陽のあたる場所

こたろ

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剥落の虚偽

剥落の虚偽22

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もしこんな自分の姿を友達に見られたらどう思われるだろうか…?



"あ~…やっぱりぃ?w

フクって明るく装っているだけで元々根暗な子だよねぇw"


"なんかいつも空元気で病んでる子だったよねぇ?w"




…やめろ



やめてくれ…。




頭の中で誰かが喋っている……。




……。




幻聴か…?


被害妄想か…?






そう思ったらまた震えが止まらなくて、

俺はまた毛布にくるまってうずくまっていた…。




誰か助けてくれ…



助けてくれ……




こんなんじゃ昔の幸子と何も変わりがないじゃないか……。



…いや





むしろ昔の幸子より悪化してるじゃないか---?







最悪だ…。





消えてしまいたい…。



ずっとこのままならば…




いっそ消えてしまいたい……。




"じゃあ消えればいいだろ--?"



もう1人の自分が脳内に話し掛けてくる…。




じゃあどうしたら消えられる…?




……。





……"自殺"…?








"お ま え な ん て 消 え て し ま え !!"
































その声が聞こえた瞬間、

俺は突然飛び起きて勢い良く窓に向かっていた……








そして俺は…





…ガシャンっっ!!!!






思いっきり窓を開け、身を乗り出していた---。
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