとても多い島。
2021年2月22日に設立した保護団体【Cat nursery Larimar(通称ラリマー)】は、自宅では出来ない保護活動を、施設にスペースを借りて頑張るボランティアの集まりです。
「保護して下さい」と言うだけなら、誰にでも出来ます。
でもそれは丸投げで、猫のために何かした内には入りません。
もっと踏み込んで、その猫の医療費やゴハン代などを負担出来る人、譲渡会を手伝える人からの依頼のみ受け付けています。
本作は、ラリマーの保護活動や、石垣島の猫ボランティアについて書いた作品です。
スコア収益は、保護猫たちのゴハンやオヤツの購入に使っています。
【完結】さよなら、私の愛した世界
東 里胡
青春
十六歳と三ヶ月、それは私・栗原夏月が生きてきた時間。
気づけば私は死んでいて、双子の姉・真柴春陽と共に自分の死の真相を探求することに。
というか私は失くしたスマホを探し出して、とっとと破棄してほしいだけ!
だって乙女のスマホには見られたくないものが入ってる。
それはまるでパンドラの箱のようなものだから――。
最期の夏休み、離ればなれだった姉妹。
娘を一人失い、情緒不安定になった母を支える元家族の織り成す新しいカタチ。
そして親友と好きだった人。
一番大好きで、だけどずっと羨ましかった姉への想い。
絡まった糸を解きながら、後悔をしないように駆け抜けていく最期の夏休み。
笑って泣ける、あたたかい物語です。


手術したらパニック障害になりました
あやは
エッセイ・ノンフィクション
パニック障害
名前は知っててもどんな病気か詳しくは知らなかった。
電車も乗れない、美容院、病院、人混みのスーパー、外食、アミューズメントパーク。全部が行けなくなる。楽しみを奪うこわい病気。
卵巣嚢腫手術後、無理をしすぎてパニック障害になってしまった私の闘病記。
絶望から始めましょう
葦家 ゆかり
現代文学
上京し銀行に就職した風谷真希(かぜたに まき)は、やりたくない仕事や恋人との破局を経て、鬱になってしまう。最後の力を振り絞って引っ越した海辺の町・下田で、海を眺め、新しい人と交流しながらなぜ自分はこうなってしまったんだろうと過去を振り返っていく。不安定な家庭、毒親、愛か何か分からない自分……。
それまでの考え方や人生をリセットし、息のしやすい新しい人生を再構築していく希望と再生の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる