陽のあたる場所

こたろ

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幸福の変革者

幸福の変革者13

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アルバイトのコバが突然話に割り込んで、

俺の方にグイグイと迫ってやって来た。



「バ~カ!!仕事じゃボケ!!(笑)

とりあえず顔近ぇよ!!wどけっ!!」



俺は左手でコバの顔を伏せるようにしてコバは少しよろけた。



「ハハハっ♪」



コバはおどけながら再び俺に近づいてきた。


「仕事とっちゃうの?」



「お前は俺の何だ?w

女みてぇなこと言うな!(笑)」


「アハハハっ!!

『仕事と私どっちが大事なのよぉっ!!』ってか!?(笑)」


「わりぃな!!

俺は女より仕事に生きる真面目でクールな男なんで(笑)」



コバとはいつもふざけ合う仲で、

割とキツい言葉も言えるような関係だ。


仲は良いけど…

そういや一緒に遊んだことはなかったな。



「福永さんっ!!

バカなこと言ってないで一緒にアウトレット行くよ?」

「だ~か~らぁっ!!仕事…」

「俺、福永さん行かないならマジで行かないよ?」


「だからなんでそうなるんだよ!?」


「宇野さんだってそう言ってるし!

ね、宇野さん?」



「うん。私もアウトレット行くなら福永くんと一緒に服みたいし、

福永くん来ないなら別にいいかなぁ…って。」


「ぇえ?」


「ほらっ!!

フクさん、もうこれは行くしかないっ!!」


「福永さん、私にも似合うかわいい服選んでくださいっ!!w」


「ほらっ!!

ロクもこう言ってるよ?(笑)」







「あ~っ…もう!!


分かった!!行こうっ!!!!」
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