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118話.ノルニルさんとお買い物1
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新しい週が始まり――
いつもの店舗業務とドワルドの送迎と、今週からもう一つ業務が増える。
更地となってしまった[サドタの街]の教会の再編計画だ。
今後は、貴族の寄付無くても運営がやっていけるように、ギルドに間に入ってもらう。
私は、[サドタの街]のギルドからもらえる新店舗の利益の一部を教会へ寄付する予定である。
[サドタの街]の街長は、リストア候の行方不明の後、役職をクビになり新しい街長が役職を担当している。
話によると、貴族の悪事に加担したという事で、前街長は奴隷の身まで階級を落とされたらしい。
私としては、あった事もないクズがどうなろうと知る由もないので別に問題はない……
今日からは、ドワルドとライアン神父の二人を[サドタの街]へ送迎する必要がある。
いつもの通常業務を終わらせて昼食を取った後に、ライアン神父とドワルドが[サドタの街]へ移動する為に2号店の店前にやってきた。
「そしたら、二人とも準備はいいですか?」
「はい」「オウ!!」
私は【転送魔法】を使い、[サドタの街]のギルド前に移動した。
「ドワルドさんは、いつも通り建築作業をお願いします」「おう、任せとけ!!」
「ライアン神父。ギルド長と新しい教会を作る為に話し合いに行きますよ」
「はい」
ギルド内に入り買取倉庫の奥へと足を運ぶ……
いつものように買取倉庫の一番奥に、サドタの街のギルド長のレクターがいた。
「よっ!! にーちゃん。
久しぶりだな!! 今日はライアン神父を連れて何の用だい?」
この街の貴族のボルグに書いてもらった。
元教会のあった土地の所有権についての書類を、レクターとライアン神父に見せた。
「教会のあったあの場所に、再度教会を立て直します」
「えっと、ハジメ君。
あの場所は色々と忌々しいので……と、言ってませんでしたか?」
「土地の所有者が私なんです。
貴族のトップがボルグ様に変わった以上、あそこ教会が立っていても問題はないでしょう?」
「それならば教会を壊さなくても良かったのでは?」
「は?
ライアン神父。あなたはこの街の教会の代表なので、もう少し考えた発言をしてくださいね。
貴方にスミス神父のようになれとは言えませんが……
流石に、情けなすぎる発言は教皇様に報告しますよ」
「ライアン神父よ。
基本的にあの貴族が罪をひっ被ってくれてはいるが……
本来ならアンタも罪をかぶる立場だと思うぞ」と、レクターが言ってきた。
「更地だからこそ、私に土地の譲渡が発生したのです。
本来なら貴方自身がコレをやるのが筋ですよ……
そんな貴方が神父だから、アリアは教会に戻りたくないと言ってるんです」
続けて私は、ライアン神父に物申した。
「今回の貴方の失態は貸しみたいなモノです。
この街の教会は状況が状況だったが――やれる事をやっていないってのが私の評価ですよ。
それに、現状は[セカンタの町]の温情で助けられてるという事を理解されてないようだ。
シスターや子供達は別にそれでもいいが、神父の貴方がそれじゃ示しがつかないですよ」
……と、厳しい言葉を投げかけた。
「貴方は言いましたよね。どこでも信仰はできると?
教会のない状態でも本来はやるべきなんですよ。
貴方は一度、大変な思いをして鍛えられるべきだ」と言うと、ライアン神父はぐうの音もでず俯くばかりだった。
「それで話を、本題に戻します。
レクターさん、教会の建築用の人員は集めてくれてるかい?」
「いつ初めてもいいように、すでに用意済みだ」
「ライアン神父。貴方の仕事は一から教会を作り直す事だ。
貴方は教会の代表だ!! 私に頼らず動いて見せてください。
まず手始めに、住居はギルドに用意してもらってるので、そこから教会の跡地に通ってください。
それと給与は出しますので安心ください」
「これは私に対するテストなのですか?」
「そうですよ(その通りだ)」
「わかりました……受けましょう」
「シスターと子供達には、新しい教会を神父が作っていると伝えておきますので、頑張ってください。
そしたら、引き続きの仕事の話はレクターさんに任せるね」
「おう、任せとけ!!」と、レクターから力強い返事を聞けたのでギルドを離れた。
そして、お屋敷前に【転送魔法】で移動した。
お屋敷の門の前で、ノルニルさんが待っていた。
「お待たせしました。
ノルニルさん。今日は案内したいところありますか?」
「そうですね、基本的なお店だと……
武器、防具、道具屋、あと服屋に行きたいです」
「服屋ですか?」
「えっと? 服屋はお嫁さん達は新しい服を着られてましたし。
オシャレ好きなのかなぁと思いまして」
「うーん、嫁さん達にはオシャレしてもらいたいんですけど――
彼女達はかなり質素な生活するタイプなんですよね」
「そうなんですね。
武器と防具と道具屋はギルドの施設の中にあるんで、まずギルドに向かいましょう。
「あっ!!それと今日も魔道具屋に最後に寄ってもらっていいですか?」
「何か必要なモノが増えましたか?」
「昨日、嫁さん達来たじゃないですか……
自宅とお屋敷を転送の魔道具で移動できるようにしようかなと思いまして」
「転送の魔道具は、ワンセット依頼しましたよね?」
「あれは、[セカンタの町]から[サドタの街]へ移動用で、今回は[セカンタの町]から、ここの屋敷へ移動用ですね」
「わかりました。最後に魔道具屋ですね」「はい、お願いします」
ノルニルはギルドへ移動し、私は彼女の後をついて行った。
ギルドの二階への階段を使って2階へ上がり武器屋のある店まで移動した。
ちなみに、武器屋の隣が防具屋だった……
私は、武器屋に入り店主に質問をした。
「今使ってる武器より、魔法適性が高く攻撃力の高い剣はないか?」
「おいおい、剣なのに魔法適性を求めるって――
お客さんは魔法剣士か何かかい?
それに、お客さんの持ってるソレはミスリルの剣じゃないか。
それ以上の品で、両方の性能を兼ね備えてる武器なんてモノは宝剣か魔剣くらいの物だろう。
純粋に魔法がメインなら杖を持てば済む話じゃないか?」
「私は商人なので、杖は適正武器ではない。
だから剣が欲しいんだ」
「んー、困ったお客さんだね。
それなら、ドワーフの刀匠にオーダーメイドして魔剣を作るのはどうだい?」
「刀匠には、どうやって会えばいい?」
「お客さんに、ドワーフの知り合いがいれば。
そこから紹介してもらえるさ」
「そうか、それならアテがある。
情報の提供感謝する」
「ノルニルさん、こっちに来て」
「はい」と、言って他の武器を見ていた。
ノルニルがこちらに近づいて来た。
「店主、情報提供の礼だ。この子に合う武器を見繕ってやってくれ。
代金は私が出す」
「「えっ!?」」と、店主とノルニルと共に驚いていた。
「有益な情報を得たんだ。
何も買わずに帰るのは商人として失礼だろ」
「そんな、高価なモノを頂くわけには……」
「そんな事気にせず、ラッキーって位に思ってくれ。
私も店主への礼の為に買い物をしたいだけだからね」
「それなら、お嬢さんは盗賊の職業をされているので、ナイフ装備ですよね?」
「ハイ」
「装備を見せてもらえますか?」と、店主に言われて、ノルニルは腰に付けてるナイフを店主に手渡した。
「鉄製ですね。この辺りでは初心者向けの装備ですね。
お客さん、本当に良いんですね?」と、最後の了承を私に確認を取って来た。
