陽のあたる場所

君の鼓動

君の鼓動24

俺は美的感覚はほぼ女性的な感性だ。


可愛いモノや美しいモノを自然と好む。


だから女子と買い物をすると心の底から楽しいと思える－－。



ま、そんなんだから時に"ゲイ"と勘違いされてしまうわけだが(笑)



居候の宗介もまた可愛いモノが好きだ。


時に２人で可愛いモノを見て異常な盛り上がりをする事もある(笑)


別に"男"だからとか"女"だからとか、別になんだっていいじゃないか…？


はたまた"ゲイ"と呼ばれようと…(笑)



結局、誰がなんと言おうと"俺"は俺なのだから…。




今日子と繭ちゃんとサン宝石に行った後、俺は新宿に戻って、

歌舞伎町にアリスを迎えに行った。


仕事帰りのアリスを家に泊めて、俺は久々に彼女を抱いた－－。


人肌に触れるのが久しぶりで、なんだかドキドキしていた…。



彼女の胸に触れると、彼女もドキドキしているのが分かってなんだか嬉しかった。



この気持ちは一体何だろうか…？



恋…？それとも愛…？


はたまた只の"性欲"だろうか－－？






俺はアリスを抱いた翌日、なんだか罪悪感を感じていた…。



「コウちゃん…

今日も泊まっちゃダメ？(笑)」



「……。


…アリスごめん。

今夜は予定があって…。」





俺はこの夜、真央と会う約束をしていた…。