217 / 449
沈む太陽
沈む太陽33
しおりを挟む
俺は感情で主観的になってしまう超お節介野郎だ…。
結局俺の発言で社員の人が負担になってしまっている…。
何が正しくて何が間違っているのだろうか---?
翌日、将吾くんはまた大人しかったけど、
昼飯時に珍しく将吾くんから俺に話しかけてきた。
「昨日さぁ、
久々に早く帰れたから、帰りに中野行ってCDやレコード買いあさってさぁ…
家帰って1人で聴いて…
独りで聴いてると寂しくて『何やってるんだろ?』とか思っちゃって…。」
「…うん。…?」
「なんか時間のない時に買ってしまって、結局今日くらいしか聴けないのに……。」
「でも…仕事落ち着いた時にまた聴けばいいじゃん?」
「うん(笑)でも買っちゃったから…
今日も家帰って早く聴きたいんだよね(笑)」
「わかる(笑)時間ない時ほど、ストレスたまるし何かで埋めようとするけど…
結局時間なくてできないんだよねぇ(笑)
早く繁忙期終わるといいね。」
「…うん。」
なんだか俺は学生時代を思い出していた。
テストの前日、勉強しなきゃとか思いながら、
そんな時に限って雑誌や漫画を買って帰ってしまっていたな…(笑)
「そういや福永さん、
最近ずっとココ(の職場)来てますけど
大丈夫なんですか?他の仕事は。」
「うん♪大丈夫だよ。他の現場はココほど忙しくないし、
人数も多いから俺いなくても大丈夫なんだよ(笑)」
実は最近、俺は他の仕事を断るようになってしまっていた…。
将吾くんの事が気にかかってしまって…
俺はいつの間にかココ高円寺にすっかり入り浸っていたんだ---。
結局俺の発言で社員の人が負担になってしまっている…。
何が正しくて何が間違っているのだろうか---?
翌日、将吾くんはまた大人しかったけど、
昼飯時に珍しく将吾くんから俺に話しかけてきた。
「昨日さぁ、
久々に早く帰れたから、帰りに中野行ってCDやレコード買いあさってさぁ…
家帰って1人で聴いて…
独りで聴いてると寂しくて『何やってるんだろ?』とか思っちゃって…。」
「…うん。…?」
「なんか時間のない時に買ってしまって、結局今日くらいしか聴けないのに……。」
「でも…仕事落ち着いた時にまた聴けばいいじゃん?」
「うん(笑)でも買っちゃったから…
今日も家帰って早く聴きたいんだよね(笑)」
「わかる(笑)時間ない時ほど、ストレスたまるし何かで埋めようとするけど…
結局時間なくてできないんだよねぇ(笑)
早く繁忙期終わるといいね。」
「…うん。」
なんだか俺は学生時代を思い出していた。
テストの前日、勉強しなきゃとか思いながら、
そんな時に限って雑誌や漫画を買って帰ってしまっていたな…(笑)
「そういや福永さん、
最近ずっとココ(の職場)来てますけど
大丈夫なんですか?他の仕事は。」
「うん♪大丈夫だよ。他の現場はココほど忙しくないし、
人数も多いから俺いなくても大丈夫なんだよ(笑)」
実は最近、俺は他の仕事を断るようになってしまっていた…。
将吾くんの事が気にかかってしまって…
俺はいつの間にかココ高円寺にすっかり入り浸っていたんだ---。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
オタクと鬱で人生暇で忙しい
椿山
エッセイ・ノンフィクション
金と愛と時間を手に入れたけど、自分自身には何にもない。鬱病で何もできないから今日も暇だけど、オタクで情緒が忙しい。アスペルガー症候群と重症の鬱病で医者を辞めたバツイチオタクの雑多な話です。
※エッセイになっているのかわかりません。

半世紀生きて、やっと小説完成しました
さんかく ひかる
エッセイ・ノンフィクション
小説投稿を始めて、気づいたこと・素朴な疑問などを書いてます。
私と同じ、年寄り投稿初心者の方、共感する話があるかもしれません。
エブリスタにも載せています。
https://estar.jp/novels/25957908
アルファポリスのみ掲載のエッセイは、タイトルに「アルファポリス」と入れています。
週に一度か二度を目安に更新します。
※4月21日、最新話「ハーレクインのヒロイン」で、ヒロインにシスターはいないと書きましたが、間違いです。申し訳ございません。この部分は削除しました。
投稿小説をされる方に、以下のリンク先で簡単なアンケートを行っています。
https://forms.gle/wgW8k1N5Vma7ZJgw7
結果は後日、こちらのエッセイで発表します。
よろしかったらご協力願います。

ハピエン厨になったわけ
華抹茶
エッセイ・ノンフィクション
執筆を初めて二年半。いろいろな物語を書いてきたものの、その全ては必ずハッピーエンド。
それ以外を書かない理由をただつらつらと書いたものになります。
不自由の女神
鏡子 (きょうこ)
エッセイ・ノンフィクション
「2019年11月、私は、スパイだと間違えられました。」
から
「スパイダー」に、タイトルを変更しました。
2021.11.23
↓↓↓↓↓↓
2023.05.16
タイトルを「不自由の女神」に変えました。
【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】
タカハシU太
エッセイ・ノンフィクション
書けえっ!! 書けっ!! 書けーっ!! 書けーっ!!
*
エッセイ? 日記? ただのボヤキかもしれません。
『【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】』



【完結】真実の愛はおいしいですか?
ゆうぎり
恋愛
とある国では初代王が妖精の女王と作り上げたのが国の成り立ちだと言い伝えられてきました。
稀に幼い貴族の娘は妖精を見ることができるといいます。
王族の婚約者には妖精たちが見えている者がなる決まりがありました。
お姉様は幼い頃妖精たちが見えていたので王子様の婚約者でした。
でも、今は大きくなったので見えません。
―――そんな国の妖精たちと貴族の女の子と家族の物語
※童話として書いています。
※「婚約破棄」の内容が入るとカテゴリーエラーになってしまう為童話→恋愛に変更しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる