もふもふと異世界でスローライフを目指します!

カナデ

文字の大きさ
上 下
83 / 95
番外編

もふもふ日記 ~スノーの好きなこと~

しおりを挟む
時系列は9話と10話の間になります。番外編へと移行しました

********


 私はスノーティア、スノーなの!アリトがつけてくれた名前なの!だからずっとアリトと一緒にいるの!

 アリトはねー、この世界?に落ちて?来たんだって。で、スノーがアリトを見つけたの!
 じいじにもアリトにも褒められたの!

 でもあの時じいじとお母さんとチェダと森に居たんだけど、なんだか急にすっごく気になって。そわそわしてたら落ち着きなさい、ってお母さんに言われたんだけど、どうしても気になってスノーは走ったの。
 慌てて後ろをじいじとお母さんとチェダがついて来たんだけど、私だって森で一人でも大丈夫だもん。魔物だって一人で倒せるのに、皆心配して一人じゃダメって言うの。まだ小さいからだって。
 だからスノーは大きくなるの!大きくなれば強いからいいんだよね?

 あ!アリトのことだったの!アリトに聞かれた時も言ったけど、なんかふわーんっ!って暖かい空気がアリトからしてたんだー。そのふわーんっていうアリトの空気が私は心地よくて、アリトが撫でてくれるのも気持ち良くて、ずっと一緒に居たいって思ったの!
 だからお母さんとお父さんが、ずっと一緒に居たいなって思った人がいたらじいじとお母さんとお父さんがしているみたいに契約してもいいよって言ってたから、アリトと契約をしようって思ったんだよ!

 それからアリトと契約するまでは時間がかかったけれど、私もまだ小さいって言われるからよかったの。
 それでもね。アリトはね。契約する前もずーっと一緒にいてくれたの。私もふわーっていう温かいのがもっとふわわーんってなったの!

 アリトはね、すっごい撫でてくれるんだよ!なんか『もふもふ』って言ってた。私の毛並みがすごいふわふわつやつやで気持ちいいって言ってたの。私もアリトに撫でてもらえると気持ちいいの!

 こう、頭をなでてねー、耳の後ろのたまにむずむずする場所もがしがししてくれてね。あごのとこもすっごい気持ちいいしね。スノーがむずむずするのに脚が届かなかったりするところを、まだおはなし出来ないのに、アリトはそこをがしがし撫でてくれるんだよ!
 もうねー、こうねー、ぽわわーんって感じになってねー、すっごく気持ちがいいんだー。

 アリトはね、凄いんだよ。じいじと一緒にお家で暮らし始めてね。皆で狩ってきた獲物を皆そのまま食べていたんだけどね。じいじが自分の分をやるように、皆の分も皮を取ってくれたんだよ!
 
 血はね、臭いから皆もなるべく出し終わったのを食べてたんだけど、皮は中々うまく取れないから歯に当たってイヤだったの。内臓もキレイなのを洗って血を落としてくれて美味しかったの!
 お肉もね、すこーし焼いた方が、生よりも美味しかったの。皆も美味しい、美味しいって食べてたよ!

 それでアリトはね。

「ここを切るとな、血がどばーって出るだろ?だからこう後ろ脚を立てて血を抜いてやるんだよ。フェラル、ちょっと脚を上げて貰えるか?ああ、魔法でもいいぞ。うん、いい感じここまでは本当はすぐやった方が美味いんだ。ここまでは持って帰った時にやってくれるか?で、血を抜き終わったら毛皮を剥ぐんだけど、この時内臓に気をつけないと肉が臭くなっちゃうだろ?とくに大腸、ああ、排泄物を出すところはダメだ。お前達も上手い内臓だけ食っているんじゃないか?」
「ガウガウ」
「うん、それでな、うーん、ここは難しいかもしれないな。ちょっとやって見せるな」

 ふわわー。パパパって切って内臓が出て来たの!内臓は美味しいヤツと食べたくないヤツがあるの!あっ、あれは美味しくないヤツ!臭いヤツなの!

「で、これを取っちゃえば、内臓を傷つけないように外して、と。毛皮はもう皆が狩って来てくれたヤツがいっぱいあるから、欲しいヤツは言うから、あとはこう両足を外して、首を落として、あとは魔法の風を操って切れ目を入れてな、そこからこう体に沿って風を操作して行けば、ホラ」

 ふおおおー。いつもナイフでやってるのに、アリト、魔法で皮をとった!何回か魔法使ったら、皮が剥げたよ!

「後は魔法で水を出して血を洗いながしてっと。で、好きな大きさに風の魔法で切って、火の魔法で好きな感じに焼く。な、自分達でも美味しくご飯食べられるだろ?」

 すごーい!アリト、凄いよ!いつもアリトが作ってくれる美味しいご飯が自分で作れちゃうよ!いつでも美味しいご飯が食べられる!
 皆うれしそうに協力して他の獲物をやってたよ!

