陽のあたる場所

こたろ

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B型行進曲

B型行進曲18

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毎日のように遅刻を繰り返していた私は、

ある日下駄箱で同じクラスの遅刻魔

"佐藤 紗理奈"さんとばったり会って話しかけられた--。



「うん…。そうだよ。」



佐藤さんは、同じクラスの"鈴木 真琴"さんといつも一緒にいて

遅刻魔でサボり魔のギャル軍団の1人だ。



私は話したこともなかった佐藤さんに話しかけられたから

一言返事するだけで緊張していた。



「あれ~?

なんか雰囲気変わったね~?」


「…うん。」


それから2人で教室に行くと、教室には鈴木さんがいた。



「マコトおはよ~♪」



「も~サリナ遅い~っ!!

私1人で寂しかったし~っ!!」


みんなは体育の授業中だから、鈴木さんを含め教室の中は3人になった。



「あれ?

え~っと、ごめんw

何ちゃんだっけ?(笑)」


「福永です(笑)」



「福永さんね、ごめんごめんw

珍しい組み合わせじゃ~ん?(笑)」


「でしょ~?

今下駄箱でたまたま会ってさ♪

ね?フクっち♪」


「うん(笑)」



それから次の授業まで私はずっと緊張しながら2人と喋っていた。




「え、マジ?

フクっちDragon Ash好きなの!?」
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