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1章 テムの町
2 転生した時のことを振り返る
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「え?え?な、なんで、お父さん?お母さん?なんでそんなに血を流して……。いやっ、いやーーーーーっ!!」
目を開けた時に、血を流し、血の気のない両親の顔を見た瞬間、頭の中に、佐藤乃蒼として生きた前世の記憶と、ノアーティとして両親に大事に育てられた記憶がまざって蘇って来て、気が付くと悲鳴を上げていた。
「いやーーーっ!お父さんっ、お母さんっ!そんな、いやっ!起きて、ねえ、起きてよ、お父さん、お母さんっ!!」
両親の間から出て起き上がり、力なく横たわる二人をゆすって起こそうとしても、死後硬直の始まった身体は温もりを取り戻すことなくどんどん固く、冷たくなって行く。そんな二人がもう起き上がることはない、と理解した時、涙が後から後から溢れて思いっきり泣き伏した。
ねえ、確かに転生させてくれる、という言葉には頷いたし、一つだけ能力をくれると言われて、まだその答えを返していなかった筈だったのに。なんで私はこんなことになっているの?ねえ、神様ーーーーー!
前世では私、佐藤乃蒼は、日本という国で普通のOLとして働いていた。
職場はブラックと言うには薄いがグレーというくらいで、たまに深夜まで残業する以外は定時で帰れる時もあった。
仕事が生きがいとう程ではなく、全てを懸けた趣味がある訳でもない、ただ毎日を流されるままに過ごしていた。
そんな私の死因はーーーーー多重衝突事故だった。
取引先に向かう為にバスに乗っていると、大型タンクローリーが横転して次々と車にぶつかり、そして炎上。その事故に私の乗ったバスは巻き込まれたのだ。
あっと思った時には横転したタンクローリーに吹き飛ばされた車が迫って来ていて、バスの横腹にぶつかった。吹き飛ばされたかのような衝撃とともにバスは横転し、そのすぐ後にタンクローリーの炎上の炎が襲って来たのをかすかに覚えている。
その時バスに乗っていた乗客は、多分十人以上はいたと思う。ちょうど学生の早めの帰り時間だったから、十代の子も何人もいたが、あの状況ではバスの乗客で助かった人はいないだろう。
それを考えると恐らくこの事故で二十人以上は亡くなったのだと思う。大事故だ。
だからか、気が付いた時には真っ白な空間をふわふわと半透明になって浮いていた時、何十人も同じ場所にいたことをぼんやりと覚えている。
『いいですかー、皆さーーん!今回の事故は、地球の人口減少の一環でしたー。なので、皆さんそれぞれ別の世界に転生していただきまーすっ!』
なに、それ!と思っても、声は出ず、身動きもできずにただ天使なのか白い羽を生やしたサングラスをかけた胡散臭い人の話をただ聞いていることしか出来なかった。
周囲の人影も一瞬蠢いた気がしたが、私と同じことを思ったに違いない。
『それではそれぞれの転生先の世界の神のところに今から飛ばしますのでー、そこで世界についての説明を聞いて下さいねー!あー、因みにー、転生する世界の中には地球で今流行りの魔法と剣のファンタジー世界じゃない世界もありますのでー、世界に対する苦情は承っていませんのであしからずー!神に説明を受けて文句を言ったら、転生せずに魂を消される可能性もありますので、そこはご注意くださいねー!ではーーー。いってらっしゃいませーーー!』
ちょっと!転生させるって言ったのに、消されるってどういうこと!とさすがにあまりにも自分勝手ないい様に腹が立ったが、その時にはあちこちへと弾き飛ばされていたのだった。
そうして次に気づいた時も、また同じような真っ白な空間に今度は一人で浮かんでいた。
『ーーーーお前が地球という世界から来た魂か。今回は試験的に一人ずつ受け入れる、ということだからな。我が世界へ転生させてやろう』
気づいた時には、圧倒的な威圧感に押され、土下座に近い体勢になっていた。当然顔を上げることなど出来ず、恐らくこの世界の神だろう存在の姿を見ることはかなわなかった。
それから一方的にこの世界、エルーディアについて基本的なことを説明された。
まあ簡単に、魔法があり、魔物や魔獣がいて、人が世界の主ではない、ということだけだったが。
『転生するにあたり、一つだけスキルという形で望む力を与えてやろう』
そう言われた時、思い浮かべたのが最近読んでいた無料のWEB小説のチート能力、異世界通販、だった。
でもすぐに物語ではなく現実として異世界の物を好き放題に取り寄せることが出来るなんてことは無理だろう、と思い立った。
『異世界の物をそのまま我が世界へ持ち込むことなどスキルの範囲を越えている。ーーー我が世界に反しない範囲での再現なら、なんとか出来るやもしれんが、それを望むか?』
そう言われて、一瞬通販で手に入れた物を売ってウハウハ無双生活、を思い浮かべた。そして、でもそうなった時に現地の家族にはどうやって説明するのか?いや、通販能力で生きて行くなら、そうなった時には一人で生きて行けばいいのか?
