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B型行進曲
B型行進曲26
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「福永さん…
"AIR JAM"って知ってますか?」
…!
「うん、懐かしいっスね…。
将吾くんたまにAIR JAMのTシャツ着てますよね?」
「あ、気付いてましたか。
2000年に終わってしまったハイスタ主催の音楽イベントの…。」
あぁ…そうだ…。
2000年の夏、まだ18歳で専門学生だった頃、
同級生の"ミカコ"から
『チケット一枚余ったからフクもいかない?』
と誘われた"AIR JAM"…。
あの時、バイトがあるからと誘いを断ってしまって、
あの後行けば良かったと後悔していたんだ…。
その日AIR JAMに行った兄貴が家に帰ってから、
ずっとその日の興奮と感動を語っていたから、よっぽどスゴいイベントだったんだろう…って。
「福永さんっ
俺はあの2000年のAIR JAMを生では観れんかった…。
その時にまだ中学生でそんなイベントあるっちゅうことさえ知らんかった!
俺はその後DVDで初めて観たんよ!!
俺はそれでHi-STANDARDを知って、感動したんよっ!!」
「…うん。」
「あの2000年のライブ観て、ギター始めよう思ったんですわ!!!」
「そうだったんだ…。」
「俺はハイスタの音楽に出会わなかったら
塀の向こう側行っとったかもしれんわ…。
荒れ狂っていたあの頃、
Hi-STANDARDを観て、『このままじゃイカン!』思ったんよ!!
ハイスタのおかげで人生が変わったんよっ!!!!!」
将吾くんはまばたきもせず、
俺を真っ直ぐみつめながら語っていた--。
あぁ…
この熱い瞳は………。
"AIR JAM"って知ってますか?」
…!
「うん、懐かしいっスね…。
将吾くんたまにAIR JAMのTシャツ着てますよね?」
「あ、気付いてましたか。
2000年に終わってしまったハイスタ主催の音楽イベントの…。」
あぁ…そうだ…。
2000年の夏、まだ18歳で専門学生だった頃、
同級生の"ミカコ"から
『チケット一枚余ったからフクもいかない?』
と誘われた"AIR JAM"…。
あの時、バイトがあるからと誘いを断ってしまって、
あの後行けば良かったと後悔していたんだ…。
その日AIR JAMに行った兄貴が家に帰ってから、
ずっとその日の興奮と感動を語っていたから、よっぽどスゴいイベントだったんだろう…って。
「福永さんっ
俺はあの2000年のAIR JAMを生では観れんかった…。
その時にまだ中学生でそんなイベントあるっちゅうことさえ知らんかった!
俺はその後DVDで初めて観たんよ!!
俺はそれでHi-STANDARDを知って、感動したんよっ!!」
「…うん。」
「あの2000年のライブ観て、ギター始めよう思ったんですわ!!!」
「そうだったんだ…。」
「俺はハイスタの音楽に出会わなかったら
塀の向こう側行っとったかもしれんわ…。
荒れ狂っていたあの頃、
Hi-STANDARDを観て、『このままじゃイカン!』思ったんよ!!
ハイスタのおかげで人生が変わったんよっ!!!!!」
将吾くんはまばたきもせず、
俺を真っ直ぐみつめながら語っていた--。
あぁ…
この熱い瞳は………。
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