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剥落の虚偽
剥落の虚偽18
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「…そう…思いますか…?」
「うん。だから母親のことは気にせず、明日は真央に会いなよ。」
「…はい。
でも、俺が落ち込んでいるとアイツにも悪影響な気がして…。
アイツ優しいんで、一緒に悩んでくれちゃいそうで…。」
「フクくん、別にそれでいいと思うよ?
フクくんが悩んでいるなら真央も手助けしたいと思うだろうし、それはそれで良いことだと思うよ?
"友達"ってそうゆうもんじゃないのかな?」
「……。
…そう…かもしれませんね…。」
それからシャドーさんと静かに職場に戻って、
俺はまた黙々と仕事をしていた…。
シャドーさんと話してホッとしたのもつかの間で、
気が付けばまた震えがやってきていた…。
助けてくれ…。
俺は得体の知れない不安と葛藤していた--。
「あれ?
福永さん、久々に会ったと思ったら…
ずいぶん痩せてません?」
…あぁ
今俺に構わないでくれ…。
「…あ、木村さん分かります?w
まぁ元々が元々なんで痩せてもあんま気づかれないんですけどね(笑)」
職場の仲間とのこんな世間話も今は苦痛だ…。
「いや、わかりますよ~!
なんか雰囲気変わりましたよ!!」
誰も俺に構ってくれるなよ…。
みんなどこか行ってくれ……。
「ははっw」
俺が引きつった笑いで素っ気なく返すと、木村さんは黙って去っていった…。
「…ふぅ…。」
…あぁ
助けてくれ…。
震えがとまんねぇよ…。
助けてくれ…。
この得体の知れない不安は一体何なんだ…?
助けてくれ…。
ちくしょうっ、仕事に集中できねぇよ…。
…助けてくれ…。
…誰か
……誰か…。
誰か俺を助けてくれよ…。
"お前もホントは疲れてんだろ…?"
…そうだ!…ケースケさん…。
こんな時はケースケさんに会いたいっ…!!
「うん。だから母親のことは気にせず、明日は真央に会いなよ。」
「…はい。
でも、俺が落ち込んでいるとアイツにも悪影響な気がして…。
アイツ優しいんで、一緒に悩んでくれちゃいそうで…。」
「フクくん、別にそれでいいと思うよ?
フクくんが悩んでいるなら真央も手助けしたいと思うだろうし、それはそれで良いことだと思うよ?
"友達"ってそうゆうもんじゃないのかな?」
「……。
…そう…かもしれませんね…。」
それからシャドーさんと静かに職場に戻って、
俺はまた黙々と仕事をしていた…。
シャドーさんと話してホッとしたのもつかの間で、
気が付けばまた震えがやってきていた…。
助けてくれ…。
俺は得体の知れない不安と葛藤していた--。
「あれ?
福永さん、久々に会ったと思ったら…
ずいぶん痩せてません?」
…あぁ
今俺に構わないでくれ…。
「…あ、木村さん分かります?w
まぁ元々が元々なんで痩せてもあんま気づかれないんですけどね(笑)」
職場の仲間とのこんな世間話も今は苦痛だ…。
「いや、わかりますよ~!
なんか雰囲気変わりましたよ!!」
誰も俺に構ってくれるなよ…。
みんなどこか行ってくれ……。
「ははっw」
俺が引きつった笑いで素っ気なく返すと、木村さんは黙って去っていった…。
「…ふぅ…。」
…あぁ
助けてくれ…。
震えがとまんねぇよ…。
助けてくれ…。
この得体の知れない不安は一体何なんだ…?
助けてくれ…。
ちくしょうっ、仕事に集中できねぇよ…。
…助けてくれ…。
…誰か
……誰か…。
誰か俺を助けてくれよ…。
"お前もホントは疲れてんだろ…?"
…そうだ!…ケースケさん…。
こんな時はケースケさんに会いたいっ…!!
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