 なんかじいじも昔はやってくれたこともあったんだけれど、皆いっぱいになっちゃったから全部は出来ないからって遠慮してたんだって。
 アリト凄いよね!皆もアリトのこと凄いって言ってくれてうれしいな!

 アリトは皆のことも『もふもふ~ああ、みんないいもふもふだよ~』って言いながら撫でてたり、お腹に乗ってたりしてるのは、スノーはちょっとアリトはスノーを撫でてくれてればいいのに、って思っちゃったけど皆も大好きだしじいじも好きだから仕方ないよね。


 それでねそれでね。あとはね、アリトがね、スノーの為にブラシっていうのをね、作ってくれたんだよ。

 なんかね、最初はそれで体をこすられるとちょっとくすぐったいかな、って思ったんだけど、でもね、丁寧にアリトにそのブラシを全身にされているとね、なでなでされたり、がしがしされたりするのとは違くても気持ちがよくなったんだよ!凄いよね、アリト!

 あんなのじいじもお母さんとお父さんにも他の皆にもやってないよ!
 なんかね。アリトがブラシでスノーのことこするとね、毛がつやつやできれいになっているんだって!気持ち良かったのは、そのせいだったのかな?

 でね、皆がスノーのことをうらやましそうに見てたら、アリトがね、スノーのより大きなブラシを作ったの。
 それでね、お母さんとお父さんとかチェダとか他の皆もブラシでごしごししたの!じいじもしてたよ。そしたらみんな気持ちいいってほわわーん、ぽややーんってしてたの!

 アリト、凄いよね!!
 それから毎日皆も全員は無理だからって少しずつブラシでがしがししてもらえることになったんだよ!じいじもやるから、皆自分の番を楽しみに待ってるの。

 でもね。でもね。スノーはね、アリトと契約してるからね、アリトの特別だからね、毎日ブラシでがしがししてく
れるんだよ!!すごいでしょ!!

 毎日なでなでもしてくれるんだけどね、でもスノーが大きくなったからアリトと一緒に寝れなくなっちゃったんだよ…。
 最初はスノーが小さかったから、アリトの寝る場所で寝てたんだよ。だってずっとアリトと一緒にいたかったんだもん。ちゃんとお母さんにいいよって言ってもらったもん。
 でね、夜ね、一緒の部屋にいるとね、アリトは魔力操作?の訓練?をやってるんだけどね、アリトの座っている横にいつもすりすりしてるとね、『よしよしかわいいヤツめ』って言ってなでなでがしがししてくれたんだよ!
 えへへへへ。アリトはいつも頭なでてくれるからうれしいの。

 なのに最近お家に入りたくても扉を通れなくなちゃったの…。無理やり通ろうとしたらね、じいじとアリトにごめんね、って言われちゃったの。
 ずっとアリトと一緒だったのに…。

 スノーはね、大きくなりたかったの。だって皆に小さいからダメだって言われてずっと好きに出来なかったし。大きくなれば強くなるんだよ?お母さんとお父さんも大きいから凄くつよいもん!だから早く大きくなりたいなーってずっと思ってたの。

 でもね、大きくなってアリトと一緒にいられないなら小さいままの方がよかったのかなぁ…。

 だって、今日だってじいじとアリトは村に行ったのに、前まではスノーもロクスに乗って一緒にいったのに、おおきくなったからダメだって言われたの…。
 それに前は飛びつくと、アリトうれしそうに笑って『ほーらもふもふ~』って抱きしめて撫でてくれたのに、大きくなってからアリトに『大きくなったから飛びつかれたら潰れちゃうよ』って言われちゃったの…。

 スノーは大きくなりたいと思ってたけど、大きくなるとアリトを乗せられるのはうれしいけれど、大きいとくっついてはいられなくなっちゃうのかな…。

 大きくなったら強くなるし、大きくなるっていいことじゃないの?


「なぁに、スノー。アリトはすぐに帰って来るのに。そんなにしょんぼりして、どうしたの?」
「お母さん!だってね、私、大きくなったらお母さんみたいに強くなるし、なんでも出来るようになるって思ってたから大きくなりたかったの。でもね。大きくなったらアリトとずっと一緒にいられなくなっちゃったの…」
「ああ、あなたは小さかったからずっとアリトと一緒にいられたからね。私は大きくなってからオーストと出会ったから、そんなもんだと思ったものだけれど」

「いや!いやなの!アリトとスノーはずっと一緒にいたいの!」
「うーん。じゃあね、スノー。スノーが頑張れるなら、貴方にいい方法を教えてあげるわ。ただ凄く覚えるのは大変なのよ?まだ今の貴方が覚えるには難しいとは思うんだけど」

「お母さん、それを覚えたらアリトとずーっと、ずーっと一緒にいられるの?部屋も村も一緒にいられる?」
「ええ、そうね。スノーがちゃーんと覚えて制御出来たらそうなれるわよ」
「だったらスノーは頑張る!大きいのもいいけど、アリトとも一緒にいたいもん!」
「フフフフフ。分かったわ。本当にアリトが好きなのね。貴方はまだ小さいから契約するのもちょっとは不安だったけれど、貴方が幸せならいいわよね」

 そう言うとお母さんが久しぶりに毛づくろいをしてくれたの。アリトのブラシでがしがしもほわーんってして好きだけど、お母さんの毛づくろいもふんわりするから好き!

