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君の鼓動
君の鼓動13
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人はなぜ、見た目やファッションに左右されてしまうのだろう…?
見た目と性格は必ずしも比例するとは限らないが、
少なくとも見た目で意識は変わるものだ。
それは相手にも自分自身にも影響を与える。
こんな俺でもスーツを着ると気分もビシッとして大人を演じたくなるものだ。
実は人間なんて本当は、"なりたい自分"を演じているだけなのかもしれない---。
「福永さん、全然食ってないやん?
飲んでばっかや体に悪いっけ。ちゃんとな食わなアカンですよ?」
「…あ、うん。」
「最近ホンマ食わなくなっちゃいましたね。
大丈夫ですか?」
将吾くんと飲み始めて一時間、
気づけば俺はほとんど箸に手をつけていなかった…。
「大丈夫大丈夫♪
元々が食い過ぎだっただけだから(笑)」
「ハハっw
それで思い出したっけ!!w
なんかずいぶん前に一緒に中華屋行ったとき、
福永さん大盛のラーメンずっと必死に食っとって、
ラーメンの汁を何度も何度もレンゲですすっとってwホンマ美味しそうに食っとったね?
あれで俺もあのラーメン食いたなって
おかげで俺まであのラーメンハマりましたからね(笑)」
「アハハハハっ!!
俺、ラーメンは昔から大好きで兄貴とよくラーメン屋めぐりまでしてたんだよね♪(笑)」
それからまたお互い兄弟の話をしていた--。
「福永さん。俺、前に兄弟全部で4人いるって言うたやん?」
「うん♪将吾くんちも多いよねw」
「実は俺、血ぃ繋がっとる兄弟は1人だけなんよ(笑)」
「……え。」
見た目と性格は必ずしも比例するとは限らないが、
少なくとも見た目で意識は変わるものだ。
それは相手にも自分自身にも影響を与える。
こんな俺でもスーツを着ると気分もビシッとして大人を演じたくなるものだ。
実は人間なんて本当は、"なりたい自分"を演じているだけなのかもしれない---。
「福永さん、全然食ってないやん?
飲んでばっかや体に悪いっけ。ちゃんとな食わなアカンですよ?」
「…あ、うん。」
「最近ホンマ食わなくなっちゃいましたね。
大丈夫ですか?」
将吾くんと飲み始めて一時間、
気づけば俺はほとんど箸に手をつけていなかった…。
「大丈夫大丈夫♪
元々が食い過ぎだっただけだから(笑)」
「ハハっw
それで思い出したっけ!!w
なんかずいぶん前に一緒に中華屋行ったとき、
福永さん大盛のラーメンずっと必死に食っとって、
ラーメンの汁を何度も何度もレンゲですすっとってwホンマ美味しそうに食っとったね?
あれで俺もあのラーメン食いたなって
おかげで俺まであのラーメンハマりましたからね(笑)」
「アハハハハっ!!
俺、ラーメンは昔から大好きで兄貴とよくラーメン屋めぐりまでしてたんだよね♪(笑)」
それからまたお互い兄弟の話をしていた--。
「福永さん。俺、前に兄弟全部で4人いるって言うたやん?」
「うん♪将吾くんちも多いよねw」
「実は俺、血ぃ繋がっとる兄弟は1人だけなんよ(笑)」
「……え。」
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