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復興のキーマン
復興のキーマン4
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よく『男の方が未練がましい』っていうけれど、
この時の私は、翌朝には完全に吹っ切れていて、
恋愛の切り替えが早い、正に"女脳"だったのかもしれない…。
翌朝学校に向かうと、今日子と繭ちゃんと、"優子ちゃん"の3人が
机を囲って恋愛話で盛り上がっていた--。
「あれ?フク早いじゃ~ん?w
どうしたの?このサボリ魔がぁっ!!(笑)」
教室に入ると今日子ちゃんが私を見つけ、すぐに駆け寄ってきた。
「さっちゃんどうしたの?w
こんな授業前にちゃんとくるなんて(笑)」
「繭ちゃんっ!!
多分明日は雨降るよ!?(笑)」
続いて繭ちゃんも優子ちゃんも駆け寄ってきた(笑)
「こらっ!!(笑)
私も今日から心を入れ替えて真面目に学校来ようかなってね(笑)」
「うわっ!!
嘘だよw絶対三日坊主だよこの子はっ!!!(笑)」
「ってw今日終業式だけど!?(笑)
だから三日坊主も何も今日で終わりじゃん!?(笑)」
「「アハハハハっ!!」」
高2の二学期の終業式当日、私はもうすっかり今日子ちゃんのグループに溶け込んでいて、
いつの間にか一緒に行動するのが自然になっていた--。
当たり前のようにみんなと笑っていて、
玉木さんといる時より何倍も笑っていたんだ--。
「実は今日ね、
3人に超ホットな報告がありま~す♪」
「…え?」
「なになに!?」
「フク、遂に玉木さんにプロポーズされたとかぁ!?(笑)」
……あ。
そうきたか…(笑)
"ホット"はなかったなw
今日子ちゃんすまん、その逆だw
「実はぁ…
昨日玉木さんと別れました~っ!!♪」
この時の私は、翌朝には完全に吹っ切れていて、
恋愛の切り替えが早い、正に"女脳"だったのかもしれない…。
翌朝学校に向かうと、今日子と繭ちゃんと、"優子ちゃん"の3人が
机を囲って恋愛話で盛り上がっていた--。
「あれ?フク早いじゃ~ん?w
どうしたの?このサボリ魔がぁっ!!(笑)」
教室に入ると今日子ちゃんが私を見つけ、すぐに駆け寄ってきた。
「さっちゃんどうしたの?w
こんな授業前にちゃんとくるなんて(笑)」
「繭ちゃんっ!!
多分明日は雨降るよ!?(笑)」
続いて繭ちゃんも優子ちゃんも駆け寄ってきた(笑)
「こらっ!!(笑)
私も今日から心を入れ替えて真面目に学校来ようかなってね(笑)」
「うわっ!!
嘘だよw絶対三日坊主だよこの子はっ!!!(笑)」
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