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沈む太陽
沈む太陽5
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2011年4月11日、大震災からちょうど1ヶ月後
マグニチュード7.0の大規模な余震がきた…。
翌日の朝、高円寺の職場に出勤すると、将吾くんは既に1人黙々と仕事を始めていた--。
「…あぁ。」
将吾くんは俺の挨拶に対し、
そっぽ向いたまま、聞こえるか聞こえないかギリギリな小声で呟いた…。
なんだよ?
今日は不機嫌モードかよっ!?
「……。」
俺も黙ったまま仕事を始めた。
……。
………。
長い沈黙……。
俺は将吾くんに仕事に必要最低限の言葉だけかけ、
将吾くんはかなり反応が薄いながらも最低限の言葉だけを返してきた…。
気まずい不穏なムードが続く……。
しばらくして俺は、仕事でわからない事を訊きに治さんの元に向かった--。
「治さんっ!!治さん!!
治さんっ!!!!
ちょっと治さんっ!!!!」
マグニチュード7.0の大規模な余震がきた…。
翌日の朝、高円寺の職場に出勤すると、将吾くんは既に1人黙々と仕事を始めていた--。
「…あぁ。」
将吾くんは俺の挨拶に対し、
そっぽ向いたまま、聞こえるか聞こえないかギリギリな小声で呟いた…。
なんだよ?
今日は不機嫌モードかよっ!?
「……。」
俺も黙ったまま仕事を始めた。
……。
………。
長い沈黙……。
俺は将吾くんに仕事に必要最低限の言葉だけかけ、
将吾くんはかなり反応が薄いながらも最低限の言葉だけを返してきた…。
気まずい不穏なムードが続く……。
しばらくして俺は、仕事でわからない事を訊きに治さんの元に向かった--。
「治さんっ!!治さん!!
治さんっ!!!!
ちょっと治さんっ!!!!」
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