17 / 449
心の隙間
心の隙間16
しおりを挟む
店長とは言えども、まだまだ若い20代。
店長は毎度下ネタで笑いをとっていたけど
下ネタが苦手な私はいつも苦笑いで返していた。
そして毎度ながら言われるんだ…
「福永さんはホント真面目だねぇ♪」
ってね。
別にいいじゃん?真面目だって。
何が悪いのよ?
「福永さんお疲れ~♪」
と、店長から肩を揉まれる度にゾクっと鳥肌が立つ。
やたら話し掛けてきては一々身体を触ってくる店長に私は嫌気がさしていた…。
このセクハラ野郎…。
玉木さんも19歳で盛りの年頃だったし、
バイト中でも私にやたら手を出してくるけど
決して下品な下ネタなんて言わなかった。
人前でイチャ付くのはあまり好きじゃないけど
それは彼なりの"愛の表現"だと思っていたから、そのままで別にいいと思っていた。
そう、私には彼しかいなかったから…。
「ねぇ玉木さん、
MISIAの新曲買った!?」
「もちろん買いましたよ!
『陽のあたる場所』だったっけ!?
今回もすげぇいい曲だったよ♪」
店長は毎度下ネタで笑いをとっていたけど
下ネタが苦手な私はいつも苦笑いで返していた。
そして毎度ながら言われるんだ…
「福永さんはホント真面目だねぇ♪」
ってね。
別にいいじゃん?真面目だって。
何が悪いのよ?
「福永さんお疲れ~♪」
と、店長から肩を揉まれる度にゾクっと鳥肌が立つ。
やたら話し掛けてきては一々身体を触ってくる店長に私は嫌気がさしていた…。
このセクハラ野郎…。
玉木さんも19歳で盛りの年頃だったし、
バイト中でも私にやたら手を出してくるけど
決して下品な下ネタなんて言わなかった。
人前でイチャ付くのはあまり好きじゃないけど
それは彼なりの"愛の表現"だと思っていたから、そのままで別にいいと思っていた。
そう、私には彼しかいなかったから…。
「ねぇ玉木さん、
MISIAの新曲買った!?」
「もちろん買いましたよ!
『陽のあたる場所』だったっけ!?
今回もすげぇいい曲だったよ♪」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
君の手の温もりが…
海花
BL
親同士の再婚で兄弟になった俊輔と葵。
水への恐怖症を抱える俊輔を守ろうとする葵と、そんなに葵が好きだと気付いてしまった俊輔が、様々な出会いによってすれ違い傷付き、それでも惹かれ合う…。


手術したらパニック障害になりました
あやは
エッセイ・ノンフィクション
パニック障害
名前は知っててもどんな病気か詳しくは知らなかった。
電車も乗れない、美容院、病院、人混みのスーパー、外食、アミューズメントパーク。全部が行けなくなる。楽しみを奪うこわい病気。
卵巣嚢腫手術後、無理をしすぎてパニック障害になってしまった私の闘病記。
絶望から始めましょう
葦家 ゆかり
現代文学
上京し銀行に就職した風谷真希(かぜたに まき)は、やりたくない仕事や恋人との破局を経て、鬱になってしまう。最後の力を振り絞って引っ越した海辺の町・下田で、海を眺め、新しい人と交流しながらなぜ自分はこうなってしまったんだろうと過去を振り返っていく。不安定な家庭、毒親、愛か何か分からない自分……。
それまでの考え方や人生をリセットし、息のしやすい新しい人生を再構築していく希望と再生の物語。
男女について考える(ほとんど憶測と偏見とヒステリー)
月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
私は生物学も心理学も学んでいない、ただの学のない女だ。ついでに恋愛経験もない、さらには友達もいない。告白されたこともないし当然したこともない。そんなわけでこの連載は、浅い知識と経験から「なんとなく思ったこと」を感情的に書き連ねるだけのものになる。読んでも何の学びもなく、不快になるだけなのでご注意を。(※LGBTQについては分からないので、基本的に古い価値観オンリーで書きます。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる