151 / 198
138話.新ルール
しおりを挟む
目が覚めた。
また、ここか……地下牢スタートである。
コレが意味する事は、リリスに敗北した事を意味する。
幸せそうに眠りおって、彼女の柔らかい頬を指でツンツンして気持ちを落ち着かせた。
頬をつつかれるリリスは寝ぼけていて、寝言でムニュムニュと言葉にならない言葉を発していた。
か、カワイイ……
先日の完全敗北の件は、リリスが可愛いさに免じて許すとしよう――可愛いは正義なのである。
屋敷の窓から地下室の階段に朝日が差し込んでおり――今が朝方なのが解ったので、まずは着替える事にした。
地下室から寝室へ戻り、[クリア]の魔法をかけて服を着替えた。
ノルニルに聞きたい事があるのを思い出たので、彼女の部屋へ向かった。
彼女の部屋の前に移動し扉をノックした。
「二階堂です。お話があってきました」
「はい、どうぞ入ってください」
「それじゃあ、お邪魔しますね」と言って、入口の扉を開けてノルニルの部屋へ入った。
相変わらず明るい部屋である……。
「それで話って何ですか?」と、開口一番にノルニルが聞いてきた。
「いくつか聞きたい事があって……
質問してもいいですか?」
「いいですよ。
答えれるモノならお答えしますよ」
その時、ノルニルに質問した内容は二つの事についてだった。
まず一つ目は、薬の副作用の反動はもう来ないのかという点と、なぜ副作用が出たのかという件を質問した。
ノルニルの答えは、副作用は[ヒーリング]の魔法で悪い部分を治療したのでもうでないらしい。
副作用が出た理由は、疲れが酷いという理由で、あのアイテムを使いすぎた為だ。
私が常人より魔力が多い為、一つの使用で効果を実感できなかった為に、一日に3つ程纏めて使用したが、通常は一週間に一つ使えば効果が出るアイテムなのである。
その結果、効果が暴走し本能のみが爆発してしまった訳だ。
昼と夜の魔力注入の際の異常な回復力はソレのせいだったのだろう。
とりあえず、一週間に一つの使用なら問題はないらしい……
イザという時に、一枚だけ使うようにしよう。
次に質問したのは、ノルニルに昨日の夜の記憶があるのかという件だ。
その質問した瞬間に、ノルニルは顔を赤くしたが……
彼女が昨夜の出来事を一部始終内容を伝えてくれたので私は満足した。
「朝からセクハラするとは、いい度胸ですね」と、彼女が軽く怒っていたが……それもご愛嬌だろう。
聞きたい事を全て聞き終えたので、ノルニルにこう言った。
「ノルニルさん。いや、ノルン様!!
今後ともよろしくお願いしますね」
「はい、こちらこそ」と、ノルニルが言葉を返してくれた。
そして、彼女との会話を済ませて自宅のある[セカンタの町]へ移動した。
「おはようございます」
「おはようございます。
朝ごはん用意してますよ」と、エミリーが挨拶してくれた。
エミリー達には、フローラさんの件に続いて、ノルニルさんの事も伝えるのか?
しかも、薬の件もいうべきなんだろうか?
「ハジメさん、どうかしたんですか?
何か言いたい事があるような表情してますよ」
「エミリーには敵わないなぁ。
私の考えてる事が筒抜けみたいだ……」
「そんな事ないですよ。
それでどうしたんですか?」
「エミリーは、気づいてると思うけど……
武器作りで一番キツかった時に魔道具屋で買った薬を服用したんだよね。
それで、あの夜にエミリーにも相手してもらったんだけどさ――朝方ノルニルさんに注意されたんだよね」
「はい、それが何か関係が?」
「その薬の副作用で、一緒に狩に行ってたノルニルさんを襲ってしまいました。
魔王化してない範囲で、やることをやってしまったので責任を取りたいと思ってます」
「彼女もハジメさんのお嫁に加えるんですか?」「そのつもりだったけど断られたよ」
「そうなんですか? けど、彼女もハジメさんに好意を持ってますよね?」
「うん、それはわかってるので。
彼女もアリアと同じように、ローテーションに加えてくれないかな」
「わかりました。
あまり無茶すると、またハジメさんがキツくなるんでは?」
「そうなんだよねぇ。
そこは、屋敷の地下のサキュバスと相談して対応するよ」
「それなんですけど……
夜のローテーションを無くしましょうか?」
「えっ!? いいの?」
「今回の件の発端は、リリスちゃんへの嫉妬によるローテーションの提案でしたし。
完全にソレが裏目に出て、ハジメさんここから出て行っちゃいましたし。
私達に嫌気さしたのかなって……」
「ちょっと!!
