陽のあたる場所

こたろ

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君の鼓動

君の鼓動12

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「さすがに坊主はないよ~!(笑)

でもまだ更にもうちょい短くしてみたい♪」


「すごいね~♪私にはそんな勇気ないよぉ。

でも何がすごいって、さっちゃんそれでも似合ってるからいいよね!!


でもあれだね!w

   ・・・・・
まるでモンチッチみたいでかわいい!!(笑)」


「アハハハハっw」



髪が長くておとなしいキャラだった私はいつの間にか愛されるモンチッチキャラになっていてw

私自身も性格が変わってきていた。



その後今日子ちゃんは更に

『"さっちゃん"ってキャラじゃないよねぇw』

とか言って、私はそのまま"フク"というあだ名を命名された(笑)



そんな今日子ちゃんは文化部系の女の子で、私の中ではあまりパッとしない女の子だった。


なのにギャル系ブランドのアルバを着ていて、なんだか毎日かったるそうにしていて

なんだか私はあまりイケてないなぁと思っていた(笑)



しかし彼女もまた、後にイメチェンをして大変身を遂げるのであった--。




ベリーショートになった私は自然と性格も明るくなってきていて、

クラスでの立ち位置も変わりつつあった---。



「ちょっとフク!w


アンタ食い過ぎだからっ!!(笑)」


あれからだんだん学校も楽しくなってきて、笑顔も増えてきた私は

『フクはホントご飯を美味しそうに食べるよね(笑)』

とか言われて、なんだか今度はいつの間にか"食いキャラ"になってきていた。



そして、調子に乗ってご飯をいっぱい食べるようになってきていて、

私は知らぬ間にどんどん太り始めていたのだ(笑)
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