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123話.嫉妬
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ドワルドがいる鍛冶屋を出ると辺りが暗くなっていた。
とりあえず、お屋敷で一度リリスに会ってから自宅へ帰るとしよう。
お屋敷の前に移動すると、建物に灯りがついているのが見えた。
建物に灯りがついているので人がいる事は確認できた。
私がお屋敷に入ると、リリスが私を出迎えてくれた。
「お兄ちゃん、おかえりー!!
今日はネ、お屋敷のお掃除を沢山したんだよー!!」
「そっか、ありがとね」
「それで、今日はお兄ちゃんすごく美味しそうな匂いしてるから。
二時間程、夢の中でイイコトしてほしいなぁ」
「二時間かかるとなると結構遅くなるね……
フローラさん達に伝える事もあるし」
「私も頑張ったし。
お兄ちゃんからご褒美が欲しいなぁ」
……と言って、リリスは何かを期待するような目で上目遣いでみてきた。
「ぐぬぬ……」
文字通り小悪魔っ子め……
何故か? 厳しくできない自分が辛い。
彼女の提案を断ろうと思うのだが、脳裏に彼女が悲しむ姿が浮かんできて提案を断れないのだ。
「ちなみに、前回がエミリーさんだったんで……
今日はシェリーちゃんだよ。
二時間経ったら起こしてあげるから、いいでしょ?」
[クリア]の魔法を再度掛け直して、寝室の布団に入る決意をした。
「よし、ご褒美を与えるのも大切だよな」
「ちょろいなぁ……このご主人様。
毎日、私の相手してくれるんじゃ?」と、リリスは小さく呟いた。
私は寝室の布団に入り強制的に眠る為に[スリープ]の魔法を使い強引に眠りについた。
……
…………
急に目が覚めたような感覚だ……
屋敷の寝室に赤いドレスを着たシェリーがいる。
彼女はドレスを着たまま私に飛び込んで着た。
彼女を撫でていたら気分が少しヘンな感じになっていってる。
父性はこの前捨ててしまったので軽くマズイ状況なのは解っていた。
……
…………
「お兄ちゃん、起きて」と、リリスの声が聞こえた所で目が覚めた。
やけにスッキリしているが、異常なまでの倦怠感を感じていた。
コレがサキュバスのお仕事をしてもらった成果なのだろうか?
目を開くと、リリスが私の隣で寝ていた。
「おはよう、お兄ちゃん。
時間だよ~」
「あぁ、わかった」
「お兄ちゃんに、サキュバスについて良い事を教えてあげるね。
単一の人物から食事を貰い続けたサキュバスは、その主人の好みに成長するんだよ。
お兄ちゃん、頑張ってね♡」
へぇー、俺の好みかぁどうなるんだろうな?
それじゃ行くかと、思って立ち上がると……リリスから静止を受けた。
「お兄ちゃん、ちゃんと服きてから帰ってね捕まっちゃうよー」
おっと、寝ている間私の本体をイタズラされていたようだ。
夢の中の出来事だから、本体をイタズラせずともいいだろうに……
前回、リリスの件を隠して怒られたので今回は堂々と家に帰る事にした。
結果、怒られはしなかったが女性陣は少し不機嫌だった。
「エミリー、ゴメン。
フローラさんとドワルドさんの奥さんに伝えたい事があるからさ、道案内してくれないかな」
「まぁ、いいですけど」と、エミリーが素っ気なく答えた。
注意はされなかったけど、完全に怒っているよなぁ……
辺りが暗い中、[ライト]の魔法を使いエミリーの案内でドワルドの家に移動する。
うぐぐ……話ができない。
その後、彼女と何も話さずにドワルドの家に着いた。
「ドワルドさんの家に着きましたよ」と、エミリーが言った。
「ああ、ありがとう」
ドワルドの家の扉を、ドアノッカーでドアをノックした。
コン、コンコン!! と、音を立てて扉をノックする。
しばらくして、聞き覚えのある声が聞こえた。
「どちら様ですか?」
「夜分失礼します」と、私が言った所で……
「社長!?」という声が扉越しに聞こえた。
声だけで私の事が解ったのか?