違う、違うよエミリー!!
エミリーはいつも優しくしてくれただろ。
私が疲れてるのを察して、すぐ対応してくれたじゃないか!!」
続けて、エミリーを弁護するように言った。
「今回の件は私の体質というか、魔力量が引き起こしたトラブルだから、エミリー達は何も悪くないよ。
悪いのはアイテムの効きが悪いと思って、通常は一つで充分なアイテムを二日続けて3個使った私のせいだから」
「それでも、お屋敷のほうに住んでるじゃないですか?」
あぁ、エミリーもその件には不満を持ってたみたいだ。
「私の考えをエミリーに言うね」
「まず、君達がお屋敷と自宅を自由に行き来できる環境を作ってあげたかった。
これができたので、ソコの問題は解決できてるよね」
「はい、そうですね」
「自宅はお店の二階ってこともあって、広くはあるけど人数分の個室がないから、キミ達の自由な時間がないと思っていたんだ」
「別に不自由はしてませんよ。
三人で寝る事はいつも通りのことですから……」
「うーん、それなら。
エミリー達のプライベートを持ってもらって、私はソコにお邪魔したいな」
「つまり、ハジメさんは自分で相手を選びたいと……」
「まぁ、そうですね。
正直な話、君達にローテーションを作らせるのは少し嫌だった。
私は、皆の事大事に思ってるのになんで解ってくれないだろうって」
「それなら、逆に私達がハジメさんの部屋にお邪魔してもいいんですか?」
「いいですよ。
その為に、私の部屋はベッドが大きい寝室を選んだので」
「わかりました。
週末以外はハジメさんにお任せして、週末はハジメさんの部屋に皆でお邪魔しますね」
「週末が怖いなぁ……
けど、提案したし。それでやってみましょう」
「あと、週末以外でも来てもいいですか?」
「その意味が解っているなら喜んで、一人で眠るより誰かと眠りたいし」
結局、寝室に来ると言うことは他の相手をしている事を容認しないといけなくなり。
前回、女性の匂いをさせてキャリーとシェリーが不機嫌になったことがあったが――ソレで不機嫌にならない事が前提になる訳だ。
私としてもバランスよく、各自の部屋を回るつもりだし彼女達に不満は出させないつもりだ。
「意味は分かりますよ。
今はリリスちゃんと相手した後に、色々してる様なモノなので対して変わらないかと?」
「リリスの件は、食事だからね一応は……」
「それなら、他の男性がリリスちゃんに食事を与えても良いんですか?」
「ダメ、絶対ダメ!! 絶対に許しません!!」
「それが、本当に食事なんですかねぇ……」
自分で食事だと、言っておきながら押し黙るしかなかった……
「わかりました。ローテーションの件は終わりにしましょう。
みんなには、私から伝えておきます」
「お願いしますね」
これできっと楽になるだろうと……勘違いをしていたのは言うまでもない事だった。
また、ここか……地下牢スタートである。
コレが意味する事は、リリスに敗北した事を意味する。
幸せそうに眠りおって、彼女の柔らかい頬を指でツンツンして気持ちを落ち着かせた。
頬をつつかれるリリスは寝ぼけていて、寝言でムニュムニュと言葉にならない言葉を発していた。
か、カワイイ……
先日の完全敗北の件は、リリスが可愛いさに免じて許すとしよう――可愛いは正義なのである。
屋敷の窓から地下室の階段に朝日が差し込んでおり――今が朝方なのが解ったので、まずは着替える事にした。
地下室から寝室へ戻り、[クリア]の魔法をかけて服を着替えた。
ノルニルに聞きたい事があるのを思い出たので、彼女の部屋へ向かった。
彼女の部屋の前に移動し扉をノックした。
「二階堂です。お話があってきました」
