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B型行進曲
B型行進曲17
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あの頃…17歳を目前に控えていた私は、
すっかり"兄"という宗教を信仰する信者のようになっていた(笑)
ネガティブ思考な玉木さんより
ポジティブで行動派の兄と一緒にいる方が楽しくなってきていたのだ--。
髪を切って初出勤した当日、割とパートのおばさんたちには好評だったけど
玉木さんは少しびっくりした後、あまり髪の事には触れてこなかった---。
それから相変わらず私は兄と雑誌FRUITSを観たり、
兄に音楽をいろいろと教えてもらうようになっていた。
兄も私もDragon Ashが好きという共通点を持ちながら
兄はメロコア好きで、
私はどちらかというとミクスチャーバンドやHIP HOPなんかも聴き始めるようになってきていた。
私は相変わらずCharaも好きだったし、兄はJUDY AND MARYが好きで、
Chara派とYUKI派でお互い語り合うようになっていた(笑)
「幸子、POTSHOTの歌詞マジでいいから読んでみなって(笑)」
「こないだ読んだって(笑)確かに良いね♪
でも英語だと歌詞覚えらんないし、私は日本語の曲の方が好きだなぁ♪」
私は洋楽にはあまり興味がなくて、邦楽ばかり聴いていたけど
兄は幅広く知識があり、私にあれこれ教えてくれて、話しているだけで楽しかった--。
そして迎えた17歳の私の誕生日には
玉木さんから『4℃』のリングを買ってもらって、
私は幸せの絶頂にいた--。
学校には相変わらずあまり友達がいなかったけど、
文化部系のグループの女の子とご飯を食べるようになっていたし、
学校よりも楽しいファッションや音楽、
そしていつも刺激を与えてくれる兄との時間が楽しくて♪
それから玉木さんとはバイト以外では会わなくなってきていた…。
そんな矢先に学校で、私に新たな風が吹いてきたのだ---。
「あれ?確か…
ウチらと同じクラスの子だよね?」
すっかり"兄"という宗教を信仰する信者のようになっていた(笑)
ネガティブ思考な玉木さんより
ポジティブで行動派の兄と一緒にいる方が楽しくなってきていたのだ--。
髪を切って初出勤した当日、割とパートのおばさんたちには好評だったけど
玉木さんは少しびっくりした後、あまり髪の事には触れてこなかった---。
それから相変わらず私は兄と雑誌FRUITSを観たり、
兄に音楽をいろいろと教えてもらうようになっていた。
兄も私もDragon Ashが好きという共通点を持ちながら
兄はメロコア好きで、
私はどちらかというとミクスチャーバンドやHIP HOPなんかも聴き始めるようになってきていた。
私は相変わらずCharaも好きだったし、兄はJUDY AND MARYが好きで、
Chara派とYUKI派でお互い語り合うようになっていた(笑)
「幸子、POTSHOTの歌詞マジでいいから読んでみなって(笑)」
「こないだ読んだって(笑)確かに良いね♪
でも英語だと歌詞覚えらんないし、私は日本語の曲の方が好きだなぁ♪」
私は洋楽にはあまり興味がなくて、邦楽ばかり聴いていたけど
兄は幅広く知識があり、私にあれこれ教えてくれて、話しているだけで楽しかった--。
そして迎えた17歳の私の誕生日には
玉木さんから『4℃』のリングを買ってもらって、
私は幸せの絶頂にいた--。
学校には相変わらずあまり友達がいなかったけど、
文化部系のグループの女の子とご飯を食べるようになっていたし、
学校よりも楽しいファッションや音楽、
そしていつも刺激を与えてくれる兄との時間が楽しくて♪
それから玉木さんとはバイト以外では会わなくなってきていた…。
そんな矢先に学校で、私に新たな風が吹いてきたのだ---。
「あれ?確か…
ウチらと同じクラスの子だよね?」
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