 そしてお母さんに魔法を教わることになったの!
 教わる時はお母さん、とっても怖かったの。でもアリトとずーっと一緒にいたいから、いっぱいいっぱい頑張ったんだよ?

「お、おおおおおおおおおーーーーっっ!!凄いな、スノー!!それ、魔法なのか?!」
『うん!お母さんが教えてくれたの!えーとね、街に入る時に使う魔法なんだって。すごーく難しかったんだよ?でもスノー、頑張ったの!アリトとずーっと一緒にいたいの!一緒の部屋で寝るの!』
「うん、うん、一緒にいような!部屋にスノーがいなくて、俺も寂しかったんだよ。大きい家を建てようかと思っちゃったよ。ありがとうな、スノー。スノーが頑張ったから、どこでも一緒にられるな!」

 えへへへへへ。ほめられちゃった!!
 それにわしゃわしゃわしゃーって小さい体を撫でてくれたの!全身感じられるから、これ好きなの!

 そう、頑張って小さくなる魔法を覚えたの!大きい魔獣の魔法なんだって!大きさをね、好きに変えられるんだよ!えっへん、スノー、凄い?頑張ったよね!

 どんな魔法かって?うーんと自分の魔力をねー、こうぎゅーーーーっとしてねー、ぎゅぎゅーんって頑張ると小さくなって、こうぱあーっって魔力をやると大きくなるんだよ。

 これからね、アリトを乗せたりー、大きいお腹に乗せてお腹を全身で撫でて貰ったりー、小さくなってアリトに抱きしめて貰ってわしゃわしゃわしゃーってなでて貰ったり一緒に寝たりも出来るの!

 そうスノーが言ったらね、アリトも『うれしい!もふもふ三昧や!』って喜んでくれたの!

 
これからもスノーはアリトとずーっと、ずーっと一緒にいるんだ!!

しおりを挟む
1巻から5巻(完結)発売中です。文庫化も始まりました!3巻3/8日発売です!無事に完結巻を刊行できたこと、お礼申し上げます。ありがとうございました!また寺田イサザ先生による、コミカライズ版の3巻まで好評発売中です!どうぞよろしくお願いいたします。
感想 210

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました

ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます

七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。 「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」 そう言われて、ミュゼは城を追い出された。 しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。 そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……

無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~

鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!  詳細は近況ボードに載せていきます! 「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」 特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。 しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。 バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて―― こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。

聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい

金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。 私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。 勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。 なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。 ※小説家になろうさんにも投稿しています。

もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜

双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」 授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。 途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。 ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。 駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。 しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。 毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。 翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。 使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった! 一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。 その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。 この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。 次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。 悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。 ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった! <第一部:疫病編> 一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24 二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29 三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31 四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4 五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8 六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11 七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18

聖女としてきたはずが要らないと言われてしまったため、異世界でふわふわパンを焼こうと思います!

伊桜らな
ファンタジー
家業パン屋さんで働くメルは、パンが大好き。 いきなり聖女召喚の儀やらで異世界に呼ばれちゃったのに「いらない」と言われて追い出されてしまう。どうすればいいか分からなかったとき、公爵家当主に拾われ公爵家にお世話になる。 衣食住は確保できたって思ったのに、パンが美味しくないしめちゃくちゃ硬い!! パン好きなメルは、厨房を使いふわふわパン作りを始める。  *表紙画は月兎なつめ様に描いて頂きました。*  ー(*)のマークはRシーンがあります。ー  少しだけ展開を変えました。申し訳ありません。  ホットランキング 1位(2021.10.17)  ファンタジーランキング1位(2021.10.17)  小説ランキング 1位(2021.10.17)  ありがとうございます。読んでくださる皆様に感謝です。

大聖女の姉と大聖者の兄の元に生まれた良くも悪くも普通の姫君、二人の絞りカスだと影で嘲笑されていたが実は一番神に祝福された存在だと発覚する。

下菊みこと
ファンタジー
絞りカスと言われて傷付き続けた姫君、それでも姉と兄が好きらしい。 ティモールとマルタは父王に詰め寄られる。結界と祝福が弱まっていると。しかしそれは当然だった。本当に神から愛されているのは、大聖女のマルタでも大聖者のティモールでもなく、平凡な妹リリィなのだから。 小説家になろう様でも投稿しています。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。