「はい、どうぞ入ってください」
「それじゃあ、お邪魔しますね」と言って、入口の扉を開けてノルニルの部屋へ入った。
相変わらず明るい部屋である……。
「それで話って何ですか?」と、開口一番にノルニルが聞いてきた。
「いくつか聞きたい事があって……
質問してもいいですか?」
「いいですよ。
答えれるモノならお答えしますよ」
その時、ノルニルに質問した内容は二つの事についてだった。
まず一つ目は、薬の副作用の反動はもう来ないのかという点と、なぜ副作用が出たのかという件を質問した。
ノルニルの答えは、副作用は[ヒーリング]の魔法で悪い部分を治療したのでもうでないらしい。
副作用が出た理由は、疲れが酷いという理由で、あのアイテムを使いすぎた為だ。
私が常人より魔力が多い為、一つの使用で効果を実感できなかった為に、一日に3つ程纏めて使用したが、通常は一週間に一つ使えば効果が出るアイテムなのである。
その結果、効果が暴走し本能のみが爆発してしまった訳だ。
昼と夜の魔力注入の際の異常な回復力はソレのせいだったのだろう。
とりあえず、一週間に一つの使用なら問題はないらしい……
イザという時に、一枚だけ使うようにしよう。
次に質問したのは、ノルニルに昨日の夜の記憶があるのかという件だ。
その質問した瞬間に、ノルニルは顔を赤くしたが……
彼女が昨夜の出来事を一部始終内容を伝えてくれたので私は満足した。
「朝からセクハラするとは、いい度胸ですね」と、彼女が軽く怒っていたが……それもご愛嬌だろう。
聞きたい事を全て聞き終えたので、ノルニルにこう言った。
「ノルニルさん。いや、ノルン様!!
今後ともよろしくお願いしますね」
「はい、こちらこそ」と、ノルニルが言葉を返してくれた。
そして、彼女との会話を済ませて自宅のある[セカンタの町]へ移動した。
「おはようございます」
「おはようございます。
朝ごはん用意してますよ」と、エミリーが挨拶してくれた。
エミリー達には、フローラさんの件に続いて、ノルニルさんの事も伝えるのか?
しかも、薬の件もいうべきなんだろうか?
「ハジメさん、どうかしたんですか?
何か言いたい事があるような表情してますよ」
「エミリーには敵わないなぁ。
私の考えてる事が筒抜けみたいだ……」
「そんな事ないですよ。
それでどうしたんですか?」
「エミリーは、気づいてると思うけど……
武器作りで一番キツかった時に魔道具屋で買った薬を服用したんだよね。
それで、あの夜にエミリーにも相手してもらったんだけどさ――朝方ノルニルさんに注意されたんだよね」
「はい、それが何か関係が?」
「その薬の副作用で、一緒に狩に行ってたノルニルさんを襲ってしまいました。
魔王化してない範囲で、やることをやってしまったので責任を取りたいと思ってます」
「彼女もハジメさんのお嫁に加えるんですか?」「そのつもりだったけど断られたよ」
「そうなんですか? けど、彼女もハジメさんに好意を持ってますよね?」
「うん、それはわかってるので。
彼女もアリアと同じように、ローテーションに加えてくれないかな」
「わかりました。
あまり無茶すると、またハジメさんがキツくなるんでは?」
「そうなんだよねぇ。
そこは、屋敷の地下のサキュバスと相談して対応するよ」
「それなんですけど……
夜のローテーションを無くしましょうか?」
「えっ!? いいの?」
「今回の件の発端は、リリスちゃんへの嫉妬によるローテーションの提案でしたし。
完全にソレが裏目に出て、ハジメさんここから出て行っちゃいましたし。
私達に嫌気さしたのかなって……」
「ちょっと!!
違う、違うよエミリー!!