「構わんよ。ミスリル製のナイフでも別にな……」
「お客さん。一体、何モンだい?」「しがない、商人さ……」
店主はノルニルにミスリルナイフを渡し、私に2400ゴールドを請求して来た。
私は代金を店主に渡して次の店に移動した。
「防具は今のところ大丈夫なので――
次は道具屋を案内してくれるかい?」
「あっ、はい。わかりました。
新しい装備ありがとうございます」
「せっかくノルニルさんに出会えたんだし。
君の装備がイマイチで怪我でもされたら私が悲しいからね……
だけど、君も冒険者である以上、死は覚悟しておかないといけない訳だ。
だからこそ、今持てる最高の装備を買う。コレが死なない近道さ」
「本当に凄いですね。凄腕の冒険者さんみたいです」
「まぁ、武器が揃っておけば防具を揃えやすいでしょ」
……等と歩きながら会話していたら道具屋についた。
道具屋のラインナップを見ていたら。
MP回復薬等も揃っていたので、回復薬の類を一通り購入し次のお店へ向かった。
いつもの店舗業務とドワルドの送迎と、今週からもう一つ業務が増える。
更地となってしまった[サドタの街]の教会の再編計画だ。
今後は、貴族の寄付無くても運営がやっていけるように、ギルドに間に入ってもらう。
私は、[サドタの街]のギルドからもらえる新店舗の利益の一部を教会へ寄付する予定である。
[サドタの街]の街長は、リストア候の行方不明の後、役職をクビになり新しい街長が役職を担当している。
話によると、貴族の悪事に加担したという事で、前街長は奴隷の身まで階級を落とされたらしい。
私としては、あった事もないクズがどうなろうと知る由もないので別に問題はない……
今日からは、ドワルドとライアン神父の二人を[サドタの街]へ送迎する必要がある。
いつもの通常業務を終わらせて昼食を取った後に、ライアン神父とドワルドが[サドタの街]へ移動する為に2号店の店前にやってきた。
「そしたら、二人とも準備はいいですか?」
「はい」「オウ!!」
私は【転送魔法】を使い、[サドタの街]のギルド前に移動した。
「ドワルドさんは、いつも通り建築作業をお願いします」「おう、任せとけ!!」
「ライアン神父。ギルド長と新しい教会を作る為に話し合いに行きますよ」
「はい」
ギルド内に入り買取倉庫の奥へと足を運ぶ……
いつものように買取倉庫の一番奥に、サドタの街のギルド長のレクターがいた。
「よっ!! にーちゃん。
久しぶりだな!! 今日はライアン神父を連れて何の用だい?」
この街の貴族のボルグに書いてもらった。
元教会のあった土地の所有権についての書類を、レクターとライアン神父に見せた。
「教会のあったあの場所に、再度教会を立て直します」
「えっと、ハジメ君。
あの場所は色々と忌々しいので……と、言ってませんでしたか?」
「土地の所有者が私なんです。
貴族のトップがボルグ様に変わった以上、あそこ教会が立っていても問題はないでしょう?」
「それならば教会を壊さなくても良かったのでは?」
「は?
ライアン神父。あなたはこの街の教会の代表なので、もう少し考えた発言をしてくださいね。
貴方にスミス神父のようになれとは言えませんが……
流石に、情けなすぎる発言は教皇様に報告しますよ」
「ライアン神父よ。
基本的にあの貴族が罪をひっ被ってくれてはいるが……
本来ならアンタも罪をかぶる立場だと思うぞ」と、レクターが言ってきた。
「更地だからこそ、私に土地の譲渡が発生したのです。
本来なら貴方自身がコレをやるのが筋ですよ……
そんな貴方が神父だから、アリアは教会に戻りたくないと言ってるんです」
続けて私は、ライアン神父に物申した。
「今回の貴方の失態は貸しみたいなモノです。
この街の教会は状況が状況だったが――やれる事をやっていないってのが私の評価ですよ。
それに、現状は[セカンタの町]の温情で助けられてるという事を理解されてないようだ。
シスターや子供達は別にそれでもいいが、神父の貴方がそれじゃ示しがつかないですよ」
……と、厳しい言葉を投げかけた。
「貴方は言いましたよね。どこでも信仰はできると?
教会のない状態でも本来はやるべきなんですよ。
貴方は一度、大変な思いをして鍛えられるべきだ」と言うと、ライアン神父はぐうの音もでず俯くばかりだった。
「それで話を、本題に戻します。
レクターさん、教会の建築用の人員は集めてくれてるかい?」
「いつ初めてもいいように、すでに用意済みだ」
「ライアン神父。貴方の仕事は一から教会を作り直す事だ。
貴方は教会の代表だ!! 私に頼らず動いて見せてください。
まず手始めに、住居はギルドに用意してもらってるので、そこから教会の跡地に通ってください。
それと給与は出しますので安心ください」
「これは私に対するテストなのですか?」
「そうですよ(その通りだ)」
「わかりました……受けましょう」
「シスターと子供達には、新しい教会を神父が作っていると伝えておきますので、頑張ってください。
そしたら、引き続きの仕事の話はレクターさんに任せるね」
「おう、任せとけ!!」と、レクターから力強い返事を聞けたのでギルドを離れた。
そして、お屋敷前に【転送魔法】で移動した。
お屋敷の門の前で、ノルニルさんが待っていた。
「お待たせしました。
ノルニルさん。今日は案内したいところありますか?」
「そうですね、基本的なお店だと……
武器、防具、道具屋、あと服屋に行きたいです」
「服屋ですか?」
「えっと? 服屋はお嫁さん達は新しい服を着られてましたし。
オシャレ好きなのかなぁと思いまして」
「うーん、嫁さん達にはオシャレしてもらいたいんですけど――
彼女達はかなり質素な生活するタイプなんですよね」
「そうなんですね。
武器と防具と道具屋はギルドの施設の中にあるんで、まずギルドに向かいましょう。
「あっ!!それと今日も魔道具屋に最後に寄ってもらっていいですか?」
「何か必要なモノが増えましたか?」
「昨日、嫁さん達来たじゃないですか……
自宅とお屋敷を転送の魔道具で移動できるようにしようかなと思いまして」
「転送の魔道具は、ワンセット依頼しましたよね?」
「あれは、[セカンタの町]から[サドタの街]へ移動用で、今回は[セカンタの町]から、ここの屋敷へ移動用ですね」
「わかりました。最後に魔道具屋ですね」「はい、お願いします」
ノルニルはギルドへ移動し、私は彼女の後をついて行った。
ギルドの二階への階段を使って2階へ上がり武器屋のある店まで移動した。
ちなみに、武器屋の隣が防具屋だった……
私は、武器屋に入り店主に質問をした。
「今使ってる武器より、魔法適性が高く攻撃力の高い剣はないか?」
「おいおい、剣なのに魔法適性を求めるって――
お客さんは魔法剣士か何かかい?
それに、お客さんの持ってるソレはミスリルの剣じゃないか。
それ以上の品で、両方の性能を兼ね備えてる武器なんてモノは宝剣か魔剣くらいの物だろう。
純粋に魔法がメインなら杖を持てば済む話じゃないか?」
「私は商人なので、杖は適正武器ではない。
だから剣が欲しいんだ」
「んー、困ったお客さんだね。
それなら、ドワーフの刀匠にオーダーメイドして魔剣を作るのはどうだい?」
「刀匠には、どうやって会えばいい?」
「お客さんに、ドワーフの知り合いがいれば。
そこから紹介してもらえるさ」
「そうか、それならアテがある。
情報の提供感謝する」
「ノルニルさん、こっちに来て」
「はい」と、言って他の武器を見ていた。
ノルニルがこちらに近づいて来た。
「店主、情報提供の礼だ。この子に合う武器を見繕ってやってくれ。
代金は私が出す」
「「えっ!?」」と、店主とノルニルと共に驚いていた。
「有益な情報を得たんだ。
何も買わずに帰るのは商人として失礼だろ」
「そんな、高価なモノを頂くわけには……」
「そんな事気にせず、ラッキーって位に思ってくれ。
私も店主への礼の為に買い物をしたいだけだからね」
「それなら、お嬢さんは盗賊の職業をされているので、ナイフ装備ですよね?」
「ハイ」
「装備を見せてもらえますか?」と、店主に言われて、ノルニルは腰に付けてるナイフを店主に手渡した。
「鉄製ですね。この辺りでは初心者向けの装備ですね。
お客さん、本当に良いんですね?」と、最後の了承を私に確認を取って来た。
「構わんよ。ミスリル製のナイフでも別にな……」
「お客さん。一体、何モンだい?」「しがない、商人さ……」
店主はノルニルにミスリルナイフを渡し、私に2400ゴールドを請求して来た。
私は代金を店主に渡して次の店に移動した。
「防具は今のところ大丈夫なので――
次は道具屋を案内してくれるかい?」
「あっ、はい。わかりました。
新しい装備ありがとうございます」
「せっかくノルニルさんに出会えたんだし。
君の装備がイマイチで怪我でもされたら私が悲しいからね……
だけど、君も冒険者である以上、死は覚悟しておかないといけない訳だ。
だからこそ、今持てる最高の装備を買う。コレが死なない近道さ」
「本当に凄いですね。凄腕の冒険者さんみたいです」
「まぁ、武器が揃っておけば防具を揃えやすいでしょ」
……等と歩きながら会話していたら道具屋についた。
道具屋のラインナップを見ていたら。
MP回復薬等も揃っていたので、回復薬の類を一通り購入し次のお店へ向かった。
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