そう、確かに一瞬、その時の私は考えたのだ。でも、すぐにそれは現実的ではないから、別の結界のような安全に生き抜く為の能力の方がいい。
そう思考を切り替えた瞬間。
『ではな。転生した後は我との繋がりは消える。もう二度と我が関わることはない。すぐに死んでもその結果があればいいだけだからな』
その声と共に一気に意識が拡散し、消えて行くのを感じていた。
え?私、まだ選んでいないよね?答えてない、よね?え、えええっ!ちょっと、ど、どういうことーーっ!!
そうしてはっきりと意識を取り戻したのが、今、だった。
前世の記憶を取り戻したきっかけは、恐らく洗礼の時の読めない文字、だろう。
今思い返せば、水晶の板に表示されていた文字は日本語で、通販、結界、と書かれていたのだ。
そこまで思い出して、ふと気づいてしまった。
ーーーーもしかして、お父さんとお母さんが死んだのは、私のせい?私が通販スキルを使うのに、家族の存在はいらないかも?と、一瞬考えてしまったから?だから私が通販のスキルを授かる為に二人は死なないといけなかったの?
いや、まさか。そんな筈はない。だって私は実際には希望しなかった。でもーーーー。
あの時は声を出せない状態だったが、異世界の物を持ち込むのは無理だと断られたのだから、私の考えは当然あの神に筒抜けだったということだ。
え?やっぱり私があの時考えてしまったことが、叶えてくれるという一つの望みとして私に授けられたってこと?異世界通販は無理だから、その分として通販、結界と二つの能力を貰えた?
ーーーならやっぱり、私のせいで二人は、お父さんとお母さんはここで死ぬ運命を授けられてしまった、ということなの?私が前世を思い出したから、いや、転生なんてした魂だったから、あの優しいお父さんとお母さんはこんな最後を迎えねばならなかったというの?
「……いやっ、そんなの、いやよっ!お父さん、お母さんっ!私、そんなこと望んでない、望んでなかったのっ!う、うわぁああーーーーーーっ!!」
確かに前世を、佐藤乃蒼としての記憶をハッキリと思い出したのはついさっきだったが、でも、この世界でノアーティとして生を受け、八歳まで暮らして来た私も私なのだ。ずっとお父さんとお母さんに見守られ、愛されながら育ったことを、しっかりと覚えている。
目を閉じれば、「まだ嫁になんて出さないからな!」と口癖のように言っていたお父さんのことも、それにお母さんが困ったように返す声も、「お父さんのお嫁さんになる!」と私が言った言葉にお父さんがうれし泣きをしたことも、全部、全部思い出せるのだ。
「お父さん、お母さんっ……。私を、一人にしないでっ!いや、いやだよ、お父さん、お母さんっ!!」
少しずつ夕暮れが迫る中、ここが森の中の街道だということなど忘れて、すっかり冷たくなってしまった両親の身体にすがり、涙が枯れて疲れ果てて寝てしまうまで、ずっと泣き崩れていたのだった。
目を開けた時に、血を流し、血の気のない両親の顔を見た瞬間、頭の中に、佐藤乃蒼として生きた前世の記憶と、ノアーティとして両親に大事に育てられた記憶がまざって蘇って来て、気が付くと悲鳴を上げていた。
「いやーーーっ!お父さんっ、お母さんっ!そんな、いやっ!起きて、ねえ、起きてよ、お父さん、お母さんっ!!」
両親の間から出て起き上がり、力なく横たわる二人をゆすって起こそうとしても、死後硬直の始まった身体は温もりを取り戻すことなくどんどん固く、冷たくなって行く。そんな二人がもう起き上がることはない、と理解した時、涙が後から後から溢れて思いっきり泣き伏した。
ねえ、確かに転生させてくれる、という言葉には頷いたし、一つだけ能力をくれると言われて、まだその答えを返していなかった筈だったのに。なんで私はこんなことになっているの?ねえ、神様ーーーーー!
前世では私、佐藤乃蒼は、日本という国で普通のOLとして働いていた。
職場はブラックと言うには薄いがグレーというくらいで、たまに深夜まで残業する以外は定時で帰れる時もあった。
仕事が生きがいとう程ではなく、全てを懸けた趣味がある訳でもない、ただ毎日を流されるままに過ごしていた。
そんな私の死因はーーーーー多重衝突事故だった。
取引先に向かう為にバスに乗っていると、大型タンクローリーが横転して次々と車にぶつかり、そして炎上。その事故に私の乗ったバスは巻き込まれたのだ。
あっと思った時には横転したタンクローリーに吹き飛ばされた車が迫って来ていて、バスの横腹にぶつかった。吹き飛ばされたかのような衝撃とともにバスは横転し、そのすぐ後にタンクローリーの炎上の炎が襲って来たのをかすかに覚えている。
その時バスに乗っていた乗客は、多分十人以上はいたと思う。ちょうど学生の早めの帰り時間だったから、十代の子も何人もいたが、あの状況ではバスの乗客で助かった人はいないだろう。
それを考えると恐らくこの事故で二十人以上は亡くなったのだと思う。大事故だ。
だからか、気が付いた時には真っ白な空間をふわふわと半透明になって浮いていた時、何十人も同じ場所にいたことをぼんやりと覚えている。
『いいですかー、皆さーーん!今回の事故は、地球の人口減少の一環でしたー。なので、皆さんそれぞれ別の世界に転生していただきまーすっ!』
なに、それ!と思っても、声は出ず、身動きもできずにただ天使なのか白い羽を生やしたサングラスをかけた胡散臭い人の話をただ聞いていることしか出来なかった。
周囲の人影も一瞬蠢いた気がしたが、私と同じことを思ったに違いない。
『それではそれぞれの転生先の世界の神のところに今から飛ばしますのでー、そこで世界についての説明を聞いて下さいねー!あー、因みにー、転生する世界の中には地球で今流行りの魔法と剣のファンタジー世界じゃない世界もありますのでー、世界に対する苦情は承っていませんのであしからずー!神に説明を受けて文句を言ったら、転生せずに魂を消される可能性もありますので、そこはご注意くださいねー!ではーーー。いってらっしゃいませーーー!』
ちょっと!転生させるって言ったのに、消されるってどういうこと!とさすがにあまりにも自分勝手ないい様に腹が立ったが、その時にはあちこちへと弾き飛ばされていたのだった。
そうして次に気づいた時も、また同じような真っ白な空間に今度は一人で浮かんでいた。
『ーーーーお前が地球という世界から来た魂か。今回は試験的に一人ずつ受け入れる、ということだからな。我が世界へ転生させてやろう』
気づいた時には、圧倒的な威圧感に押され、土下座に近い体勢になっていた。当然顔を上げることなど出来ず、恐らくこの世界の神だろう存在の姿を見ることはかなわなかった。
それから一方的にこの世界、エルーディアについて基本的なことを説明された。
まあ簡単に、魔法があり、魔物や魔獣がいて、人が世界の主ではない、ということだけだったが。
『転生するにあたり、一つだけスキルという形で望む力を与えてやろう』
そう言われた時、思い浮かべたのが最近読んでいた無料のWEB小説のチート能力、異世界通販、だった。
でもすぐに物語ではなく現実として異世界の物を好き放題に取り寄せることが出来るなんてことは無理だろう、と思い立った。
『異世界の物をそのまま我が世界へ持ち込むことなどスキルの範囲を越えている。ーーー我が世界に反しない範囲での再現なら、なんとか出来るやもしれんが、それを望むか?』
そう言われて、一瞬通販で手に入れた物を売ってウハウハ無双生活、を思い浮かべた。そして、でもそうなった時に現地の家族にはどうやって説明するのか?いや、通販能力で生きて行くなら、そうなった時には一人で生きて行けばいいのか?
