陽のあたる場所

こたろ

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復興のキーマン

復興のキーマン2

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「ぅう…ぇっ…ぇっ…
なん…ぅっ…で…?


私の事…ぅっ…嫌いになったの…?」


「ごめん…。

そうじゃないけどごめん…。


俺が悪いんだ…。

ごめんね…


だから…泣かないで…?」



…泣いてるのは誰のせいよ…?



「…ヒック…ぅっ…ぅっ…」



私は泣きながら玉木さんを睨みつけていた…。



「…そんな顔しないで…?

ごめん…。


あなたが悪いわけじゃない…。


だからごめん…もう泣かないでよ…?


あなたのそんな顔…みたくないよ…。」



「…ぅっ…ヒック…

…酷いよ…。


…ヒック…そんな…ぅっ…一方的にっ…。」



嘘つき…


また映画観ようって言ってたのに…。


またディズニーランド行こうって言ってたのに…。



ずっと一緒にいようって言ってたのに---。



…嘘つき…

嘘つき…っ!!



「…ぅっ…ヒッ…

……返すっ!!」


「…え?」



「…ぅっ…これっ!!

…ヒック…ぅっ…指輪返すっ!!」



私は誕生日に貰った指輪を薬指からスルリと外し、玉木さんに差し出していた…。



「……。

…これは…



……。



これは、俺があなたにあげた物だから返さなくていい…。








いらなかったら海にでも捨てていいから…。」
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