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溺れる魚
溺れる魚8
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左側の2人を見捨てて恋人だけ助ける俺は非情な人間だろうか…?
2対1ならば2を優先すべきだろうか…?
はたまた、もし誰も助けず通り過ぎたら、俺は一生"悪魔"という称号を得るだろうか…?
しかし、自分の両親ならばこうアドバイスするだろう…
『誰も助けなくていい。一緒に溺れてはならない。
なぜならあなたは"カナヅチ"(泳げない)なのだから。』…と。
そう、
つまり正解なんてないのだ。
しかし、ここで間違ってはいけないのが、
船に乗った人間どれを選択しても間違いなんかじゃないのだ。
そして忘れてはいけないのが、
溺れた人間も、近くに誰かいたら助けてもらうのが当然と思ってはならないのだ。
船の上の人間は、盲目かもしれないし、水恐怖症かもしれない。
あらゆる理由で助ける事が不可能なのかもしれない…。
"生きている"ということが当たり前だと思ってはいけないのだ。
常に誰かによって"生かされている"と考えてはどうだろう…?
もし助けてもらえたとしたら、それが当たり前でなくラッキーなのだ。
今"生きている事"はラッキーの積み重ねで素晴らしいことなのだ!…と。
そして、誰かに助けられたいのであれば、
その誰かに愛される人間になるため努力すべきであろう。
人間誰しも、
"愛する人"が優先なのだから…。
『おいっ!!真央、大丈夫か!?』
2対1ならば2を優先すべきだろうか…?
はたまた、もし誰も助けず通り過ぎたら、俺は一生"悪魔"という称号を得るだろうか…?
しかし、自分の両親ならばこうアドバイスするだろう…
『誰も助けなくていい。一緒に溺れてはならない。
なぜならあなたは"カナヅチ"(泳げない)なのだから。』…と。
そう、
つまり正解なんてないのだ。
しかし、ここで間違ってはいけないのが、
船に乗った人間どれを選択しても間違いなんかじゃないのだ。
そして忘れてはいけないのが、
溺れた人間も、近くに誰かいたら助けてもらうのが当然と思ってはならないのだ。
船の上の人間は、盲目かもしれないし、水恐怖症かもしれない。
あらゆる理由で助ける事が不可能なのかもしれない…。
"生きている"ということが当たり前だと思ってはいけないのだ。
常に誰かによって"生かされている"と考えてはどうだろう…?
もし助けてもらえたとしたら、それが当たり前でなくラッキーなのだ。
今"生きている事"はラッキーの積み重ねで素晴らしいことなのだ!…と。
そして、誰かに助けられたいのであれば、
その誰かに愛される人間になるため努力すべきであろう。
人間誰しも、
"愛する人"が優先なのだから…。
『おいっ!!真央、大丈夫か!?』
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