そう、確かに一瞬、その時の私は考えたのだ。でも、すぐにそれは現実的ではないから、別の結界のような安全に生き抜く為の能力の方がいい。
そう思考を切り替えた瞬間。
『ではな。転生した後は我との繋がりは消える。もう二度と我が関わることはない。すぐに死んでもその結果があればいいだけだからな』
その声と共に一気に意識が拡散し、消えて行くのを感じていた。
え?私、まだ選んでいないよね?答えてない、よね?え、えええっ!ちょっと、ど、どういうことーーっ!!
そうしてはっきりと意識を取り戻したのが、今、だった。
前世の記憶を取り戻したきっかけは、恐らく洗礼の時の読めない文字、だろう。
今思い返せば、水晶の板に表示されていた文字は日本語で、通販、結界、と書かれていたのだ。
そこまで思い出して、ふと気づいてしまった。
ーーーーもしかして、お父さんとお母さんが死んだのは、私のせい?私が通販スキルを使うのに、家族の存在はいらないかも?と、一瞬考えてしまったから?だから私が通販のスキルを授かる為に二人は死なないといけなかったの?
いや、まさか。そんな筈はない。だって私は実際には希望しなかった。でもーーーー。
あの時は声を出せない状態だったが、異世界の物を持ち込むのは無理だと断られたのだから、私の考えは当然あの神に筒抜けだったということだ。
え?やっぱり私があの時考えてしまったことが、叶えてくれるという一つの望みとして私に授けられたってこと?異世界通販は無理だから、その分として通販、結界と二つの能力を貰えた?
ーーーならやっぱり、私のせいで二人は、お父さんとお母さんはここで死ぬ運命を授けられてしまった、ということなの?私が前世を思い出したから、いや、転生なんてした魂だったから、あの優しいお父さんとお母さんはこんな最後を迎えねばならなかったというの?
「……いやっ、そんなの、いやよっ!お父さん、お母さんっ!私、そんなこと望んでない、望んでなかったのっ!う、うわぁああーーーーーーっ!!」
確かに前世を、佐藤乃蒼としての記憶をハッキリと思い出したのはついさっきだったが、でも、この世界でノアーティとして生を受け、八歳まで暮らして来た私も私なのだ。ずっとお父さんとお母さんに見守られ、愛されながら育ったことを、しっかりと覚えている。
目を閉じれば、「まだ嫁になんて出さないからな!」と口癖のように言っていたお父さんのことも、それにお母さんが困ったように返す声も、「お父さんのお嫁さんになる!」と私が言った言葉にお父さんがうれし泣きをしたことも、全部、全部思い出せるのだ。
「お父さん、お母さんっ……。私を、一人にしないでっ!いや、いやだよ、お父さん、お母さんっ!!」
少しずつ夕暮れが迫る中、ここが森の中の街道だということなど忘れて、すっかり冷たくなってしまった両親の身体にすがり、涙が枯れて疲れ果てて寝てしまうまで、ずっと泣き崩れていたのだった。
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