「ちょっと社長。待ってください……」と、フローラが言って扉の前から離れたのが解った。
建物内で、ドタバタと音がしている。
「ねぇ、エミリーさん。これどういうこと?」
「ホント、ハジメさんって鈍感な時ありますよね」
「ぐぬぬ……。
自分でもわかってるから言い返せない」
しばらく待つと、いつもの状態のフローラが私を出迎えてくれた。
「えっ、エミリーさんも一緒なんですか……」と、エミリーの顔を見て少しフローラは残念そうにしていた。
その後、私達は家に上がらせてもらってお茶をご馳走してもらった。
その後に、ドワルドさんが私の武器を作る為に実家に帰って、一週間の間実家で過ごす旨を奥さんとフローラさんに伝えた。
「へぇ、ウチの旦那がそこまで熱を入れるなんて、社長さんは本当に凄い人なんですねぇ」
「そりゃそうだよ!! 私達の社長だもの」
「なんか、過大評価されまくってて少し恥ずかしいですね」と、私は言った。
私は照れて顔に出てしまっているのは間違いないだろう。
「社長さん。今後ともウチの旦那と娘をよろしくお願いしますね。
社長さんのお酒のお陰でココに定住できましたし。本当に感謝してます」
「いえ、こちらこそドワルドさんと、フローラさんには助けられてばかりですよ。
建築班のみんなには、感謝を込めて一回長期休暇でも与えようかと思ってます。
当然、休暇中も給料出しますよ」
「あのぉー、社長。
長期休暇は要りません。今の仕事楽しいですし」
「それは今度、みんなで相談しましょう。
それでは、また明日もお願いしますね」と言って、私達はドワルド邸を後にした。
「エミリーさん、ありがとう。
機嫌悪かったのに付き合ってくれて」
「いえ、私達も解ってるんですよ。
ただ、私達がどうする事もできない所で、ハジメさんとリリスさんがいると考えるとどうしようもなくて」
「それでも、その相手をしてるのは君達なんだけどね」
「それでもです!!」
「それなら、どうやったら納得できるかな?」
「そうですね。
みんなと相談してみます」と言って、意味ありげにエミリーが笑顔になった。
それから後、とある決まり事が我が家に出来た。
・一週間のウチ、四日間は[セカンタの町]で日替わりで嫁さんと一緒に寝る事。
・残り三日は、転送の魔道具が完成したらお屋敷で全員で寝る事になった。
「本番したら魔王にぃーー」と、嫁達に反対意見を言うと、皆から「我慢してください」と怒られました。
これで、今回の件は軽く収まりした。
めでたしめでたし……じゃないよ!!
絶対にキツくなる展開が目に見えている何かしら対策を取らねば……
とりあえず、お屋敷で一度リリスに会ってから自宅へ帰るとしよう。
お屋敷の前に移動すると、建物に灯りがついているのが見えた。
建物に灯りがついているので人がいる事は確認できた。
私がお屋敷に入ると、リリスが私を出迎えてくれた。
「お兄ちゃん、おかえりー!!
今日はネ、お屋敷のお掃除を沢山したんだよー!!」
「そっか、ありがとね」
「それで、今日はお兄ちゃんすごく美味しそうな匂いしてるから。
二時間程、夢の中でイイコトしてほしいなぁ」
「二時間かかるとなると結構遅くなるね……
フローラさん達に伝える事もあるし」
「私も頑張ったし。
お兄ちゃんからご褒美が欲しいなぁ」
……と言って、リリスは何かを期待するような目で上目遣いでみてきた。
「ぐぬぬ……」
文字通り小悪魔っ子め……
何故か? 厳しくできない自分が辛い。
彼女の提案を断ろうと思うのだが、脳裏に彼女が悲しむ姿が浮かんできて提案を断れないのだ。
「ちなみに、前回がエミリーさんだったんで……
今日はシェリーちゃんだよ。
二時間経ったら起こしてあげるから、いいでしょ?」
[クリア]の魔法を再度掛け直して、寝室の布団に入る決意をした。
「よし、ご褒美を与えるのも大切だよな」
「ちょろいなぁ……このご主人様。
毎日、私の相手してくれるんじゃ?」と、リリスは小さく呟いた。
私は寝室の布団に入り強制的に眠る為に[スリープ]の魔法を使い強引に眠りについた。
……
…………
急に目が覚めたような感覚だ……
屋敷の寝室に赤いドレスを着たシェリーがいる。
彼女はドレスを着たまま私に飛び込んで着た。
彼女を撫でていたら気分が少しヘンな感じになっていってる。
父性はこの前捨ててしまったので軽くマズイ状況なのは解っていた。
……
…………
「お兄ちゃん、起きて」と、リリスの声が聞こえた所で目が覚めた。
やけにスッキリしているが、異常なまでの倦怠感を感じていた。
コレがサキュバスのお仕事をしてもらった成果なのだろうか?