エミリーはいつも優しくしてくれただろ。
私が疲れてるのを察して、すぐ対応してくれたじゃないか!!」
続けて、エミリーを弁護するように言った。
「今回の件は私の体質というか、魔力量が引き起こしたトラブルだから、エミリー達は何も悪くないよ。
悪いのはアイテムの効きが悪いと思って、通常は一つで充分なアイテムを二日続けて3個使った私のせいだから」
「それでも、お屋敷のほうに住んでるじゃないですか?」
あぁ、エミリーもその件には不満を持ってたみたいだ。
「私の考えをエミリーに言うね」
「まず、君達がお屋敷と自宅を自由に行き来できる環境を作ってあげたかった。
これができたので、ソコの問題は解決できてるよね」
「はい、そうですね」
「自宅はお店の二階ってこともあって、広くはあるけど人数分の個室がないから、キミ達の自由な時間がないと思っていたんだ」
「別に不自由はしてませんよ。
三人で寝る事はいつも通りのことですから……」
「うーん、それなら。
エミリー達のプライベートを持ってもらって、私はソコにお邪魔したいな」
「つまり、ハジメさんは自分で相手を選びたいと……」
「まぁ、そうですね。
正直な話、君達にローテーションを作らせるのは少し嫌だった。
私は、皆の事大事に思ってるのになんで解ってくれないだろうって」
「それなら、逆に私達がハジメさんの部屋にお邪魔してもいいんですか?」
「いいですよ。
その為に、私の部屋はベッドが大きい寝室を選んだので」
「わかりました。
週末以外はハジメさんにお任せして、週末はハジメさんの部屋に皆でお邪魔しますね」
「週末が怖いなぁ……
けど、提案したし。それでやってみましょう」
「あと、週末以外でも来てもいいですか?」
「その意味が解っているなら喜んで、一人で眠るより誰かと眠りたいし」
結局、寝室に来ると言うことは他の相手をしている事を容認しないといけなくなり。
前回、女性の匂いをさせてキャリーとシェリーが不機嫌になったことがあったが――ソレで不機嫌にならない事が前提になる訳だ。
私としてもバランスよく、各自の部屋を回るつもりだし彼女達に不満は出させないつもりだ。
「意味は分かりますよ。
今はリリスちゃんと相手した後に、色々してる様なモノなので対して変わらないかと?」
「リリスの件は、食事だからね一応は……」
「それなら、他の男性がリリスちゃんに食事を与えても良いんですか?」
「ダメ、絶対ダメ!! 絶対に許しません!!」
「それが、本当に食事なんですかねぇ……」
自分で食事だと、言っておきながら押し黙るしかなかった……
「わかりました。ローテーションの件は終わりにしましょう。
みんなには、私から伝えておきます」
「お願いしますね」
これできっと楽になるだろうと……勘違いをしていたのは言うまでもない事だった。
0
お気に入りに追加
1,567
あなたにおすすめの小説
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
異世界に転生をしてバリアとアイテム生成スキルで幸せに生活をしたい。
みみっく
ファンタジー
女神様の手違いで通勤途中に気を失い、気が付くと見知らぬ場所だった。目の前には知らない少女が居て、彼女が言うには・・・手違いで俺は死んでしまったらしい。手違いなので新たな世界に転生をさせてくれると言うがモンスターが居る世界だと言うので、バリアとアイテム生成スキルと無限収納を付けてもらえる事になった。幸せに暮らすために行動をしてみる・・・
俺だけレベルアップできる件~ゴミスキル【上昇】のせいで実家を追放されたが、レベルアップできる俺は世界最強に。今更土下座したところでもう遅い〜
平山和人
ファンタジー
賢者の一族に産まれたカイトは幼いころから神童と呼ばれ、周囲の期待を一心に集めていたが、15歳の成人の儀で【上昇】というスキルを授けられた。
『物質を少しだけ浮かせる』だけのゴミスキルだと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
途方にくれるカイトは偶然、【上昇】の真の力に気づく。それは産まれた時から決まり、不変であるレベルを上げることができるスキルであったのだ。
この世界で唯一、レベルアップできるようになったカイトは、モンスターを倒し、ステータスを上げていく。
その結果、カイトは世界中に名を轟かす世界最強の冒険者となった。
一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトを追放したことを後悔するのであった。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
異世界転生!ハイハイからの倍人生
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は死んでしまった。
まさか野球観戦で死ぬとは思わなかった。
ホームランボールによって頭を打ち死んでしまった僕は異世界に転生する事になった。
転生する時に女神様がいくら何でも可哀そうという事で特殊な能力を与えてくれた。
それはレベルを減らすことでステータスを無制限に倍にしていける能力だった...
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる