陽のあたる場所

こたろ

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剥落の虚偽

剥落の虚偽4

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「……。


…うん。そうだね…。」


「福永さん、だいぶ疲れた顔しとるよ?」



「ちょっとあんま寝てなくて…w」


「…大丈夫?

顔色悪いですよ?」



「…うん。大丈夫。」


「…あんま無理せんようにな?」


「…うん。」




……。


………。




「…あのさ


実は昨日さ、俺母親とちょっと言い合いになってさ、

なんだかそれからまったく眠れなくて…今日全く寝てないだよねw」


「…?

オカンと何話しとったの?」



「……。

…いや、


話すと長くなりそうだからいいやw」



「……。

……そっか。」




それから再び仕事に戻り、またお互い無言で仕事をしていた…。




それからまた度々襲ってくる震えや動悸を抑えようと

叩いたりさすったり、大きく深呼吸したり…



なんだか俺はテンパっていて、仕事に全く集中できなかった…。




そのまま仕事は終わり、時刻は夜11時……。




「…福永さん、



これからちょっと飲み行きませんか?」
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