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B型行進曲
B型行進曲7
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「マジっすかw」
「マジっすw
しかもその理由が…」
そんな将吾くんが振られた理由とは、
『男としてみれない』
つまりは恋愛対象としてみれない、というものだった--。
「そんなん一番言われとぉない…
男としてホンマ情けない話ですわ
しかもキスした翌日に…。」
しかし将吾くんは、その後も結局彼女を諦めきれず、
彼女の誕生日が近づいてきた先月のこと。
将吾くんはどうしても『翠ちゃんの誕生会を祝いたい!!』と思い立ち、再び彼女に連絡し、
今月の頭になって、ついに彼女の誕生会を実行したのだという--。
「でもその誕生会の時にまた告白したってわけではないんですね?」
「そうですね。
でも俺がまだ彼女を好きっちゅうことは
彼女自身も分かっとぉはずなんですわ!!」
「でも彼女は、結局付き合う気はなさそうってことですね?」
「そうなんです…。」
「う~ん…
なんか切ないですね…。」
「もう諦めなアカンと自分でも分かっとぉ…
でも諦めきれんのですわ…。」
それから俺は、以前真央に3回告白した話をした。
「俺は3回目で諦めついたんで、
将吾くんももう一度言ってみるのもアリじゃないですかね?
でも、このまま告白しても結果は同じだと思うんです。」
「そりゃそうですわな。」
「そう、だから…何か自分が変わった時にでも。
例えば何か努力したり、
こう…なんか…自信につながるような何かをして…
自分自身が変わったと思えた時にでも。
どうですかね?」
「マジっすw
しかもその理由が…」
そんな将吾くんが振られた理由とは、
『男としてみれない』
つまりは恋愛対象としてみれない、というものだった--。
「そんなん一番言われとぉない…
男としてホンマ情けない話ですわ
しかもキスした翌日に…。」
しかし将吾くんは、その後も結局彼女を諦めきれず、
彼女の誕生日が近づいてきた先月のこと。
将吾くんはどうしても『翠ちゃんの誕生会を祝いたい!!』と思い立ち、再び彼女に連絡し、
今月の頭になって、ついに彼女の誕生会を実行したのだという--。
「でもその誕生会の時にまた告白したってわけではないんですね?」
「そうですね。
でも俺がまだ彼女を好きっちゅうことは
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「そうなんです…。」
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将吾くんももう一度言ってみるのもアリじゃないですかね?
でも、このまま告白しても結果は同じだと思うんです。」
「そりゃそうですわな。」
「そう、だから…何か自分が変わった時にでも。
例えば何か努力したり、
こう…なんか…自信につながるような何かをして…
自分自身が変わったと思えた時にでも。
どうですかね?」
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