22 / 449
後悔の先
後悔の先1
しおりを挟む
「やりたい事がないって…
そりゃ今ここで言っちゃダメじゃないですか!?(笑)」
「あ、そっか(笑)
治(おさむ)さんには内緒ですよ(笑)
でもホンマ、
やりたい事ないのですわ…。
だからこの仕事もなんとなく始めただけなんですよ…。」
治さんはこの仕事場を仕切るリーダーだ。
将吾くんは24歳で治さんは25歳。
2人共歳が近いからとても仲良しで、よく一緒に遊んでいるようだった。
俺は29歳でかなり年上だけど、
始めたばかりのこの仕事場では後輩にあたるし、全員に敬語を使っていた。
「ったく、なんとなくでそれだけできれば大したもんじゃないですか?
もったいないですねぇ。」
「いやいや、
俺テキトーに生きてるだけなんで(笑)
仕事もプライベートも…
俺の人生なんてテキトーっス(笑)」
そうゆう将吾くんの発言とは裏腹に仕事っぷりは真面目そのもので、
文句のつけようがないくらい、アラがなくキッチリしている。
「将吾くん、この仕事ではやりがい持てませんかね?」
「…。
ま、考えたこともないですわ。」
「……。
そういえば気になってたんですけど
将吾くんの言葉って何弁なんですか?」
そりゃ今ここで言っちゃダメじゃないですか!?(笑)」
「あ、そっか(笑)
治(おさむ)さんには内緒ですよ(笑)
でもホンマ、
やりたい事ないのですわ…。
だからこの仕事もなんとなく始めただけなんですよ…。」
治さんはこの仕事場を仕切るリーダーだ。
将吾くんは24歳で治さんは25歳。
2人共歳が近いからとても仲良しで、よく一緒に遊んでいるようだった。
俺は29歳でかなり年上だけど、
始めたばかりのこの仕事場では後輩にあたるし、全員に敬語を使っていた。
「ったく、なんとなくでそれだけできれば大したもんじゃないですか?
もったいないですねぇ。」
「いやいや、
俺テキトーに生きてるだけなんで(笑)
仕事もプライベートも…
俺の人生なんてテキトーっス(笑)」
そうゆう将吾くんの発言とは裏腹に仕事っぷりは真面目そのもので、
文句のつけようがないくらい、アラがなくキッチリしている。
「将吾くん、この仕事ではやりがい持てませんかね?」
「…。
ま、考えたこともないですわ。」
「……。
そういえば気になってたんですけど
将吾くんの言葉って何弁なんですか?」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
彷徨う屍
半道海豚
ホラー
春休みは、まもなく終わり。関東の桜は散ったが、東北はいまが盛り。気候変動の中で、いろいろな疫病が人々を苦しめている。それでも、日々の生活はいつもと同じだった。その瞬間までは。4人の高校生は旅先で、ゾンビと遭遇してしまう。周囲の人々が逃げ惑う。4人の高校生はホテルから逃げ出し、人気のない山中に向かうことにしたのだが……。

【完結】私の結婚支度金で借金を支払うそうですけど…?
まりぃべる
ファンタジー
私の両親は典型的貴族。見栄っ張り。
うちは伯爵領を賜っているけれど、借金がたまりにたまって…。その日暮らしていけるのが不思議な位。
私、マーガレットは、今年16歳。
この度、結婚の申し込みが舞い込みました。
私の結婚支度金でたまった借金を返すってウキウキしながら言うけれど…。
支度、はしなくてよろしいのでしょうか。
☆世界観は、小説の中での世界観となっています。現実とは違う所もありますので、よろしくお願いします。
【完結】さよなら、私の愛した世界
東 里胡
青春
十六歳と三ヶ月、それは私・栗原夏月が生きてきた時間。
気づけば私は死んでいて、双子の姉・真柴春陽と共に自分の死の真相を探求することに。
というか私は失くしたスマホを探し出して、とっとと破棄してほしいだけ!
だって乙女のスマホには見られたくないものが入ってる。
それはまるでパンドラの箱のようなものだから――。
最期の夏休み、離ればなれだった姉妹。
娘を一人失い、情緒不安定になった母を支える元家族の織り成す新しいカタチ。
そして親友と好きだった人。
一番大好きで、だけどずっと羨ましかった姉への想い。
絡まった糸を解きながら、後悔をしないように駆け抜けていく最期の夏休み。
笑って泣ける、あたたかい物語です。
島猫たちのエピソード2025
BIRD
エッセイ・ノンフィクション
「Cat nursery Larimar 」は、ひとりでは生きられない仔猫を預かり、保護者&お世話ボランティア達が協力して育てて里親の元へ送り出す「仔猫の保育所」です。
石垣島は野良猫がとても多い島。
2021年2月22日に設立した保護団体【Cat nursery Larimar(通称ラリマー)】は、自宅では出来ない保護活動を、施設にスペースを借りて頑張るボランティアの集まりです。
「保護して下さい」と言うだけなら、誰にでも出来ます。
でもそれは丸投げで、猫のために何かした内には入りません。
もっと踏み込んで、その猫の医療費やゴハン代などを負担出来る人、譲渡会を手伝える人からの依頼のみ受け付けています。
本作は、ラリマーの保護活動や、石垣島の猫ボランティアについて書いた作品です。
スコア収益は、保護猫たちのゴハンやオヤツの購入に使っています。

絶望から始めましょう
葦家 ゆかり
現代文学
上京し銀行に就職した風谷真希(かぜたに まき)は、やりたくない仕事や恋人との破局を経て、鬱になってしまう。最後の力を振り絞って引っ越した海辺の町・下田で、海を眺め、新しい人と交流しながらなぜ自分はこうなってしまったんだろうと過去を振り返っていく。不安定な家庭、毒親、愛か何か分からない自分……。
それまでの考え方や人生をリセットし、息のしやすい新しい人生を再構築していく希望と再生の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる