8 / 20
一章 辺境の森の中の小さな集落
7話
しおりを挟む
青い空、そして降り注ぐ夏の日差し。村から戻って早二月が経ち、季節は夏へと移り変わっていた。
この集落は森の中にあり、バルティモア山脈からの吹きおろしの冷たい風が吹くので温度はそれ程高くはならない。それこそ日本の夏を思えば、湿気もないのでともて過ごしやすい。けれど。
「あーーーーっ。やっぱり動くと汗が凄いわ。シルバー、そこ終わったら休憩にしましょ!」
「ガウっ」
村から集落に帰ってから、まず最初に取り組んでいるのが畑の区画整理だ。ロムさんに調味料になる苗を貰ったののもあり、全て見直すことにしたのだ。
シルバーは野菜も出せば少しは食べるが、肉食なのでほぼ肉だ。だから野菜を食べるのは私一人なのだが、天候次第で不作の年もあるので、作付け面積は変更しない予定だ。
あまりにも余ったら、村へ売りに行けばいいと思っている。ロムさんにもまた会いたいしね。村に住む気はないが、たまの買い出しなら行ってもいいよね。
現代日本知識チートで内政しよう!
と意気込んで集落に戻っては来たものの、ただ単に一人だから生活を日本式にしてみよう!という思いつきであって、別に急いでやることでもない。できるだけ快適に生活できるよう、欲しいと思った物を自分で作っていくだけだ。
ただやることがあれば、一人きりになってしまった寂しさから気がまぎれる気がしたのだ。
まあ失敗してもどうせ一人だしね?誰にも見られる訳でもないし、迷惑かけることもない。となったら好き放題にするだけだ。時間もたっぷりあるから、欲しい物はどんどんチャレンジしたいと思っている。
それで最初に取り掛かったのが、今まで住んでる人数が少なかったことから、各家の傍に少しずつあった畑を整備することだ。そうすることで、効率良く畑を使うるもりだ。
整備と言っても思い出がたっぷりある家々をどうこうするつもりもない。各家の畑毎に植える種類を変えたのだ。
麦や大麦、根菜などの主食になるものは集落の外側に作ってある広い畑に。葉類やその他の野菜にハーブ、そして貰って来た調味料の苗の畑は個別の畑で作る。調味料に関しては本数を増やす予定で広めの場所をあらかじめ決めておいた。
これを輪作にして、同じ場所に同じ野菜を作らないようにする予定だ。
あとは花なども森から根ごと持って来て植えたりもしている。そのうち染料の研究でもしようと思っている。自分の好きな色の服を着たいからね!
「せっかくだから、ピュラに木の実の苗木もわけて貰って果樹園も作っちゃおうかなー」
作っても食べるのは自分の分とシルバーだけでも、保存食各種もこの機会に作ってみたいと思う。今までは作ろうと思っても、集落の全員の分の食べる物を一人で畑の世話から収穫、森での調達をしていたのでそれだけで手いっぱいだったのだ。
この森の木の実は日本での過度に甘い品種改良品とは違うが、自然の甘さがあってこっちの方がリザの好みに合っていた。なのでお酒や酢、ジャム各種、などいくらでも作りたい物があるのだ。
これだけ準備しておけば、不作や、もし体調が悪くなったとしても食べ物に困るということもないだろう。
「よーし、シルバー休憩にするよー!昨日焼いたクッキー、シルバーも食べる?大麦で作ったヤツ」
「バウッ!」
「よし。じゃあ準備してくるから広場で待っててね」
「グウウっ」
ドンっという衝撃とともに背中にもふっとした感触が。
「んんん?シルバー、家まで帰るだけだよ?そんなに心配しなくても……」
「ガウっ、ガウウっ!」
「あー、はいはい。じゃあ一緒に行こうか」
横に並んだシルバーの毛皮をもふもふしながら家へと向かった。まったく、心配性なんだから。
村から帰って来てから、最低限の狩りの時間以外はずっとシルバーが私の傍から離れなくなった。以前もほぼ一緒だったが、今では家の中でさえついて回る程だ。
まあ、いつでももふもふ出来るから、私的にはいいんだけど。この集落にいるのに、そんなに心配しなくてもいいのにね。まあ、ついて回るシルバーもかわいいからいいけどね。
畑の区画整理以外にも、集落には井戸しかなく、お風呂を作っても入れないので、思い切って近くの小川から水を引いて水路を作る準備をしている。今は引く予定の場所を決めて、整地代わりに草をむしったりと近場の森の管理も初めた。
そして夜にはゆっくりとエリザナおばあちゃんの持っていた本も読み直している。この森のことも少しだけ書いてはあったが、村の結界についてはエリザナおばあちゃんの書き残してあった紙などを見直していても、まだ見つかってない。魔素についても推測が多く、確かなこととして書かれている本は無かった。
夜は他にも買って来た布を、チャックとかはないがボタンを作って日本風の服を作っている。かわいいスカートは作っても森しかないので無駄になるので、いつも着ているチュニックをアレンジして日本風のワンピースチュニックにしてみた。
型紙を立体型にし、ズボンも動きやすく工夫をするだけで大分着心地が違った。靴に関してはゴムの木を見つけたいところだけど、諦めつつはある。まあピュラでさえ見たことないって言ってたから、ここら辺の森にはないのだろう。
自作でも、好きな服を好きな時に着れるように頑張るつもりだ。
自分でもあれもこれもと欲張りすぎているとは思うけれど、その日にやりたくなったことをやっていたりする。まあ、内政チートをしようと決めたし、なら自由にやりたいことをやればいいよね!
「はい、シルバー」
家の前の木陰で寝そべったシルバーのお腹にしっぽに包まれて座り、クッキーを二人で食べる。当然もふもふに包まれてもふもふしないなんてことはできないので、お腹や胸の柔らかい毛やしっぽを堪能しつつ、だ。
「これからどうしようか、シルバー。畑はシルバーのおかげで大体耕せたから、あとは畝作って苗植えるだけだから、明日の早朝の涼しい時間がいいかなー」
「グルゥ」
首元に抱き着いて胸毛にうりうりと顔をすりつける。ああ、幸せだ。この一時があれば、また頑張れる。
今日は朝からシルバーに作ってみた犂を引いてもらい、農地を耕した。
犂は、朧げな記憶を頼りに適当に試作した物だ。木工は教わったので、木に大きな動物の肋骨を組み込んで作ってみた。木と骨で作るので固定が甘くてすぐにガタガタになってしまうが、それでも使わないよりも断然早い。
さすがにこの集落に鍛冶工房はないので、金具を作ることが出来ないのだ。いつか鍛冶もやってみたいけど、教わる人がいないのが難点だ。
村には鉄製の鍬はあったが、さすがにシルバーは使えない。それでもいくつか犂は使いつぶしたが、無事に畑を耕すことが出来た。
「汗もかいたし、これから少しだけ水路を掘って、その後水浴びをしようか。あ!水で思いついたけど、お風呂用に水を引くにも近くに水場があった方が便利だよね。どうせなら水路だけじゃなく、ため池も作ろう。小麦畑の近くに作れば、そこから畑に水路も作れるよね」
集落では家で使う水は広場の井戸を使い、雨が降らずに畑に水が不足している時は、小川まで汲みに行っていた。それを一人でやるのは大変だ。
だから小川から真っすぐ、この畑の近くまで引く予定だった。
「で、ため池のそばにお風呂を作ればいいかなー。キレイな水をどうやって引いてくるか、どうしようかと思っていたけど、それなら造れそうよね」
そうなると、お風呂の為の小屋も必要になるけど、屋根と囲いだけで露天風呂でもいいかな。風呂桶は木で作ろう。シルバーも入れるようにとっても大きいやつ!水が漏れそうな隙間は、粘り気のある木の樹脂でつなげれば少しはもつだろうし。後で伐採していい木をピュラに教えて貰おう。
「よし!水路の道筋を変更して、ため池ね!シルバーも協力お願いね!」
「ガウガウっ!」
水路には高低差を考えて掘らないとね。ローマ帝国の水道、どうやって作ったんだったっけ。頑張って思い出さないと!水道橋をあの時代につくれたのだから、頑張れば私も水路くらい引けるはずよ!
「じゃあタオルと着替えを家から持って来て、小川まで行きましょ!鍬も忘れずに持っていかないとね!」
スコップはないから、シルバーにも頑張って掘って貰おう。
さあ、少し水路を掘ったら水浴びして夕ご飯の支度よ!
この集落は森の中にあり、バルティモア山脈からの吹きおろしの冷たい風が吹くので温度はそれ程高くはならない。それこそ日本の夏を思えば、湿気もないのでともて過ごしやすい。けれど。
「あーーーーっ。やっぱり動くと汗が凄いわ。シルバー、そこ終わったら休憩にしましょ!」
「ガウっ」
村から集落に帰ってから、まず最初に取り組んでいるのが畑の区画整理だ。ロムさんに調味料になる苗を貰ったののもあり、全て見直すことにしたのだ。
シルバーは野菜も出せば少しは食べるが、肉食なのでほぼ肉だ。だから野菜を食べるのは私一人なのだが、天候次第で不作の年もあるので、作付け面積は変更しない予定だ。
あまりにも余ったら、村へ売りに行けばいいと思っている。ロムさんにもまた会いたいしね。村に住む気はないが、たまの買い出しなら行ってもいいよね。
現代日本知識チートで内政しよう!
と意気込んで集落に戻っては来たものの、ただ単に一人だから生活を日本式にしてみよう!という思いつきであって、別に急いでやることでもない。できるだけ快適に生活できるよう、欲しいと思った物を自分で作っていくだけだ。
ただやることがあれば、一人きりになってしまった寂しさから気がまぎれる気がしたのだ。
まあ失敗してもどうせ一人だしね?誰にも見られる訳でもないし、迷惑かけることもない。となったら好き放題にするだけだ。時間もたっぷりあるから、欲しい物はどんどんチャレンジしたいと思っている。
それで最初に取り掛かったのが、今まで住んでる人数が少なかったことから、各家の傍に少しずつあった畑を整備することだ。そうすることで、効率良く畑を使うるもりだ。
整備と言っても思い出がたっぷりある家々をどうこうするつもりもない。各家の畑毎に植える種類を変えたのだ。
麦や大麦、根菜などの主食になるものは集落の外側に作ってある広い畑に。葉類やその他の野菜にハーブ、そして貰って来た調味料の苗の畑は個別の畑で作る。調味料に関しては本数を増やす予定で広めの場所をあらかじめ決めておいた。
これを輪作にして、同じ場所に同じ野菜を作らないようにする予定だ。
あとは花なども森から根ごと持って来て植えたりもしている。そのうち染料の研究でもしようと思っている。自分の好きな色の服を着たいからね!
「せっかくだから、ピュラに木の実の苗木もわけて貰って果樹園も作っちゃおうかなー」
作っても食べるのは自分の分とシルバーだけでも、保存食各種もこの機会に作ってみたいと思う。今までは作ろうと思っても、集落の全員の分の食べる物を一人で畑の世話から収穫、森での調達をしていたのでそれだけで手いっぱいだったのだ。
この森の木の実は日本での過度に甘い品種改良品とは違うが、自然の甘さがあってこっちの方がリザの好みに合っていた。なのでお酒や酢、ジャム各種、などいくらでも作りたい物があるのだ。
これだけ準備しておけば、不作や、もし体調が悪くなったとしても食べ物に困るということもないだろう。
「よーし、シルバー休憩にするよー!昨日焼いたクッキー、シルバーも食べる?大麦で作ったヤツ」
「バウッ!」
「よし。じゃあ準備してくるから広場で待っててね」
「グウウっ」
ドンっという衝撃とともに背中にもふっとした感触が。
「んんん?シルバー、家まで帰るだけだよ?そんなに心配しなくても……」
「ガウっ、ガウウっ!」
「あー、はいはい。じゃあ一緒に行こうか」
横に並んだシルバーの毛皮をもふもふしながら家へと向かった。まったく、心配性なんだから。
村から帰って来てから、最低限の狩りの時間以外はずっとシルバーが私の傍から離れなくなった。以前もほぼ一緒だったが、今では家の中でさえついて回る程だ。
まあ、いつでももふもふ出来るから、私的にはいいんだけど。この集落にいるのに、そんなに心配しなくてもいいのにね。まあ、ついて回るシルバーもかわいいからいいけどね。
畑の区画整理以外にも、集落には井戸しかなく、お風呂を作っても入れないので、思い切って近くの小川から水を引いて水路を作る準備をしている。今は引く予定の場所を決めて、整地代わりに草をむしったりと近場の森の管理も初めた。
そして夜にはゆっくりとエリザナおばあちゃんの持っていた本も読み直している。この森のことも少しだけ書いてはあったが、村の結界についてはエリザナおばあちゃんの書き残してあった紙などを見直していても、まだ見つかってない。魔素についても推測が多く、確かなこととして書かれている本は無かった。
夜は他にも買って来た布を、チャックとかはないがボタンを作って日本風の服を作っている。かわいいスカートは作っても森しかないので無駄になるので、いつも着ているチュニックをアレンジして日本風のワンピースチュニックにしてみた。
型紙を立体型にし、ズボンも動きやすく工夫をするだけで大分着心地が違った。靴に関してはゴムの木を見つけたいところだけど、諦めつつはある。まあピュラでさえ見たことないって言ってたから、ここら辺の森にはないのだろう。
自作でも、好きな服を好きな時に着れるように頑張るつもりだ。
自分でもあれもこれもと欲張りすぎているとは思うけれど、その日にやりたくなったことをやっていたりする。まあ、内政チートをしようと決めたし、なら自由にやりたいことをやればいいよね!
「はい、シルバー」
家の前の木陰で寝そべったシルバーのお腹にしっぽに包まれて座り、クッキーを二人で食べる。当然もふもふに包まれてもふもふしないなんてことはできないので、お腹や胸の柔らかい毛やしっぽを堪能しつつ、だ。
「これからどうしようか、シルバー。畑はシルバーのおかげで大体耕せたから、あとは畝作って苗植えるだけだから、明日の早朝の涼しい時間がいいかなー」
「グルゥ」
首元に抱き着いて胸毛にうりうりと顔をすりつける。ああ、幸せだ。この一時があれば、また頑張れる。
今日は朝からシルバーに作ってみた犂を引いてもらい、農地を耕した。
犂は、朧げな記憶を頼りに適当に試作した物だ。木工は教わったので、木に大きな動物の肋骨を組み込んで作ってみた。木と骨で作るので固定が甘くてすぐにガタガタになってしまうが、それでも使わないよりも断然早い。
さすがにこの集落に鍛冶工房はないので、金具を作ることが出来ないのだ。いつか鍛冶もやってみたいけど、教わる人がいないのが難点だ。
村には鉄製の鍬はあったが、さすがにシルバーは使えない。それでもいくつか犂は使いつぶしたが、無事に畑を耕すことが出来た。
「汗もかいたし、これから少しだけ水路を掘って、その後水浴びをしようか。あ!水で思いついたけど、お風呂用に水を引くにも近くに水場があった方が便利だよね。どうせなら水路だけじゃなく、ため池も作ろう。小麦畑の近くに作れば、そこから畑に水路も作れるよね」
集落では家で使う水は広場の井戸を使い、雨が降らずに畑に水が不足している時は、小川まで汲みに行っていた。それを一人でやるのは大変だ。
だから小川から真っすぐ、この畑の近くまで引く予定だった。
「で、ため池のそばにお風呂を作ればいいかなー。キレイな水をどうやって引いてくるか、どうしようかと思っていたけど、それなら造れそうよね」
そうなると、お風呂の為の小屋も必要になるけど、屋根と囲いだけで露天風呂でもいいかな。風呂桶は木で作ろう。シルバーも入れるようにとっても大きいやつ!水が漏れそうな隙間は、粘り気のある木の樹脂でつなげれば少しはもつだろうし。後で伐採していい木をピュラに教えて貰おう。
「よし!水路の道筋を変更して、ため池ね!シルバーも協力お願いね!」
「ガウガウっ!」
水路には高低差を考えて掘らないとね。ローマ帝国の水道、どうやって作ったんだったっけ。頑張って思い出さないと!水道橋をあの時代につくれたのだから、頑張れば私も水路くらい引けるはずよ!
「じゃあタオルと着替えを家から持って来て、小川まで行きましょ!鍬も忘れずに持っていかないとね!」
スコップはないから、シルバーにも頑張って掘って貰おう。
さあ、少し水路を掘ったら水浴びして夕ご飯の支度よ!
11
お気に入りに追加
1,593
あなたにおすすめの小説
滅びる異世界に転生したけど、幼女は楽しく旅をする!
白夢
ファンタジー
何もしないでいいから、世界の終わりを見届けてほしい。
そう言われて、異世界に転生することになった。
でも、どうせ転生したなら、この異世界が滅びる前に観光しよう。
どうせ滅びる世界なら、思いっきり楽しもう。
だからわたしは旅に出た。
これは一人の幼女と小さな幻獣の、
世界なんて救わないつもりの放浪記。
〜〜〜
ご訪問ありがとうございます。
可愛い女の子が頼れる相棒と美しい世界で旅をする、幸せなファンタジーを目指しました。
ファンタジー小説大賞エントリー作品です。気に入っていただけましたら、ぜひご投票をお願いします。
お気に入り、ご感想、応援などいただければ、とても喜びます。よろしくお願いします!
23/01/08 表紙画像を変更しました
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
ボッチの少女は、精霊の加護をもらいました
星名 七緒
ファンタジー
身寄りのない少女が、異世界に飛ばされてしまいます。異世界でいろいろな人と出会い、料理を通して交流していくお話です。異世界で幸せを探して、がんばって生きていきます。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
やっと買ったマイホームの半分だけ異世界に転移してしまった
ぽてゆき
ファンタジー
涼坂直樹は可愛い妻と2人の子供のため、頑張って働いた結果ついにマイホームを手に入れた。
しかし、まさかその半分が異世界に転移してしまうとは……。
リビングの窓を開けて外に飛び出せば、そこはもう魔法やダンジョンが存在するファンタジーな異世界。
現代のごくありふれた4人(+猫1匹)家族と、異世界の住人との交流を描いたハートフルアドベンチャー物語!
転生することになりました。~神様が色々教えてくれます~
柴ちゃん
ファンタジー
突然、神様に転生する?と、聞かれた私が異世界でほのぼのすごす予定だった物語。
想像と、違ったんだけど?神様!
寿命で亡くなった長島深雪は、神様のサーヤにより、異世界に行く事になった。
神様がくれた、フェンリルのスズナとともに、異世界で妖精と契約をしたり、王子に保護されたりしています。そんななか、誘拐されるなどの危険があったりもしますが、大変なことも多いなか学校にも行き始めました❗
もふもふキュートな仲間も増え、毎日楽しく過ごしてます。
とにかくのんびりほのぼのを目指して頑張ります❗
いくぞ、「【【オー❗】】」
誤字脱字がある場合は教えてもらえるとありがたいです。
「~紹介」は、更新中ですので、たまに確認してみてください。
コメントをくれた方にはお返事します。
こんな内容をいれて欲しいなどのコメントでもOKです。
2日に1回更新しています。(予定によって変更あり)
小説家になろうの方にもこの作品を投稿しています。進みはこちらの方がはやめです。
少しでも良いと思ってくださった方、エールよろしくお願いします。_(._.)_
幼い公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
朱色の谷
ファンタジー
公爵家の末娘として生まれた6歳のティアナ
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。愛されたいと願い、愛想よく振る舞っていたが一向に興味を示してくれない…
そんな中、夢の中の本を読むと、、、
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる