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はじまりの話
女神様と私
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「もしもーし」
ん?誰かの声?
甘い匂いがする。
ゆっくりと目をあけるとまたまた違うところにいた。
次はふんわりとした白い空間?
そして目の前にとても綺麗な女性が立っていた。
薄いピンク色のフワフワの長い髪。
色白で綺麗な顔立ち。
綺麗な白いドレスも彼女に似合っている。
甘い匂いは彼女の香りらしい。
「ごめんなさい。大丈夫?私は女神のティアよ。」
ん?女神?物語とかにでてくる?
これはまた夢なのかもしれない。
「夢ではないわ」
ニッコリ微笑まれた。
私声に出てたのかな?
「声にはでてないわ、私は女神だから人の心が少しだけわかるのよ。ごめんなさいね、急に何もわからず知らない場所に飛ばしてしまって。」
私は飛ばされたの?ん?状況が把握できない。
益々混乱してしまう。
「ゆっくり説明するわ。あなたのお名前を聞いてなかったわね、教えてくれるかしら」
ニッコリと優しく微笑んでくれた。
どうやら悪い人ではないらしい。
「私は高瀬 萌。23才。」
質問にゆっくりと答えた。
「モエと呼ぶわね。ありがとう。あなたが最初目が覚めた時にいたところは前の世界とは違う世界。異世界になるわね。そこの森の中よ。あの森はそこまでの危険は少ない場所。」
「異世界?なにかのゲームかなんかですか?」
「いいえ、これは現実の世界。でも元の世界とは全く違うわ。世界の国や街も違うし人も違う。生き物も魔物だっているわ。でも剣や魔法がある世界なの。」
「ゲームの世界みたいですね。でも何故私が?」
「あなたに新しい世界で生きていってほしいと思ったわ。この世界で第二の人生を生きてみない?嫌になったら全然途中で終わりでいいのよ、そのままがいいと思えばずっとこちらで生きていける。お試しって感じね。」
なんかよくわからないけど、状態は把握できた。
ただ一つ疑問なのは
「でも何故私が?」
「あなたは元の世界では必要がなかったかもしれない、こちらでは重要となる魔力が強いのよ。こちらの世界で役立つはず。だから選ばれたの。魔力が強い人はたまにこうやって異世界へ飛ばされてくるわ、そしてそのまま生きていったり元の世界に戻ったりする。」
「はぁ。でもその魔力、使い方もわからないし、どうやって知らない世界で生きていくかも。」
「大丈夫よ、私がサポートする。魔力は魔法となるから。魔法は想像すればできるの。例えば、水をだしたいときは想像して願ってみたらできる。あとで少し練習しましょう。あとはこちらで生きていくための知識を教えるわ。」
なんかよくわからないまま話が進んでる気もするけど、とりあえずやってみる。
それが私だ。
今までだってそうやって生きてきた。
できない、わからないじゃない。やってみる!だ。
そして魔法の特訓をし、世界のこと、生きていく上での知識を女神様に教わった。
この世界は5つの大陸があるらしい。
大陸はそれぞれ海で繋がっている。
移動手段は船か魔物らしい。
魔物っていうのがいまいち想像がつかないが、泳いだり空を飛ぶ魔物がいるそうだ。
人々はいろんな肌色、髪色、瞳の色の人々がいて、土地の気候によって服装も違う。
これは元の世界と同じだ。
言葉は共通語があり、それは異世界にきたとたんに私も通じるようになっているとのこと。
もちろん文字も数字もだ。
これは安心だ。
悪い魔物も出ることから、冒険者などもいてギルドがあるとのこと。本当にゲームの中の世界のようだ。
少しワクワクする。
私の場合は魔力があるから魔法使いとしてギルドで登録をしておくと何かと便利だとか。
もちろん冒険者にならないといけないわけではなく、好きに生きていっていいらしい。
それはまた生活が始まってからゆっくりと考えることにする。
そのほかにも必要なことを教わる。
「まぁ細かいことはその都度教えるわ、通信できるから」
女神様、ティアは微笑みながら言ってくれた。
ん?誰かの声?
甘い匂いがする。
ゆっくりと目をあけるとまたまた違うところにいた。
次はふんわりとした白い空間?
そして目の前にとても綺麗な女性が立っていた。
薄いピンク色のフワフワの長い髪。
色白で綺麗な顔立ち。
綺麗な白いドレスも彼女に似合っている。
甘い匂いは彼女の香りらしい。
「ごめんなさい。大丈夫?私は女神のティアよ。」
ん?女神?物語とかにでてくる?
これはまた夢なのかもしれない。
「夢ではないわ」
ニッコリ微笑まれた。
私声に出てたのかな?
「声にはでてないわ、私は女神だから人の心が少しだけわかるのよ。ごめんなさいね、急に何もわからず知らない場所に飛ばしてしまって。」
私は飛ばされたの?ん?状況が把握できない。
益々混乱してしまう。
「ゆっくり説明するわ。あなたのお名前を聞いてなかったわね、教えてくれるかしら」
ニッコリと優しく微笑んでくれた。
どうやら悪い人ではないらしい。
「私は高瀬 萌。23才。」
質問にゆっくりと答えた。
「モエと呼ぶわね。ありがとう。あなたが最初目が覚めた時にいたところは前の世界とは違う世界。異世界になるわね。そこの森の中よ。あの森はそこまでの危険は少ない場所。」
「異世界?なにかのゲームかなんかですか?」
「いいえ、これは現実の世界。でも元の世界とは全く違うわ。世界の国や街も違うし人も違う。生き物も魔物だっているわ。でも剣や魔法がある世界なの。」
「ゲームの世界みたいですね。でも何故私が?」
「あなたに新しい世界で生きていってほしいと思ったわ。この世界で第二の人生を生きてみない?嫌になったら全然途中で終わりでいいのよ、そのままがいいと思えばずっとこちらで生きていける。お試しって感じね。」
なんかよくわからないけど、状態は把握できた。
ただ一つ疑問なのは
「でも何故私が?」
「あなたは元の世界では必要がなかったかもしれない、こちらでは重要となる魔力が強いのよ。こちらの世界で役立つはず。だから選ばれたの。魔力が強い人はたまにこうやって異世界へ飛ばされてくるわ、そしてそのまま生きていったり元の世界に戻ったりする。」
「はぁ。でもその魔力、使い方もわからないし、どうやって知らない世界で生きていくかも。」
「大丈夫よ、私がサポートする。魔力は魔法となるから。魔法は想像すればできるの。例えば、水をだしたいときは想像して願ってみたらできる。あとで少し練習しましょう。あとはこちらで生きていくための知識を教えるわ。」
なんかよくわからないまま話が進んでる気もするけど、とりあえずやってみる。
それが私だ。
今までだってそうやって生きてきた。
できない、わからないじゃない。やってみる!だ。
そして魔法の特訓をし、世界のこと、生きていく上での知識を女神様に教わった。
この世界は5つの大陸があるらしい。
大陸はそれぞれ海で繋がっている。
移動手段は船か魔物らしい。
魔物っていうのがいまいち想像がつかないが、泳いだり空を飛ぶ魔物がいるそうだ。
人々はいろんな肌色、髪色、瞳の色の人々がいて、土地の気候によって服装も違う。
これは元の世界と同じだ。
言葉は共通語があり、それは異世界にきたとたんに私も通じるようになっているとのこと。
もちろん文字も数字もだ。
これは安心だ。
悪い魔物も出ることから、冒険者などもいてギルドがあるとのこと。本当にゲームの中の世界のようだ。
少しワクワクする。
私の場合は魔力があるから魔法使いとしてギルドで登録をしておくと何かと便利だとか。
もちろん冒険者にならないといけないわけではなく、好きに生きていっていいらしい。
それはまた生活が始まってからゆっくりと考えることにする。
そのほかにも必要なことを教わる。
「まぁ細かいことはその都度教えるわ、通信できるから」
女神様、ティアは微笑みながら言ってくれた。
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