64 / 449
クレシェンド
クレシェンド20
しおりを挟む
「大丈夫ですか?福永さんw
しっかりしてくださいよ(笑)」
「ちょっとボーっとしてたら、駅通り過ぎちゃったみたいですね。ははw
そうゆう馬場さんは何してたんですか?」
「スーパーで牛乳買ってから帰ろうと思って…」
「あ、そういえば馬場さんも高円寺でしたっけ?」
「そうですよ♪
福永さんは新宿ですよね?」
「はい♪」
「じゃあ俺はスーパー行って来るんで♪
駅は向こうなんで間違えないでくださいよ(笑)」
「ははは。
あ!!馬場さん!
スーパー行くなら多分向こうのオーケーストアの方が安いですよ?(笑)」
「あ、そうですね♪
じゃあちょうど帰り道だしオーケーに寄って行きます♪
では!!」
この職場はやたら高円寺の人が多くて、
みんな家まで歩けるような距離に住んでいる。
みんなは社員やフルタイムのアルバイトで、毎日この職場で働いているから、
そりゃ職場から近い方がいいに決まってるよな。
俺は自由人で、あまりどこかに所属するのは好きじゃないから、
自由にやりたい仕事だけやっている。
ま、だからこそ、どこでも行きやすい新宿に住んでいるのだ♪
そういえば将吾くんもいつもチャリンコで来てるし、
同じ高円寺って言ってたっけな…。
駅に向かわず立ち止まっていると
「居酒屋のご利用はいかがですか~?」
居酒屋の呼び込みの人や仕事帰りの人々でごった返していた。
今日は金曜日だから、飲みに行く人が多いようだ。
『あ、そうだ♪』
俺は馬場さんが向かったオーケーストアに向かって急に走り出していた。
数十メートル先にすぐ馬場さんが見えてきて
走ったらすぐに追いついた。
「馬場さん!!」
「あれ?どうしたんですか?」
「ハァハァっ」
「どうしたんですか?そんな急いで(笑)」
「あの、馬場さん!これから時間空いてますか?」
「…?はい。」
「良かったら…
軽く飲みにでも行きませんか?」
なんだか俺は必死になっていた…。
俺は何がしたいのだろう…。
"将を射んとすれば先ず馬を射よ"ってか!?(笑)
俺の中の好奇心とお節介が渦を巻く…。
いつの間にか導火線に火が付きだしていた---。
しっかりしてくださいよ(笑)」
「ちょっとボーっとしてたら、駅通り過ぎちゃったみたいですね。ははw
そうゆう馬場さんは何してたんですか?」
「スーパーで牛乳買ってから帰ろうと思って…」
「あ、そういえば馬場さんも高円寺でしたっけ?」
「そうですよ♪
福永さんは新宿ですよね?」
「はい♪」
「じゃあ俺はスーパー行って来るんで♪
駅は向こうなんで間違えないでくださいよ(笑)」
「ははは。
あ!!馬場さん!
スーパー行くなら多分向こうのオーケーストアの方が安いですよ?(笑)」
「あ、そうですね♪
じゃあちょうど帰り道だしオーケーに寄って行きます♪
では!!」
この職場はやたら高円寺の人が多くて、
みんな家まで歩けるような距離に住んでいる。
みんなは社員やフルタイムのアルバイトで、毎日この職場で働いているから、
そりゃ職場から近い方がいいに決まってるよな。
俺は自由人で、あまりどこかに所属するのは好きじゃないから、
自由にやりたい仕事だけやっている。
ま、だからこそ、どこでも行きやすい新宿に住んでいるのだ♪
そういえば将吾くんもいつもチャリンコで来てるし、
同じ高円寺って言ってたっけな…。
駅に向かわず立ち止まっていると
「居酒屋のご利用はいかがですか~?」
居酒屋の呼び込みの人や仕事帰りの人々でごった返していた。
今日は金曜日だから、飲みに行く人が多いようだ。
『あ、そうだ♪』
俺は馬場さんが向かったオーケーストアに向かって急に走り出していた。
数十メートル先にすぐ馬場さんが見えてきて
走ったらすぐに追いついた。
「馬場さん!!」
「あれ?どうしたんですか?」
「ハァハァっ」
「どうしたんですか?そんな急いで(笑)」
「あの、馬場さん!これから時間空いてますか?」
「…?はい。」
「良かったら…
軽く飲みにでも行きませんか?」
なんだか俺は必死になっていた…。
俺は何がしたいのだろう…。
"将を射んとすれば先ず馬を射よ"ってか!?(笑)
俺の中の好奇心とお節介が渦を巻く…。
いつの間にか導火線に火が付きだしていた---。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
島猫たちのエピソード2025
BIRD
エッセイ・ノンフィクション
「Cat nursery Larimar 」は、ひとりでは生きられない仔猫を預かり、保護者&お世話ボランティア達が協力して育てて里親の元へ送り出す「仔猫の保育所」です。
石垣島は野良猫がとても多い島。
2021年2月22日に設立した保護団体【Cat nursery Larimar(通称ラリマー)】は、自宅では出来ない保護活動を、施設にスペースを借りて頑張るボランティアの集まりです。
「保護して下さい」と言うだけなら、誰にでも出来ます。
でもそれは丸投げで、猫のために何かした内には入りません。
もっと踏み込んで、その猫の医療費やゴハン代などを負担出来る人、譲渡会を手伝える人からの依頼のみ受け付けています。
本作は、ラリマーの保護活動や、石垣島の猫ボランティアについて書いた作品です。
スコア収益は、保護猫たちのゴハンやオヤツの購入に使っています。
【完結】さよなら、私の愛した世界
東 里胡
青春
十六歳と三ヶ月、それは私・栗原夏月が生きてきた時間。
気づけば私は死んでいて、双子の姉・真柴春陽と共に自分の死の真相を探求することに。
というか私は失くしたスマホを探し出して、とっとと破棄してほしいだけ!
だって乙女のスマホには見られたくないものが入ってる。
それはまるでパンドラの箱のようなものだから――。
最期の夏休み、離ればなれだった姉妹。
娘を一人失い、情緒不安定になった母を支える元家族の織り成す新しいカタチ。
そして親友と好きだった人。
一番大好きで、だけどずっと羨ましかった姉への想い。
絡まった糸を解きながら、後悔をしないように駆け抜けていく最期の夏休み。
笑って泣ける、あたたかい物語です。

手術したらパニック障害になりました
あやは
エッセイ・ノンフィクション
パニック障害
名前は知っててもどんな病気か詳しくは知らなかった。
電車も乗れない、美容院、病院、人混みのスーパー、外食、アミューズメントパーク。全部が行けなくなる。楽しみを奪うこわい病気。
卵巣嚢腫手術後、無理をしすぎてパニック障害になってしまった私の闘病記。

絶望から始めましょう
葦家 ゆかり
現代文学
上京し銀行に就職した風谷真希(かぜたに まき)は、やりたくない仕事や恋人との破局を経て、鬱になってしまう。最後の力を振り絞って引っ越した海辺の町・下田で、海を眺め、新しい人と交流しながらなぜ自分はこうなってしまったんだろうと過去を振り返っていく。不安定な家庭、毒親、愛か何か分からない自分……。
それまでの考え方や人生をリセットし、息のしやすい新しい人生を再構築していく希望と再生の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる