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君の鼓動
君の鼓動19
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小説を書き始めてから数日後、
俺は高校時代の友人の今日子と、"繭ちゃん"と会う約束をしていた。
しばらく休みは作るつもりもなかったけど、今日子に会いたくて休みをつくった。
なぜなら今日子は数年前に福島に嫁いだからだ。
震災から子供を放射能から守るため、一時的に神奈川の実家に戻っていると聞き、
こんな機会は滅多にないので久々に会う約束をした--。
当日、神奈川の上大岡で待ち合わせていて、
俺は朝早めに上大岡に向かい、上大岡の献血ルームに向かった。
この献血ルームは16歳の時初めて行った献血ルームだ。
阪神大震災から俺は献血の意識も高まって、
献血のできる16歳になってすぐに献血ルームに向かった--。
でもあの頃の私はいつも貧血気味で…
初めての献血はできたけれど、それから何度行っても血の濃度が足りないのか、あまり献血ができなかった…。
その後も献血ルームに通っていたけど結局たまにしか献血ができなくて…
そして俺は男性ホルモンの投与を始めてから、一切献血ルームに行かなくなった…。
そう、ホルモン注射をすると、1ヶ月は献血ができないのだ。
ホルモン注射は月に2回受けている。
だからもうずっと献血は諦めていた…。
そして今回の震災を期に、俺は一時的にホルモン注射の投与をやめることにした--。
献血が終わると、少し時間に遅れて待ち合わせ場所に向かった。
すると…
「フク!!
こっちこっち!!(笑)」
「ぉおっ!!久しぶり~♪」
久々に会う今日子も繭ちゃんも、子供を連れて俺を待っていた--。
俺は高校時代の友人の今日子と、"繭ちゃん"と会う約束をしていた。
しばらく休みは作るつもりもなかったけど、今日子に会いたくて休みをつくった。
なぜなら今日子は数年前に福島に嫁いだからだ。
震災から子供を放射能から守るため、一時的に神奈川の実家に戻っていると聞き、
こんな機会は滅多にないので久々に会う約束をした--。
当日、神奈川の上大岡で待ち合わせていて、
俺は朝早めに上大岡に向かい、上大岡の献血ルームに向かった。
この献血ルームは16歳の時初めて行った献血ルームだ。
阪神大震災から俺は献血の意識も高まって、
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でもあの頃の私はいつも貧血気味で…
初めての献血はできたけれど、それから何度行っても血の濃度が足りないのか、あまり献血ができなかった…。
その後も献血ルームに通っていたけど結局たまにしか献血ができなくて…
そして俺は男性ホルモンの投与を始めてから、一切献血ルームに行かなくなった…。
そう、ホルモン注射をすると、1ヶ月は献血ができないのだ。
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だからもうずっと献血は諦めていた…。
そして今回の震災を期に、俺は一時的にホルモン注射の投与をやめることにした--。
献血が終わると、少し時間に遅れて待ち合わせ場所に向かった。
すると…
「フク!!
こっちこっち!!(笑)」
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