目を開くと、リリスが私の隣で寝ていた。
「おはよう、お兄ちゃん。
時間だよ~」
「あぁ、わかった」
「お兄ちゃんに、サキュバスについて良い事を教えてあげるね。
単一の人物から食事を貰い続けたサキュバスは、その主人の好みに成長するんだよ。
お兄ちゃん、頑張ってね♡」
へぇー、俺の好みかぁどうなるんだろうな?
それじゃ行くかと、思って立ち上がると……リリスから静止を受けた。
「お兄ちゃん、ちゃんと服きてから帰ってね捕まっちゃうよー」
おっと、寝ている間私の本体をイタズラされていたようだ。
夢の中の出来事だから、本体をイタズラせずともいいだろうに……
前回、リリスの件を隠して怒られたので今回は堂々と家に帰る事にした。
結果、怒られはしなかったが女性陣は少し不機嫌だった。
「エミリー、ゴメン。
フローラさんとドワルドさんの奥さんに伝えたい事があるからさ、道案内してくれないかな」
「まぁ、いいですけど」と、エミリーが素っ気なく答えた。
注意はされなかったけど、完全に怒っているよなぁ……
辺りが暗い中、[ライト]の魔法を使いエミリーの案内でドワルドの家に移動する。
うぐぐ……話ができない。
その後、彼女と何も話さずにドワルドの家に着いた。
「ドワルドさんの家に着きましたよ」と、エミリーが言った。
「ああ、ありがとう」
ドワルドの家の扉を、ドアノッカーでドアをノックした。
コン、コンコン!! と、音を立てて扉をノックする。
しばらくして、聞き覚えのある声が聞こえた。
「どちら様ですか?」
「夜分失礼します」と、私が言った所で……
「社長!?」という声が扉越しに聞こえた。
声だけで私の事が解ったのか?
「ちょっと社長。待ってください……」と、フローラが言って扉の前から離れたのが解った。
建物内で、ドタバタと音がしている。
「ねぇ、エミリーさん。これどういうこと?」
「ホント、ハジメさんって鈍感な時ありますよね」
「ぐぬぬ……。
自分でもわかってるから言い返せない」
しばらく待つと、いつもの状態のフローラが私を出迎えてくれた。
「えっ、エミリーさんも一緒なんですか……」と、エミリーの顔を見て少しフローラは残念そうにしていた。
その後、私達は家に上がらせてもらってお茶をご馳走してもらった。
その後に、ドワルドさんが私の武器を作る為に実家に帰って、一週間の間実家で過ごす旨を奥さんとフローラさんに伝えた。
「へぇ、ウチの旦那がそこまで熱を入れるなんて、社長さんは本当に凄い人なんですねぇ」
「そりゃそうだよ!! 私達の社長だもの」
「なんか、過大評価されまくってて少し恥ずかしいですね」と、私は言った。
私は照れて顔に出てしまっているのは間違いないだろう。
「社長さん。今後ともウチの旦那と娘をよろしくお願いしますね。
社長さんのお酒のお陰でココに定住できましたし。本当に感謝してます」
「いえ、こちらこそドワルドさんと、フローラさんには助けられてばかりですよ。
建築班のみんなには、感謝を込めて一回長期休暇でも与えようかと思ってます。
当然、休暇中も給料出しますよ」
「あのぉー、社長。
長期休暇は要りません。今の仕事楽しいですし」
「それは今度、みんなで相談しましょう。
それでは、また明日もお願いしますね」と言って、私達はドワルド邸を後にした。
「エミリーさん、ありがとう。
機嫌悪かったのに付き合ってくれて」
「いえ、私達も解ってるんですよ。
ただ、私達がどうする事もできない所で、ハジメさんとリリスさんがいると考えるとどうしようもなくて」
「それでも、その相手をしてるのは君達なんだけどね」
「それでもです!!」
「それなら、どうやったら納得できるかな?」
「そうですね。
みんなと相談してみます」と言って、意味ありげにエミリーが笑顔になった。
それから後、とある決まり事が我が家に出来た。
・一週間のウチ、四日間は[セカンタの町]で日替わりで嫁さんと一緒に寝る事。
・残り三日は、転送の魔道具が完成したらお屋敷で全員で寝る事になった。
「本番したら魔王にぃーー」と、嫁達に反対意見を言うと、皆から「我慢してください」と怒られました。
これで、今回の件は軽く収まりした。
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